今日の臨床サポート 今日の臨床サポート

著者: 菊池透 埼玉医科大学 小児科

監修: 渡辺博 帝京大学老人保健センター

著者校正/監修レビュー済:2020/10/01
参考ガイドライン:
  1. 日本肥満学会:小児肥満症診療ガイドライン2017
  1. 日本小児科学会(日本小児医療保健協議会、栄養委員会、小児肥満小委員会):幼児肥満ガイド
患者向け説明資料

改訂のポイント:
  1. 肥満小児の頻度を更新した。
  1. 幼児肥満ガイドを引用した。幼児期の肥満予防の重要性について解説した。

概要・推奨   

  1. 出生体重と乳幼児期の成長がその後の肥満とその合併症に関連がある。高出生体重児および幼児期の急激な体重増加は、小児期以降肥満になりやすい(推奨度1)
  1. 出生体重が軽い程、腹囲増大に伴う高インスリン血症になりやすい(推奨度3)
  1. 早期にAdiposity reboundがおこった幼児は、将来肥満になりやすい(推奨度1)
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病態・疫学・診察 

疾患情報(疫学・病態)  
  1. 小児では肥満度が20%以上、かつ有意に体脂肪率が増加した状態を肥満という。(表<図表>
  1. 肥満小児の頻度は、2017年度で、男子6歳4.4%、9歳9.5%、12歳9.9%、15歳11.6%、17歳10.7%、女子6歳4.4%、9歳9.5%、12歳8.0%、15歳8.0%、17歳8.0%である。男女とも2005年度以降、減少傾向である。
 
日本人小児の年齢別肥満傾向児(肥満度+20%以上)の出現率の推移(男子、1977~2017年)

2005年以降、肥満傾向児は減少傾向である。

出典

[http://www.e-stat.go.jp/SG1/estat/NewList.do?tid=000001011648 文部科学省の学校保健統計] (改変あり)
 
日本人小児の年齢別肥満傾向児(肥満度+20%以上)の出現率の推移(女子、1977~2017年)

2005年以降、肥満傾向児は減少傾向である。

出典

[http://www.e-stat.go.jp/SG1/estat/NewList.do?tid=000001011648 文部科学省の学校保健統計] (改変あり)
 
  1. 小児肥満の病因は、遺伝素因、胎児環境(母体の肥満、妊娠糖尿病や糖尿病などの高血糖、高出生体重児)、出生後の生活習慣、乳幼児期の成長などである。それらの病因のなかで改善できるものは、生活習慣のみである。したがって、治療の中心は健全な生活習慣の指導である。
  1. 母体の肥満、妊娠糖尿病や糖尿病などの高血糖は、高出生体重児を来し、その児は、小児期から肥満になりやすい。
  1. 小児肥満の基本的病態は、成人肥満と同様に、内臓脂肪蓄積に起因するインスリン抵抗性および高インスリン血症を上流とし、血圧・脈拍の上昇、脂質異常、耐糖能異常が出現する。
  1. 小児肥満では、過体重による運動能力獲得の障害、体育の苦手、外見上の理由からいじめ、不登校など、学校生活の障害を来す。このような心理社会的な障害は、自立の障害を引き起こす可能性がある。
 
小児肥満の原因と諸問題およびその悪循環

小児肥満は、「こころとからだ」の健康障害を引き起こす。したがって、明らかな合併症がなくても、小児肥満の改善は必要である。

出典

著者提供
 
  1. 小児肥満の病態は、成人にかけてトラッキングし、動脈硬化の進展、糖尿病の慢性合併症を引き起こし、生命およびQOLの予後を左右する。また、小児期に明らかな身体的な合併症がない場合でも、成人にかけて、病態が進行すると推測される。さらに、肥満小児は、心理社会的な障害の危険因子を有している。したがって、合併症の有無や、本人の訴えの有無にかかわらず、肥満小児に対しては、生活習慣指導が必要である。この点が、成人肥満への対応と異なる。
  1. 肥満症とは、肥満に起因ないし関連する健康障害(医学的異常)を合併し、医学的に健康障害を軽減する治療を必要とする肥満を指し、疾患単位として扱う。内臓脂肪蓄積に基づく病態に限らず、呼吸障害、運動器障害、心理社会的な問題も含めたすべての健康障害を合併症としている[1]。(表<図表>
  1. メタボリックシンドロームとは、心血管病の発症リスクを上昇させるような、内臓脂肪蓄積を基盤とした高血圧、耐糖能異常、脂質異常症などの種々の代謝異常が集積した病態をいう。疾患ではなく心血管病の予防を目的とした概念である[2]
 
