今日の臨床サポート 今日の臨床サポート

著者: 安部貴大 神奈川歯科大学 臨床科学系 口腔外科学講座

監修: 近津大地 東京医科大学

著者校正/監修レビュー済:2024/03/06
患者向け説明資料

改訂のポイント:
  1.  定期レビューを行い、厚生労働省発刊の「重篤副作用疾患別対応マニュアル 抗がん剤による口内炎/薬物性口内炎(2023年4月改訂)」について加筆した[1][2]

概要・推奨   

  1. アフタ性口内炎に対してはステロイド局所投与がおそらく推奨される(推奨度2G
  1. アフタ性口内炎を随伴するベーチェット病の場合、アフタに対しては、ステロイド局所投与することがおそらく推奨される(推奨度2G
  1. PFAPA(Periodic Fever with Aphthous Pharyngitis and Adenitis)症候群の場合、全身的にはステロイド治療を行うことがおそらく推奨される(推奨度2S/CS
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  1. Hunter舌炎の患者の舌炎に対しては、原因に応じてビタミンB12あるいは葉酸を投与することがおそらく推奨される(推奨度2o)

病態・疫学・診察 

疾患情報(疫学・病態)  
  1. 口内炎とは、口腔粘膜に生じる比較的広範囲の炎症性疾患の総称である。口内炎のうち、口唇、舌、歯肉などの部位に限局して炎症が生じた場合は、各々口唇炎、舌炎、歯肉炎などの部位名で称される。
  1. 口内炎は、アフタ性口内炎、カタル性口内炎、潰瘍性口内炎、壊疽性口内炎、疱疹性口内炎、ニコチン性口内炎、放射性口内炎、抗がん剤による口内炎、薬物(主に抗菌薬、解熱消炎鎮痛剤、抗てんかん薬など)による口内炎、感染(ウイルス、細菌)による口内炎などを含む。
  1. 口腔粘膜病変のなかにも、口腔扁平苔癬、天疱瘡、多形滲出紅班など炎症を伴うものがある。
  1. 上述のとおり、口唇、舌、歯肉などの部位に限局して炎症が生じた場合は、各々口唇炎、舌炎、歯肉炎などの部位名で称され、それぞれ“口唇炎”、“舌炎”、“歯肉炎”として取り扱うことが多い。
  1. 全身疾患に伴う一症状として口腔粘膜炎を生じる場合がある。
問診・診察のポイント  
問診:
  1. 症状の経過の確認(既往歴:全身的背景がある場合がある;家族歴:家族性の場合がある;現病歴:再発が多い)

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薬剤監修について:
オーダー内の薬剤用量は日本医科大学付属病院 薬剤部 部長 伊勢雄也 以下、渡邉裕次、井ノ口岳洋、梅田将光および日本医科大学多摩永山病院 副薬剤部長 林太祐による疑義照会のプロセスを実施、疑義照会の対象については著者の方による再確認を実施しております。
※薬剤中分類、用法、同効薬、診療報酬は、エルゼビアが独自に作成した薬剤情報であり、 著者により作成された情報ではありません。
尚、用法は添付文書より、同効薬は、薬剤師監修のもとで作成しております。
※同効薬・小児・妊娠および授乳中の注意事項等は、海外の情報も掲載しており、日本の医療事情に適応しない場合があります。
※薬剤情報の(適外/適内/⽤量内/⽤量外/㊜)等の表記は、エルゼビアジャパン編集部によって記載日時にレセプトチェックソフトなどで確認し作成しております。ただし、これらの記載は、実際の保険適応の査定において保険適応及び保険適応外と判断されることを保証するものではありません。また、検査薬、輸液、血液製剤、全身麻酔薬、抗癌剤等の薬剤は保険適応の記載の一部を割愛させていただいています。
(詳細はこちらを参照)
著者のCOI(Conflicts of Interest)開示:
安部貴大 : 特に申告事項無し[2025年]
監修:近津大地 : 特に申告事項無し[2025年]

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口内炎(舌炎、アフタなど)

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