今日の臨床サポート 今日の臨床サポート

著者: 髙田知史1) 獨協医科大学医学部医学科整形外科学

著者: 野原裕2) 獨協医科大学 医学科整形外科学

監修: 竹下克志 自治医科大学整形外科

著者校正/監修レビュー済:2025/04/09
患者向け説明資料

改訂のポイント:
  1. 定期レビューを行い、以下について加筆・修正した。
  1. 緊急を要する鑑別疾患の項目にred flags signの項目を追加した。
  1. 画像評価の項目に加筆、修正、図の追加を行った。

概要・推奨   

症状
  1. 姿勢は頭部、体幹、四肢の相対的位置関係により決まる。運動器の骨、関節、筋肉、体性感覚系が関与する。
  1. 矢状面の姿勢異常があり緊急の対応が必要な診断として、化膿性脊椎炎、腸腰筋膿瘍、脊椎腫瘍、脊椎の骨折や脱臼などがある。いずれも強い痛みを伴い、発熱、体重減少、安静時痛、夜間痛、神経症状などのred flags signに注意が必要である。
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病態・疫学・診察 

疫学情報・病態・注意事項  
  1. 姿勢は頭部、体幹、四肢の相対的位置関係により決まる。よって、構造的にはこれら運動器の骨、関節、筋肉が関与し、機能的には体性感覚系からの感覚入力と中枢神経系から筋肉への出力により姿勢が制御される。
  1. 原因疾患は多岐にわたる。脊椎疾患、股関節疾患、膝関節疾患、筋や末梢神経疾患、脳脊髄疾患などが鑑別疾患となる。
  1. 姿勢異常は若年者から高齢者まで幅広い年齢層で起こり得るが、日常の臨床で遭遇する頻度が高いものは限られており、各年齢層での特徴がある。
  1. 高齢者で頻度が高い疾患は、椎体骨折(<図表>)や腰椎変性後側弯症(<図表>)などによる後弯変形である。高齢者のADL障害の原因となり、決して見過ごせない病態である。
 
腰椎変性後側弯症の立位全脊柱X線像

63歳女性。第7頸椎から下ろした垂線は、冠状面(a)では左に、矢状面(b)では前方に移動し、立位のバランスが不良である。

出典

稲見聡先生ご提供
 
  1. 思春期以前では、特発性側弯症、Scheuermann病、先天性後弯症などを念頭に置く。
  1. 脊椎疾患以外のものとしては、四肢では股関節や膝関節疾患、下肢の脚長差の有無などが原因になる。
  1. 神経疾患では、パーキンソン病や片麻痺での異常姿勢がある。
問診・診察のポイント  
  1. まず姿勢異常を診察する場合、冠状面バランス(前後方向から見た場合の、左右のバランス)と、矢状面バランス(側面から見た場合の、前後方向のバランス)をみる。人体の構造上、加齢性のさまざまな要因により矢状面バランスが前方変位する(いわゆる腰が曲がった状態になる)傾向がある[1]。また、日常生活動作に及ぼす影響は、冠状面バランスよりも矢状面バランス異常がより大きい[2](本稿では矢状面の姿勢異常を中心に記述する。冠状面の姿勢異常については、 脊柱変形 を参照していただきたい)。
  1. 冠状面と矢状面のバランスの評価
  1. 冠状面のバランスは、第7頸椎から下ろした垂線と仙骨中央を通る垂線の距離で表す(Central Sacral Vertical Line、CSVL)。

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薬剤監修について:
オーダー内の薬剤用量は日本医科大学付属病院 薬剤部 部長 伊勢雄也 以下、渡邉裕次、井ノ口岳洋、梅田将光および日本医科大学多摩永山病院 副薬剤部長 林太祐による疑義照会のプロセスを実施、疑義照会の対象については著者の方による再確認を実施しております。
※薬剤中分類、用法、同効薬、診療報酬は、エルゼビアが独自に作成した薬剤情報であり、 著者により作成された情報ではありません。
尚、用法は添付文書より、同効薬は、薬剤師監修のもとで作成しております。
※同効薬・小児・妊娠および授乳中の注意事項等は、海外の情報も掲載しており、日本の医療事情に適応しない場合があります。
※薬剤情報の(適外/適内/⽤量内/⽤量外/㊜)等の表記は、エルゼビアジャパン編集部によって記載日時にレセプトチェックソフトなどで確認し作成しております。ただし、これらの記載は、実際の保険適応の査定において保険適応及び保険適応外と判断されることを保証するものではありません。また、検査薬、輸液、血液製剤、全身麻酔薬、抗癌剤等の薬剤は保険適応の記載の一部を割愛させていただいています。
(詳細はこちらを参照)
著者のCOI(Conflicts of Interest)開示:
髙田知史 : 特に申告事項無し[2025年]
野原裕 : 未申告[2024年]
監修:竹下克志 : 講演料(第一三共(株))[2025年]

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姿勢異常

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