今日の臨床サポート 今日の臨床サポート

著者: 野口靖之 プライベートケアクリニック名古屋栄

監修: 小林裕明 鹿児島大学大学院医歯学総合研究科生殖病態生理学

著者校正/監修レビュー済:2025/05/29
参考ガイドライン:
  1. 日本産科婦人科学会/日本産婦人科医会:産婦人科診療ガイドライン 婦人科外来編 2023
  1. 日本性感染症学会:性感染症 診断・治療ガイドライン2020
患者向け説明資料

改訂のポイント:
  1. 『産婦人科診療ガイドライン 婦人科外来編 2023』『性感染症 診断・治療ガイドライン 2020』に基づき、改訂を行った。
  1. 疫学について、定点当たりの報告数を微減から微増へと修正した。

概要・推奨   

疾患の背景
  1. 主に性行為により罹患し、子宮頸管炎や骨盤内炎症性疾患だけでなく、咽頭炎、結膜炎を引き起こす。
  1. 上行感染により卵管炎、骨盤内炎症性疾患、肝周囲炎(Fitz-Hugh-Curtis症候群:FHCS)を引き起こす。
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病態・疫学・診察 

疾患情報(疫学・病態)  
  1. 女性における淋菌感染症の報告数はクラミジアに比べると1/10程度である。
  1. 定点当たり報告数は、男性の方が高いが、近年微増に転じている。
 
定点あたり性感染症報告数の年次推移(女性)

参考文献:
厚生労働省 HPデータ(https://www.mhlw.go.jp/topics/2005/04/tp0411-1.html)

出典

著者提供
 
年齢別にみた淋菌感染症の定点あたり報告数の年次推移(女性)

参考:厚生労働省HPデータ(https://www.mhlw.go.jp/topics/2005/04/tp0411-1.html)

出典

著者提供
 
  1. 女性では子宮頸管炎が最も多いが、骨盤内炎症性疾患(PID)のほか性行動の多様化から咽頭感染などの性器外感染が増加し、咽頭感染のみもしばしばみられる。
  1. 診断は培養、核酸増幅法などによる淋菌の検出である。グラム染色・鏡検による方法は男性の尿道炎ではきわめて有用であるが、ほかに常在するグラム陰性双球菌が存在するため子宮頸管炎や咽頭感染には適切ではない。なお淋菌と同部位への感染の多いクラミジア・トラコマチスの同時感染もあり、その検索も必要である。
  1. 治療においては淋菌の薬剤耐性化が顕著であることを考慮して抗菌薬を選択する。パートナーの治療も必須である。
  1. 淋菌感染症は、感染症法の5類感染症に分類され、性感染症定点医療機関(産婦人科等医療機関)では、月単位で最寄の保健所に届け出る必要がある。
問診・診察のポイント  
問診:
  1. 性感染症の既往や最近の性行動(特に無防備な性交やオーラルセックス、複数のパートナーの有無など)の確認をする。

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薬剤監修について:
オーダー内の薬剤用量は日本医科大学付属病院 薬剤部 部長 伊勢雄也 以下、渡邉裕次、井ノ口岳洋、梅田将光および日本医科大学多摩永山病院 副薬剤部長 林太祐による疑義照会のプロセスを実施、疑義照会の対象については著者の方による再確認を実施しております。
※薬剤中分類、用法、同効薬、診療報酬は、エルゼビアが独自に作成した薬剤情報であり、 著者により作成された情報ではありません。
尚、用法は添付文書より、同効薬は、薬剤師監修のもとで作成しております。
※同効薬・小児・妊娠および授乳中の注意事項等は、海外の情報も掲載しており、日本の医療事情に適応しない場合があります。
※薬剤情報の(適外/適内/⽤量内/⽤量外/㊜)等の表記は、エルゼビアジャパン編集部によって記載日時にレセプトチェックソフトなどで確認し作成しております。ただし、これらの記載は、実際の保険適応の査定において保険適応及び保険適応外と判断されることを保証するものではありません。また、検査薬、輸液、血液製剤、全身麻酔薬、抗癌剤等の薬剤は保険適応の記載の一部を割愛させていただいています。
(詳細はこちらを参照)
著者のCOI(Conflicts of Interest)開示:
野口靖之 : 特に申告事項無し[2025年]
監修:小林裕明 : 講演料(MSD(株),アストラゼネカ(株),サノフィ(株)),研究費・助成金など(日本ベクトン・ディッキンソン(株)),奨学(奨励)寄付など(中外製薬(株),(株)新日本科学)[2025年]

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淋菌感染症(婦人科)

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