日本人小児のメタボリックシンドロームの診断基準(6~15歳)(厚労省研究班)

メタボリックシンドロームの診断には空腹時採血が必要である。食後採血の場合は、食後2時間以上あけるようにする。代謝異常のスクーリングとしては、腹囲のほうが、腹囲/身長比よりも優れているので、腹囲を使用することが望ましい。ただし、小学校低学年などで身長が低い場合は、腹囲/身長比の使用を考慮する。

出典

大関武彦.小児のメタボリックシンドローム概念と日本人小児の診断基準.(循環器疾患等生活習慣病対策総合研究事業)『小児期メタボリック症候群の概念・病態・診断基準の確立及び効果的介入に関するコホート研究』平成19年度総合研究報告書 2008;1-4
 
  1. 3歳時健診のBMIが1歳6カ月時健診でのBMIよりも増加している例、6歳時のBMIが3歳時健診でのBMIよりも増加している例は、その後肥満になりやすい(推奨度2)
  1. 新潟県五泉市内の小学校5年生男子307名、女子297名(総在籍数の54.5%)を対象に、3歳時BMI-1歳6カ月時BMI(ΔBMI(3歳、1.5歳)と6歳時BMI-3歳時BMI(ΔBMI(6歳、3歳)と、10歳時の肥満との関連を検討した。
  1. ΔBMI(3歳、1.5歳)およびΔBMI(6歳、3歳)を減少群あるいは増加群で2群ずつに分類し、10歳時に肥満であるオッズ比を、ΔBMI(3歳、1.5歳)かつΔBMI(6歳、3歳)の減少群をオッズ比1として示した。
  1. ΔBMI(3歳、1.5歳)減少群かつΔBMI(6歳、3歳)増加群で男子8.94、女子4.38、ΔBMI(3歳、1.5歳)増加群かつΔBMI(6歳、3歳)増加群で男子26.27、女子28.19と有意に増加した[3]
  1. 幼児期の体重増加が、小学生以降の肥満と関連していることが明らかになった。
  1. 追記:Adiposity reboundが早い小児程、肥満になりやすい。また、幼稚園、保育園の時期の体重増加がその後肥満に強く関連している。
  1. 幼児期の急激な体重増加を抑制すれば、学童期以降の肥満を抑制できると考えられる。
  1. 基本的な生活習慣は、幼児期に身につくため、この時期の生活指導は生涯の健康増進にとってとても重要である。また、この時期は、親や保育者の管理下にあるため、生活指導の効率がよい。
  1. 幼児期は、小児期の中でもっとも体重増加が少ない時期であるが、親のなかには、乳児期と同様な体重増加あると思っている者もいる。身長体重測定ごとに、成長曲線にプロットし、適正な体重増加かどうかを評価するべきである。
 
ΔBMI(3歳、1.5歳)およびΔBMI (6歳、3歳)を減少群あるいは増加群で2群ずつに分類した場合の10歳時に肥満であるオッズ比(95%信頼区間)

ΔBMI(3歳、1.5歳)およびΔBMI (6歳、3歳)を減少群あるいは増加群で2群ずつに分類し、10歳時に肥満であるオッズ比を、ΔBMI(3歳、1.5歳)かつΔBMI (6歳、3歳)の減少群をオッズ比1として示した。ΔBMI(3歳、1.5歳)減少群かつΔBMI (6歳、3歳)増加群で男子8.94、女子4.38、ΔBMI(3歳、1.5歳)増加群かつΔBMI (6歳、3歳)増加群で男子26.27、女子28.19と有意に増加した。

出典

田島孝子.幼児期のBMIおよびその変化と10歳時の肥満との関連.新潟医誌124:189-200,2012.
 
  1. 出生体重が軽い程、腹囲増大に伴う高インスリン血症になりやすい(推奨度3)
  1. 日本人肥満小児(男子256名、女子125名)を対象に、出生体重および腹囲を3分法により、それぞれ3群(出生体重:軽・中・重、腹囲:細・中・太)に分け、空腹時インスリンを比較した[4]。腹囲太群では、出生体重が軽い程、インスリンが高値であった。
  1. 追記:日本人でも、出生体重が軽い方が、内臓脂肪蓄積によるインスリン増加をきたしやすいことが推測される。
 
肥満小児における、出生体重と腹囲の3分法による空腹時インスリンの比較(男子261名、女子125名))

