第2節 入院基本料等加算
  1. A200 総合入院体制加算(1日につき)
  1. A201 総合入院体制加算(1日につき)
  1. A204 地域医療支援病院入院診療加算(入院初日)
  1. A204-2 臨床研修病院入院診療加算(入院初日)
  1. A205 救急医療管理加算(1日につき)
  1. A205-2 超急性期脳卒中加算(入院初日)
  1. A205-3 妊産婦緊急搬送入院加算(入院初日)
  1. A206 在宅患者緊急入院診療加算(入院初日)
  1. A207 診療録管理体制加算(入院初日)
  1. A207-2 医師事務作業補助体制加算(入院初日)
  1. A207-3 急性期看護補助体制加算(1日につき)
  1. A207-4 看護職員夜間配置加算(1日につき)
  1. A208 乳幼児加算・幼児加算(1日につき)
  1. A209 削除
  1. A210 難病等特別入院診療加算(1日につき)
  1. A211 特殊疾患入院施設管理加算(1日につき)
  1. A212 超重症児(者)入院診療加算・準超重症児(者)入院診療加算(1日につき)
  1. A213 看護配置加算(1日につき)
  1. A214 看護補助加算(1日につき)
  1. A215 看護補助加算(1日につき)
  1. A218 地域加算(1日につき)
  1. A218-2 離島加算(1日につき)
  1. A219 療養環境加算(1日につき)
  1. A220 HIV感染者療養環境特別加算(1日につき)
  1. A220-2 二類感染症患者療養環境特別加算(1日につき)
  1. A221 重症者等療養環境特別加算(1日につき)
  1. A221-2 小児療養環境特別加算(1日につき)
  1. A222 療養病棟療養環境加算(1日につき)
  1. A222-2 療養病棟療養環境改善加算(1日につき)
  1. A223 診療所療養病床療養環境加算(1日につき)
  1. A223-2 診療所療養病床療養環境改善加算(1日につき)
  1. A224 無菌治療室管理加算(1日につき)
  1. A225 放射線治療病室管理加算(1日につき)
  1. A226 重症皮膚潰瘍管理加算(1日につき)
  1. A226-2 緩和ケア診療加算(1日につき)
  1. A226-3 有床診療所緩和ケア診療加算(1日につき)
  1. A227 精神科措置入院診療加算(入院初日)
  1. A227-2 精神科措置入院退院支援加算(退院時1回)
  1. A228 精神科応急入院施設管理加算(入院初日)
  1. A229 精神科隔離室管理加算(1日につき)
  1. A230 精神病棟入院時医学管理加算(1日につき)
  1. A230-2 精神科地域移行実施加算(1日につき)
  1. A230-3 精神科身体合併症管理加算(1日につき)
  1. A230-4 精神科リエゾンチーム加算(週1回)
  1. A231 削除
  1. A231-2 強度行動障害入院医療管理加算(1日につき)
  1. A231-3 重度アルコール依存症入院医療管理加算(1日につき)
  1. A231-4 摂食障害入院医療管理加算(1日につき)
  1. A232 がん拠点病院加算(入院初日)
  1. A233 削除
  1. A233-2 栄養サポートチーム加算(週1回)
  1. A234 医療安全対策加算(入院初日)
  1. A234-2 感染防止対策加算(入院初日)
  1. A234-3 患者サポート体制充実加算(入院初日)
  1. A235 削除
  1. A236 褥 瘡ハイリスク患者ケア加算(入院中1回)
  1. A236-2 ハイリスク妊娠管理加算(1日につき)
  1. A237 ハイリスク分娩管理加算(1日につき)
  1. A238 ハイリスク分娩管理加算(1日につき)
  1. A238-6 精神科救急搬送患者地域連携紹介加算(退院時1回)
  1. A238-7 精神科救急搬送患者地域連携受入加算(入院初日)
  1. A238-8 精神科救急搬送患者地域連携受入加算(入院初日)
  1. A242 呼吸ケアチーム加算(週1回)
  1. A243 後発医薬品使用体制加算(入院初日)
  1. A244 病棟薬剤業務実施加算
  1. A245 データ提出加算
  1. A246 入退院支援加算(退院時1回)
  1. A247 認知症ケア加算(1日につき)
  1. A247-2 せん妄ハイリスク患者ケア加算(入院中1回)
  1. A248 精神疾患診療体制加算
  1. A249 精神科急性期医師配置加算(1日につき)
  1. A250 薬剤総合評価調整加算(退院時1回)
  1. A251 排尿自立支援加算(週1回)
  1. A252 地域医療体制確保加算(入院初日)
令和2年度 診療報酬点数 医科第1章 基本診療料第2部 入院料等第2節 入院基本料等加算 > A247 認知症ケア加算(1日につき)

