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大腸癌

著者: 猪股雅史 大分大学医学部 消化器・小児外科学講座

監修: 杉原健一 東京医科歯科大学大学院

著者校正/監修レビュー済:2019/09/13
参考ガイドライン:
  1. 大腸癌研究会編:大腸癌治療ガイドライン2019年版

概要・推奨  

  1. 内視鏡的摘除をされpSM癌と診断された場合は、垂直断端に癌を認めれば外科手術を、それ以外の場合は病理所見に基づいて、経過観察を行うか、外科的切除を考慮する(推奨度2エビデンスレベルB
  1. 切除不能な遠隔転移例における原発巣切除は、他の療法では制御困難な原発巣による症状があり過大侵襲とならない切除であれば原発巣を切除して全身薬物療法を行うことを強く推奨する(推奨度1・エビデンスレベルC
  1. 限局性播種(P1、P2)で、過大侵襲とならない切除であれば原発巣と同時に腹膜転移を切除することを強く推奨する(推奨度1・エビデンスレベルC
  1. 直腸癌局所再発の外科治療は、R0切除が可能と判断した場合に手術を行うことを弱く推奨する(推奨度2エビテンスレベルC
  1. 肝切除後の補助化学療法の有効性を明確に示すエビデンスは十分ではないが、再発率が高いことを鑑みて、その実施が推奨される(推奨度2エビテンスレベルB
  1. Stage大腸癌に対する術後補助化学療法の有用性は確立していない。再発高リスクの場合には補助化学療法を行うことを弱く推奨する(推奨度2エビテンスレベBだだし それ以外は行わないことを弱く推奨する(推奨度2エビデンスレベルB
  1. Stage結腸癌の術後補助化学療法としてoxalipatin併用療法を行うことを強く推奨する(推奨度1エビテンスベルA)一方フッ化ピリミジン単独療法を行うことを弱く推奨する(推奨度2エビデンスレベルA)
  1. Stage大腸癌術後補助化学療法の治療期間は6カ月を強く推奨する推奨度1・エビテンスベルA)。ただし CAPOX療法を再発低リスクの結腸癌に用いる場合は3カ月行うことを弱く推奨する推奨度2エビテンスレベルA)。
  1. MSI-H切除不能大腸癌既治療例に、抗PD-1抗体療法(免疫チェックポイント阻害剤)を行うことを強く推奨する推奨度1・エビテンスベルB
 
注:推奨度及びエビデンスレベルは大腸癌治療ガイドライン2019年版の記載内容に準じて表示。
  1. 推奨度
  1. 1(強い…
薬剤監修について:
オーダー内の薬剤用量は日本医科大学付属病院 薬剤部 部長 片山志郎 以下、林太祐、渡邉裕次、井ノ口岳洋、梅田将光による疑義照会のプロセスを実施、疑義照会の対象については著者の方による再確認を実施しております。
※薬剤中分類、用法、同効薬、診療報酬は、エルゼビアが独自に作成した薬剤情報であり、
著者により作成された情報ではありません。
尚、用法は添付文書より、同効薬は、薬剤師監修のもとで作成しております。
※薬剤情報の(適外/適内/⽤量内/⽤量外/㊜)等の表記は、エルゼビアジャパン編集部によって記載日時にレセプトチェックソフトなどで確認し作成しております。ただし、これらの記載は、実際の保険適用の査定において保険適用及び保険適用外と判断されることを保証するものではありません。また、検査薬、輸液、血液製剤、全身麻酔薬、抗癌剤等の薬剤は保険適用の記載の一部を割愛させていただいています。
(詳細はこちらを参照)

改訂のポイント:
  1. 大腸癌治療ガイドライン2019年版に基づき、推奨度およびエビデンスレベルの表記を変更した。
  1. 大腸癌治療ガイドライン2019年版のCQの変更内容を中心に記載を改訂した。


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