出生体重が軽い群のほうが、重い群よりも、腹囲増大に伴う高インスリン血症になりやすい。

出典

Toru Kikuchi, Makoto Uchiyama
Epidemiological studies of the developmental origins of adult health and disease in Japan: a pediatric perspective in present day Japan.
Clin Pediatr Endocrinol. 2010 Oct;19(4):83-90. doi: 10.1297/cpe.19.83. Epub 2010 Dec 29.
Abstract/Text The origins of adult disease are considered to relate to fetal undernutrition, and this concept is termed "developmental origins of adult health and disease" (DOHaD). Here, we describe several epidemiological studies performed in Japan and discuss whether DOHaD is applicable to children in present day Japan. In a study of healthy children and young adults, it was found that systolic blood pressure, total cholesterol and adiponectin were associated with birth weight. Hyperinsulinemia, high blood pressure, elevated transaminase levels and prevalence of metabolic syndrome in obese children were inversely correlated with birth weight and positively correlated with current weight and waist circumference. Birth weight was related to the development of type 2 diabetes in children. DOHaD is therefore considered to be applicable in Japan. The key considerations of DOHaD are the following two mismatches. The first mismatch pertains to growth and development in response to environmental influences, especially those of nutrition. The second mismatch pertains to the prenatal versus postnatal environment. We consider that the chance of children in present day Japan developing adult diseases is determined by the above mismatches. Pediatricians and schoolteachers should therefore understand the concept of DOHaD, so that they can educate both children and their families regarding an appropriate diet to reduce the likelihood of developing adult diseases in later life.

PMID 23926383
 
  1. 小児肥満の病態の中心は、成人肥満と同様に、内臓脂肪蓄積を基盤にしたインスリン抵抗性と高インスリン血症、アディポサイトカインの異常である(推奨度1)
  1. 小児肥満の病態の中心は、成人肥満と同様に、内臓脂肪蓄積に基盤にしたインスリン抵抗性と高インスリン血症、アディポサイトカインの異常を上流にし、高血圧、耐糖能異常、脂質異常症、肝機能障害という種々の代謝異常で生じる。
 
  1. トラッキング(推奨度1)
  1. 同一集団における個人の相対的な位置(ランク)が長年にわたり維持される現象をトラッキング(Tracking)現象という。
  1. この現象を予防医学にあてはめると、小児や若年者が危険因子を持つとそれが維持される、小児や若年者の危険因子の測定値は将来の測定値の予測因子となる、という意義を持つ。
  1. したがって、成人期に危険因子を持たないようするためには、小児期に、危険因子を持たないようするか、危険因子がある場合は、その治療をすることが必要である。
  1. このトラッキング現象は、小児期からの生活習慣病予防の論理的根拠の一つとなっている。
  1. 一般にトラッキング現象は、体格に関する測定値(身長、体重、BMIなど)の他、血圧、血清コレステロール、血清インスリンにみられることがわかっている。
 
5~19歳の小児が、30~48歳でメタボリックシンドローム、2型糖尿病になるオッズ比(the Princeton Follow-up Study)

米国のthe National Herat Lung and Blood Institute Lipid Research Clinics (LRC)でのPrinceton Prevalences Study(1973~76年)およびPrinceton Follow-up Study(2000~2004年)では、5~19歳、814人を対象に、BMI、メタボリックシンドローム、2型糖尿病について25~30年間追跡した。その結果、成人期のBMIは、小児期のBMIと強く関連していた(r=0.59)。成人期のメタボリックシンドロームの危険因子は、小児期のメタボリックシンドローム(オッズ比9.4, CI: 4.0-22.2)、親の糖尿病家族歴(OR=2.4, CI: 1.6-3.5)、フォローアップ時の年齢(OR=1.06, CI: 1.01-1.11)、BMIパーセンタイル値の変化(オッズ比1.025, CI: 1.018-1.033)であった。成人期の2型糖尿病の危険因子は、小児期のメタボリックシンドローム(オッズ比11.5, CI: 2.1-63.7)、親の糖尿病家族歴(オッズ比5.0, CI: 2.1-12.1)、フォローアップ時の年齢(オッズ比1.12, CI: 1.02-1.23)、人種(黒人)(オッズ比2.2, CI: 1.1-4.4)であった。