A247 認知症ケア加算(1日につき)

  1.   1 認知症ケア加算1
  2.   イ 14日以内の期間
    160点
  3.   ロ 15日以上の期間
    30点
  4.   2 認知症ケア加算2
  5.   イ 14日以内の期間
    100点
  6.   ロ 15日以上の期間
    25点
  7.   3 認知症ケア加算3
  8.   イ 14日以内の期間
    40点
  9.   ロ 15日以上の期間
    10点

1 別に厚生労働大臣が定める施設基準に適合しているものとして地方厚生局長等 に届け出た保険医療機関に入院している患者(第1節の入院基本料(特別入院基 本料等を除く。)又は第3節の特定入院料のうち、認知症ケア加算を算定できる ものを現に算定している患者に限る。)であって別に厚生労働大臣が定めるもの に対して必要なケアを行った場合に、当該基準に係る区分に従い、当該患者が入 院した日から起算し、当該患者の入院期間に応じ、それぞれ所定点数に加算する。ただし、認知症ケア加算1を算定する場合は、区分番号A230-4に掲げる 精神科リエゾンチーム加算は別に算定できない。

2 身体的拘束を実施した日は、所定点数の100分の60に相当する点数により算定 する。

通知

(1) 認知症ケア加算は、認知症による行動・心理症状や意思疎通の困難さが見られ、身体疾 患の治療への影響が見込まれる患者に対し、病棟の看護師等や専門知識を有した多職種が 適切に対応することで、認知症症状の悪化を予防し、身体疾患の治療を円滑に受けられる ことを目的とした評価である。

(2) 認知症ケア加算の算定対象となる患者は、「「認知症高齢者の日常生活自立度判定基

準」の活用について」(平成 18 年4月3日老発第 0403003 号)(「基本診療料の施設基

準等及びその届出に関する手続きの取扱いについて」別添6の別紙 12 参照)におけるラ ンクⅢ以上に該当すること。ただし、重度の意識障害のある者(JCS(Japan Coma Sc ale)でⅡ-3(又は 30)以上又はGCS(Glasgow Coma Scale)で8点以下の状態にあ る者)を除く。

(3) 身体的拘束を実施した場合の点数については、理由によらず、身体的拘束を実施した 日に適用する。この点数を算定する場合は、身体的拘束の開始及び解除した日、身体的 拘束が必要な状況等を診療録等に記載すること。

(4) 身体的拘束について

ア 身体的拘束は、抑制帯等、患者の身体又は衣服に触れる何らかの用具を使用して、 一時的に当該患者の身体を拘束し、その運動を抑制する行動の制限をいうこと。

イ 入院患者に対し、日頃より身体的拘束を必要としない状態となるよう環境を整える こと。また、身体的拘束を実施するかどうかは、職員個々の判断ではなく、当該患者 に関わる医師、看護師等、当該患者に関わる複数の職員で検討すること。

ウ やむを得ず身体的拘束を実施する場合であっても、当該患者の生命及び身体の保護 に重点を置いた行動の制限であり、代替の方法が見出されるまでの間のやむを得ない 対応として行われるものであることから、できる限り早期に解除するよう努めること。

