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改訂のポイント:
  1. タイトルを「心室頻拍(wide QRS頻拍の鑑別を含む)」と改め、下記の点を加筆・修正した。
  1. 単形性心室頻拍と多形性心室頻拍を区別して記載していたものを、同項目にまとめた。
  1. 最新の『2024年JCS/JHRSガイドライン フォーカスアップデート版 不整脈治療』にもとづき、下記の点を加筆・修正した。
  1. 推奨に従い、抗不整脈薬の選択や投与は特定の薬物に限定した。
  1. 近年の植込み型除細動デバイスの発達に鑑み、予防治療の役割を限定的なものとして記載した。一方、カテーテルアブレーションの発達による難治性不整脈コントロールの可能性についても言及した。

概要・推奨   

  1. Wide QRS tachycardia(頻拍)に遭遇したときは、重篤な心室頻拍をまず念頭におき、直流除細動を含めた迅速な停止処置を考慮すべきである(推奨度1)
  1. Wide QRS頻拍心室頻拍以外に、上室頻拍の変行伝導など他の機序による場合があるため、その鑑別を心掛けることが推奨される(推奨度1)
  1. 頻拍中のQRS波形からある程度、その起源や原因となる心疾患も推定できる。これらの所見をもとに検査治療方針を決定することが推奨される(推奨度2)
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病態・疫学・診察 

疾患情報(疫学・病態)  
  1. 心室頻拍の診断は心電図でなされ、頻拍(脈拍>100/分)時の心電図で幅の広いQRSが記録される。
  1. 治療計画のために、上室頻拍の変行伝導との鑑別が重要である。
  1. 心室頻拍(VT)は、発作の持続時間や発生のパターンにより、持続性心室頻拍(sustained VT)、非持続性心室頻拍(non-sustained VT)、再発性心室頻拍(repetitive VT)、頻発型心室頻拍(incessant VT)などに分類される。
  1. 持続性心室頻拍は、30秒以上継続するか、停止に介入(薬剤投与や直流除細動)が必要な心室頻拍である。
  1. 非持続性心室頻拍は、30秒以内に自然停止する心室頻拍である。数秒の持続であれば重篤な症状を示さないが、頻回に繰り返す場合、重症な症状を来し得る。これを頻発型心室頻拍と呼ぶ。
  1. 再発性心室頻拍は、停止処置をしても発作を繰り返すものを指す。
 
心室頻拍の種類

a:単形性持続性心室頻拍(拡張型心筋症)
b:単形性非持続性心室頻拍(特発性)
c:多形性非持続性心室頻拍(急性心筋梗塞)

出典

著者提供
病歴・診察のポイント  
  1. 頻拍が持続している場合、まず意識状態とバイタルをチェックする。

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薬剤監修について:
オーダー内の薬剤用量は日本医科大学付属病院 薬剤部 部長 伊勢雄也 以下、渡邉裕次、井ノ口岳洋、梅田将光および日本医科大学多摩永山病院 副薬剤部長 林太祐による疑義照会のプロセスを実施、疑義照会の対象については著者の方による再確認を実施しております。
※薬剤中分類、用法、同効薬、診療報酬は、エルゼビアが独自に作成した薬剤情報であり、 著者により作成された情報ではありません。
尚、用法は添付文書より、同効薬は、薬剤師監修のもとで作成しております。
※同効薬・小児・妊娠および授乳中の注意事項等は、海外の情報も掲載しており、日本の医療事情に適応しない場合があります。
※薬剤情報の(適外/適内/⽤量内/⽤量外/㊜)等の表記は、エルゼビアジャパン編集部によって記載日時にレセプトチェックソフトなどで確認し作成しております。ただし、これらの記載は、実際の保険適応の査定において保険適応及び保険適応外と判断されることを保証するものではありません。また、検査薬、輸液、血液製剤、全身麻酔薬、抗癌剤等の薬剤は保険適応の記載の一部を割愛させていただいています。
(詳細はこちらを参照)
著者のCOI(Conflicts of Interest)開示:
庭野慎一 : 特に申告事項無し[2025年]
監修:山下武志 : 講演料(第一三共(株),大塚製薬(株),ノバルティスファーマ(株),日本ベーリンガーインゲルハイム(株),ブリストル・マイヤーズスクイブ(株)),原稿料(第一三共(株))[2025年]

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心室頻拍(wide QRS頻拍の鑑別を含む)

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