出典

John A Morrison, Lisa Aronson Friedman, Ping Wang, Charles J Glueck
Metabolic syndrome in childhood predicts adult metabolic syndrome and type 2 diabetes mellitus 25 to 30 years later.
J Pediatr. 2008 Feb;152(2):201-6. doi: 10.1016/j.jpeds.2007.09.010. Epub 2007 Nov 5.
Abstract/Text OBJECTIVE: To prospectively assess the association of the metabolic syndrome in childhood with adult metabolic syndrome and type 2 diabetes mellitus (T2DM) 25 to 30 years later.
STUDY DESIGN: Data from the National Heart Lung and Blood Institute Lipid Research Clinics (LRC) Princeton Prevalence Study (1973-1976) and the Princeton Follow-up Study (PFS, 2000-2004) were used. Body mass index (BMI = kg/m(2)) was used as the obesity measure in childhood because waist circumference was not measured at the LRC. The adult T2DM status of participants and their parents was obtained by participant report or fasting blood glucose >/=126 mg/dL. A logistic analysis for clustered samples was used to predict adult metabolic syndrome and T2DM, taking into account sibling correlations in the cohort. Pediatric metabolic syndrome, age at PFS, sex, race, change in BMI percentile, parental history of diabetes, and the interaction of pediatric metabolic syndrome and parental diabetes were explanatory variables.
RESULTS: Ages ranged from 5 to 19 years in the LRC and from 30 to 48 years in the PFS. Pediatric metabolic syndrome, parental diabetes, age at follow-up, and change in age-specific BMI percentile were significant predictors of metabolic syndrome in adulthood, and pediatric metabolic syndrome, age at follow-up, black race, and parental diabetes were significant predictors of T2DM.
CONCLUSIONS: Evaluating 5- to 19-year-old children for metabolic syndrome and family history of diabetes could identify children at increased risk of adult metabolic syndrome and T2DM, allowing prospective primary prevention of these outcomes.

PMID 18206689
 
  1. 肥満小児には、成人肥満との異なった問題がある(推奨度1)
  1. 小児期に特有の病態として、外見や運動能力低下などによる心理社会的な問題と引き続いて起きる自立の障害、副腎アンドロゲンの増加に伴う骨年齢の促進がある 。
  1. また、肥満女性では、妊娠高血圧症候群や妊娠糖尿病を合併しやすい。
  1. したがって、その児は低出生体重児や高出生体重児になりやすく、将来の糖尿病、高血圧、メタボリックシンドロームなどの危険因子を有して出生することになる。
  1. このように小児肥満は、「こころとからだ」の健康障害を引き起こす。
 
肥満男児の暦年齢と骨年齢の関連

肥満小児は、骨年齢が促進している。特に思春期前にその傾向が強い。

出典

Keisuke Nagasaki, Toru Kikuchi, Makoto Hiura, Makoto Uchiyama
Obese Japanese children have low bone mineral density after puberty.
J Bone Miner Metab. 2004;22(4):376-81. doi: 10.1007/s00774-004-0498-y.
Abstract/Text The purpose of this study was to determine the relationship between BMD and childhood obesity. We examined 1070 obese children (722 boys and 348 girls) aged 7 to 15 years. Their mean relative weight, as a percentage of the standard weight for age, height, and sex, was 152.9 +/- 14%. BMD was assessed, by a digital image processing method, in the second metacarpal bone of the left hand. We compared our results with those of healthy nonobese Japanese children based on both chronological and bone age. Mean BMD values for bone age in the obese children were significantly higher than those in control groups in boys aged 11 years and under and girls 9 years and under. On the other hand, in boys over 12 years old, BMD values for bone age were lower than those in the control groups. In girls over 11 years old, BMD values tended to be lower than those in the control groups. In conclusion, we studied the BMD of obese children from the point of view of advanced bone age. Our results showed that BMD was higher than in prepubertal obese children, but a low BMD value was found after puberty, due to poor gain of BMD during puberty. It is important to prevent obesity in childhood in order to prevent the low BMD after puberty.

PMID 15221498
問診・診察のポイント  
問診:
  1. 家族歴(両親、祖父母、兄弟):肥満、糖尿病、高血圧、脂質異常症、脂肪肝、高尿酸血症(痛風)、冠動脈疾患、脳卒中、特に母親の肥満、糖尿病の有無。

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薬剤監修について:
オーダー内の薬剤用量は日本医科大学付属病院 薬剤部 部長 伊勢雄也 以下、渡邉裕次、井ノ口岳洋、梅田将光および日本医科大学多摩永山病院 副薬剤部長 林太祐による疑義照会のプロセスを実施、疑義照会の対象については著者の方による再確認を実施しております。
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(詳細はこちらを参照)
著者のCOI(Conflicts of Interest)開示:
菊池透 : 講演料(大正製薬(株),ノボノルディスクファーマ(株)),原稿料((株)ティーアイエム)[2024年]
監修:渡辺博 : 特に申告事項無し[2025年]

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肥満症(小児科)

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