エ 身体的拘束を実施するに当たっては、以下の対応を行うこと。 (イ) 実施の必要性等のアセスメント

(ロ) 患者家族への説明と同意

(ハ) 身体的拘束の具体的行為や実施時間等の記録 (ニ) 二次的な身体障害の予防

(ホ) 身体的拘束の解除に向けた検討

オ 身体的拘束を実施することを避けるために、ウ、エの対応をとらず家族等に対し付 添いを強要するようなことがあってはならないこと。

(5) 認知症ケア加算1

ア 認知症ケアに係る専門知識を有した多職種からなるチーム(以下「認知症ケアチー ム」という。)が当該患者の状況を把握・評価するなど当該患者に関与し始めた日か ら算定できることとし、当該患者の入院期間に応じ所定点数を算定する。

イ 当該患者を診療する医師、看護師等は、認知症ケアチームと連携し、病棟職員全体 で以下の対応に取り組む必要がある。

① 当該患者の入院前の生活状況等を情報収集し、その情報を踏まえたアセスメント を行い、看護計画を作成する。その際、行動・心理症状がみられる場合には、その 要因をアセスメントし、症状の軽減を図るための適切な環境調整や患者とのコミュ ニケーションの方法等について検討する。

② 当該計画に基づき認知症症状を考慮したケアを実施し、その評価を定期的に行う。 身体的拘束を実施した場合は、解除に向けた検討を少なくとも1日に1度は行う。

③ 計画作成の段階から、退院後に必要な支援について、患者家族を含めて検討し、 円滑な退院支援となるよう取り組む。

④ ①から③までについて診療録等に記載する。

ウ 認知症ケアチームは、以下の取組を通じ、当該保険医療機関における認知症ケアの 質の向上を図る必要がある。

① 認知症患者のケアに係るチームによるカンファレンスを週1回程度開催し、症例等 の検討を行う。カンファレンスには、病棟の看護師等が参加し、検討の内容に応じ、 当該患者の診療を担う医師等が参加する。

② 週1回以上、各病棟を巡回し、病棟における認知症ケアの実施状況を把握し、病 棟職員及び患者家族に対し助言等を行う。

③ 当該加算の算定対象となっていない患者に関するものを含め、患者の診療を担当 する医師、看護師等からの相談に速やかに応じ、必要なアセスメント及び助言を実

施する。

④ 認知症患者に関わる職員を対象として、認知症患者のケアに関する研修を定期的 に実施する。

(6) 認知症ケア加算2

ア 病棟において、看護師等が、当該患者の行動・心理症状等を把握し、対応について 看護計画を作成した日から算定できることとし、当該患者の入院期間に応じ所定点数 を算定する。

イ 当該患者が入院する病棟の看護師等は、当該患者の行動・心理症状等が出現し、ある いは出現すると見込まれ、身体疾患の治療への影響が見込まれる場合に、症状の軽減を 図るための適切な環境調整や患者とのコミュニケーションの方法等を踏まえた看護計画 を作成し、当該計画に基づき認知症症状を考慮したケアを実施し、その評価を行うこと。

ウ 認知症患者の診療について十分な経験を有する専任の常勤医師又は認知症患者の看護 に従事した経験を5年以上有する看護師であって、認知症看護に係る適切な研修を修了 した専任の常勤看護師が、病棟における認知症患者に対するケアの実施状況を定期的に 把握し、病棟職員に対し必要な助言等を行うこと。

エ 身体的拘束を実施した場合は、解除に向けた検討を少なくとも1日に1度は行うこと。 (7) 認知症ケア加算3

(6)のア、イ及びエを満たすものであること。


エルゼビアは医療の最前線にいらっしゃる
すべての医療従事者の皆様に敬意を表します。
人々の健康を守っていただき、ありがとうございます。