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ATP腸溶錠20mg「AFP」

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効能・効果/用法・用量 

効能・効果

  • ○下記疾患に伴う諸症状の改善
    • 頭部外傷後遺症
  • ○心不全
  • ○調節性眼精疲労における調節機能の安定化
  • ○消化管機能低下のみられる慢性胃炎

用法・用量

  • アデノシン三リン酸二ナトリウムとして、1回40~60mgを1日3回経口投与する。
    なお、症状により適宜増減する。

禁忌 

注意 

9.特定の背景を有する患者に関する注意

9.5 妊婦
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には投与しないことが望ましい。
9.6 授乳婦
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。
9.7 小児等
小児等を対象とした臨床試験は実施していない。
9.8 高齢者
減量するなど注意すること。一般に生理機能が低下している。

14.適用上の注意

14.1 薬剤服用時の注意
かまずに服用させること。
14.2 薬剤交付時の注意
PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること。PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することがある。

併用注意 

薬剤名等臨床症状・措置方法機序・危険因子
ジピリダモールジピリダモールはATP分解物であるアデノシンの血中濃度を上昇させ、心臓血管に対する作用を増強するとの報告がある。ジピリダモールのアデノシン取り込み抑制作用により、ATP分解物であるアデノシンの血中濃度が上昇する。

その他の副作用 

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

0.1%未満
消化器悪心、食欲不振、胃腸障害、便秘傾向、口内炎等
循環器全身拍動感
過敏症そう痒感等
精神神経系頭痛、眠気、気分が落ち着かない
感覚器耳鳴
その他脱力感
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