今日の臨床サポート 今日の臨床サポート

著者: 泉玲央 公立小浜病院 救命救急センター 救急総合診療科

監修: 志賀隆 国際医療福祉大学 医学部救急医学/国際医療福祉大学成田病院 救急科

著者校正/監修レビュー済:2025/08/06
参考ガイドライン:
  1. 米国心臓病学会/米国心臓協会:2025 ACC/AHA/ACEP/NAEMSP/SCAI Guideline for the Management of Patients With Acute Coronary Syndromes: A Report of the American College of Cardiology/American Heart Association Joint Committee on Clinical Practice Guidelines
  1. 日本循環器学会: 2023年改訂版 心筋炎の診断・治療に関するガイドライン
  1. 米国心臓病学会/米国心臓協会:2022 ACC/AHA Guideline for the Diagnosis and Management of Aortic Disease: A Report of the American Heart Association/American College of Cardiology Joint Committee on Clinical Practice Guidelines
  1. 米国心臓協会/米国心臓病学会:2021 AHA/ACC/ASE/CHEST/SAEM/SCCT/SCMR Guideline for the Evaluation and Diagnosis of Chest Pain: A Report of the American College of Cardiology/American Heart Association Joint Committee on Clinical Practice Guidelines
  1. 日本循環器学会: 2020年改訂版 ⼤動脈瘤・⼤動脈解離診療ガイドライン
  1. Chiabrando JG, Bonaventura A, Vecchié A, et al. Management of Acute and Recurrent Pericarditis: JACC State-of-the-Art Review. J Am Coll Cardiol, 2020; 75(1): 76-92.
  1. 日本循環器学会:急性冠症候群ガイドライン(2018年改訂版)
 
患者向け説明資料

改訂のポイント:
  1. 定期レビューを行い、以下について加筆・修正を行った。
  1. 概要・推奨欄に小見出しをつけ、より簡潔に疾患情報を理解できるようにした。
  1. 概要・推奨欄に最近のAHAガイドラインを参考として、心電図評価の重要性について加筆・修正した。
  1. 問診・診察のポイントにおいて、生命を脅かす三大胸痛疾患として、急性冠症候群(ACS)、大動脈解離、肺塞栓症の評価、特にリスク層別化ツールに焦点を置き加筆・修正した。
 

概要・推奨   

病態
  1. 胸痛は非常に一般的な訴えであり、原因疾患は多岐にわたるが、生命を脅かす可能性が高い疾患のリスクを常に考慮しなければならい。
  1. 緊急性の高い疾患が鑑別として多いため、バイタルが不安定、またはリスクがあると評価を受けた患者は、さらなる検査や侵襲的処置を速やかに受ける必要がある。
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  1. 患者背景や病歴(例:基礎疾患、突然発症、痛みの性状)、身体所見や随伴症状(例:末梢の湿潤冷感、嘔気、意識消失)、臨床検査(例:心電図、胸部X線)を用い、生命を脅かす急性疾患から鑑別する(下図参照)。
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  1. 急性冠症候群(ACS)を疑う場合、12誘導心電図評価は初回接触から10分以内に行うことが有用である[1](推奨度1)
  1. 臨床的にACSの疑いが強く、胸痛が持続する場合は、初回心電図が正常であったとしてもACSを除外すべきではなく、繰り返し12誘導心電図検査を実施する[1](推奨度1)
  1. 臨床的にACSの疑いが強い場合、初回心筋酵素が陰性であるだけで除外すべきではなく、高感度トロポニンの場合は1~2時間あけて、高感度でない場合は3~6時間あけての再検が望ましい[1](推奨度1)
  1. 大動脈解離の除外診断にあたり、大動脈解離診断リスクスコア(ADD-RS)とD-dimer検査を組み合わせることが有用な戦略となる可能性がある[2](推奨度2)
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病態・疫学・診察 

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オーダー内の薬剤用量は日本医科大学付属病院 薬剤部 部長 伊勢雄也 以下、渡邉裕次、井ノ口岳洋、梅田将光および日本医科大学多摩永山病院 副薬剤部長 林太祐による疑義照会のプロセスを実施、疑義照会の対象については著者の方による再確認を実施しております。
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著者のCOI(Conflicts of Interest)開示:
監修:志賀隆 : 特に申告事項無し[2025年]

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