今日の臨床サポート 今日の臨床サポート

著者: 山中俊祐 福井大学医学部附属病院 救急部

監修: 林寛之 福井大学医学部附属病院

著者校正/監修レビュー済:2024/04/17
参考ガイドライン:
  1. NICE guideline: transient loss of consciousness (blackouts) in adults and young people. PMID: 21401989.
  1. European Academy of Neurology guideline on the diagnosis of coma and other disorders of consciousness. PMID: 32090418.
患者向け説明資料

改訂のポイント:
  1. 定期レビューを行い、意識障害の鑑別疾患と評価法(Four score)を追加した。

概要・推奨   

  1. 意識レベルの低下が短時間で回復する失神なのか、遷延する意識障害なのかで鑑別する疾患が異なるので、区別して考える(推奨度1)
  1. 遷延する意識障害患者で原因不明の場合、脳波検査により非けいれん性てんかんを除外することが、おそらく推奨される(推奨度2)
  1. せん妄の診断にConfusion Assessment Method(CAM)を利用することが強く推奨される。CAMの感度は86%、特異度は100%であった(推奨度1)
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病態・疫学・診察 

疫学情報・病態・注意事項  
  1. 意識障害とは、意識の清明度の低下(傾眠、昏迷、半昏睡、昏睡)、または、意識内容の変化(せん妄、もうろう状態)を認める状態である。
  1. 意識障害は、特に高齢者において、救急外来受診の主原因の1つである。
  1. 意識障害という一般的用語はさまざまな同意語:混乱、器質的脳症候群、または単に「何かがおかしい」で表現されることもある。
  1. 米国の研究によると、65歳以上の救急外来を受診した患者のうち少なくとも15%は何らかの意識障害を来していた。
  1. この割合は年齢とともに上昇する。よって高齢化とともに、その罹患率は上昇すると予測される。
  1. 原因疾患は多岐にわたるが、大別すると、代謝・全身的原因と構造学的原因に分かれる。
  1. 代謝・全身的原因:
  1. 低酸素症
  1. 脳組織低還流
  1. 感染
  1. 中毒
  1. 電解質異常
  1. 代謝・内分泌異常
  1. 精神科疾患
  1. 構造学的原因:
  1. 頭部外傷
  1. 脳卒中
  1. 脳腫瘍
  1. 中枢神経感染症
  1. なお、原因疾患で最も多いのは神経疾患であった。
 
  1. 救急外来に来院する意識障害患者の原因は多様である(推奨度2)
  1. 救急外来に来院した317例の意識障害患者の後ろ向き研究。意識障害の原因と頻度は、神経学的疾患(28%)、中毒(21%)、外傷(14%)、精神科疾患(14%)、感染症(10%)、代謝内分泌疾患(5%)、呼吸器疾患(3%)、腫瘍(3%)、循環器疾患(1%)、消化器疾患(1%)、腎疾患(1%)であった[1]
 
意識障害の原因

感染症による意識障害、代謝異常(低血糖、糖尿病性ケトアシドーシス、低Na、尿毒症など)、脳梗塞で意識障害全体の6割を占める。

出典

Kim KT, Jeon JC, Jung C-G, et al. Etiologies of altered level of consciousness in the emergency room. Sci Rep, 2022; 12(1): 4972, table 2.
問診・診察のポイント  
  1. 意識障害患者は一般的に多くの評価を必要とする。意識障害のため病歴聴取が困難なことも多い。

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薬剤監修について:
オーダー内の薬剤用量は日本医科大学付属病院 薬剤部 部長 伊勢雄也 以下、渡邉裕次、井ノ口岳洋、梅田将光および日本医科大学多摩永山病院 副薬剤部長 林太祐による疑義照会のプロセスを実施、疑義照会の対象については著者の方による再確認を実施しております。
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(詳細はこちらを参照)
著者のCOI(Conflicts of Interest)開示:
山中俊祐 : 未申告[2024年]
監修:林寛之 : 原稿料((株)羊土社)[2025年]

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