第1款 在宅療養指導管理料
  1. 在宅療養指導管理料 通則
  1. C100 退院前在宅療養指導管理料
  1. C101 在宅自己注射指導管理料
  1. C101-2 在宅小児低血糖症患者指導管理料
  1. C101-3 在宅妊娠糖尿病患者指導管理料
  1. C102 在宅自己腹膜灌流指導管理料
  1. C102-2 在宅血液透析指導管理料
  1. C103 在宅酸素療法指導管理料
  1. C104 在宅中心静脈栄養法指導管理料
  1. C105 在宅成分栄養経管栄養法指導管理料
  1. C105-2 在宅小児経管栄養法指導管理料
  1. C105-3 在宅半固形栄養経管栄養法指導管理料
  1. C106 在宅自己導尿指導管理料
  1. C107 在宅人工呼吸指導管理料
  1. C107-2 在宅持続陽圧呼吸療法指導管理料
  1. C108 在宅悪性腫瘍等患者指導管理料
  1. C108-2 在宅悪性腫瘍患者共同指導管理料
  1. C109 在宅寝たきり患者処置指導管理料
  1. C110 在宅自己疼痛管理指導管理料
  1. C110-2 在宅振戦等刺激装置治療指導管理料
  1. C110-3 在宅迷走神経電気刺激治療指導管理料
  1. C110-4 在宅仙骨神経刺激療法指導管理料
  1. C111 在宅肺高血圧症患者指導管理料
  1. C112 在宅気管切開患者指導管理料
  1. C113 削除
  1. C114 在宅難治性皮膚疾患処置指導管理料
  1. C115 削除
  1. C116 在宅植込型補助人工心臓(非拍動流型)指導管理料
  1. C117 在宅経腸投薬指導管理料
  1. C118 在宅腫瘍治療電場療法指導管理料
  1. C119 在宅経肛門的自己洗腸指導管理料
  1. C120 在宅中耳加圧療法指導管理料
令和2年度 診療報酬点数 医科第2章 特掲診療料第2部 在宅医療第2節 在宅療養指導管理料第1款 在宅療養指導管理料 > C101 在宅自己注射指導管理料

C101 在宅自己注射指導管理料

  1.   1 複雑な場合
    1,230点
  2.   2 1以外の場合
  3.   イ 月27回以下の場合
    650点
  4.   ロ 月28回以上の場合
    750点

1 別に厚生労働大臣が定める注射薬の自己注射を行っている入院中の患者以外の 患者に対して、自己注射に関する指導管理を行った場合に算定する。ただし、同 一月に第2章第6部の通則第6号に規定する外来化学療法加算を算定している患 者については、当該管理料を算定できない。

2 初回の指導を行った日の属する月から起算して3月以内の期間に当該指導管理 を行った場合には、導入初期加算として、3月を限度として、580点を所定点数 に加算する。

3 処方の内容に変更があった場合には、注2の規定にかかわらず、当該指導を行 った日の属する月から起算して1月を限度として、1回に限り導入初期加算を算 定できる。

4 患者に対し、バイオ後続品に係る説明を行い、バイオ後続品を処方した場合に は、バイオ後続品導入初期加算として、当該バイオ後続品の初回の処方日の属す る月から起算して3月を限度として、150点を所定点数に加算する。

5 別に厚生労働大臣が定める施設基準に適合しているものとして地方厚生局長等 に届け出た保険医療機関において、区分番号A003に掲げるオンライン診療料 を算定する際に在宅自己注射指導管理料を算定すべき医学管理を情報通信機器を 用いて行った場合は、注1の規定にかかわらず、所定点数に代えて、在宅自己注 射指導管理料(情報通信機器を用いた場合)として、月1回に限り100点を算定 する。

通知

(1) 在宅における排卵誘発を目的とする性腺刺激ホルモン製剤を用いた治療については、 在宅自己注射指導管理料は算定できない。ただし、性腺刺激ホルモン製剤に含まれるフ ォリトロピンベータ製剤(遺伝子組換えヒト卵胞刺激ホルモン製剤)を「視床下部-下 垂体機能障害に伴う無排卵及び希発排卵における排卵誘発」の治療のために投与した場 合、 又はフォリトロピンアルファ製剤( 遺伝子組換えヒト卵胞刺激ホルモン製剤) を

「視床下部-下垂体機能障害又は多嚢胞性卵巣症候群に伴う無排卵及び希発排卵におけ る排卵誘発」の治療のために投与した場合に限っては、在宅自己注射指導管理料を算定 できる。

(2) インターフェロンベータ製剤については、多発性硬化症に対して用いた場合に限り算 定する。

(3) インターフェロンアルファ製剤については、C型慢性肝炎におけるウイルス血症の改 善(血中HCV RNA量が高い場合を除く。)を目的として単独投与に用いた場合、 C型代償性肝硬変におけるウイルス血症の改善(セログループ1の血中HCV RNA量 が高い場合を除く。)を目的として単独投与に用いた場合、HBe抗原陽性でかつDN Aポリメラーゼ陽性のB型慢性活動性肝炎のウイルス血症の改善を目的として単独投与 に用いた場合及びHTLV-1関連脊髄症(HAM)に対して用いた場合に限り算定す る。なお、ペグインターフェロンアルファ製剤については算定できない。

(4) グリチルリチン酸モノアンモニウム・グリシン・L-システイン塩酸塩配合剤について は、慢性肝疾患における肝機能異常の改善に対して用い、在宅自己注射での静脈内投与 について十分な経験を有する患者であって、医師により必要な指導を受けた場合に限り 算定する。

(5) 顆粒球コロニー形成刺激因子製剤については、再生不良性貧血及び先天性好中球減少 症の患者に対して用いた場合に限り算定する。

(6) アドレナリン製剤については、蜂毒、食物及び毒物等に起因するアナフィラキシーの 既往のある患者又はアナフィラキシーを発現する危険性の高い患者に対して、定量自動 注射器を緊急補助的治療として用いた場合に限り算定する。

(7) 「1」複雑な場合については、間歇注入シリンジポンプを用いて在宅自己注射を行っ ている患者について、診察を行った上で、ポンプの状態、投与量等について確認・調整

等を行った場合に算定する。この場合、プログラムの変更に係る費用は所定点数に含ま れる。

(8) 在宅自己注射の導入前に、入院又は2回以上の外来、往診若しくは訪問診療により、 医師による十分な教育期間をとり、十分な指導を行った場合に限り算定する。ただし、 アドレナリン製剤については、この限りではない。また、指導内容を詳細に記載した文 書を作成し患者に交付すること。なお、第2節第1款の在宅療養指導管理料の通則の留 意事項に従い、衛生材料等については、必要かつ十分な量を支給すること。

(9) 「2」については、医師が当該月に在宅で実施するよう指示した注射の総回数に応じ て所定点数を算定する。なお、この場合において、例えば月の途中にて予期せぬ入院等 があり、やむを得ずあらかじめ指示した回数が在宅で実施されなかった場合であっても、 当該指示回数に応じて算定することができる。ただし、予定入院等あらかじめ在宅で実 施されないことが明らかな場合は、当該期間中の指示回数から実施回数を除して算定す ること。また、「2」は区分番号「B001」の「7」難病外来指導管理料との併算定 は可とする。

(10) 「注2」に規定する導入初期加算については、新たに在宅自己注射を導入した患者に 対し、3月に限り、月1回に限り算定する。ただし、処方の内容に変更があった場合は、 さらに1回に限り算定することができる。

(11) 「注3」に規定する「処方の内容に変更があった場合」とは、処方された特掲診療料 の施設基準等の別表第九に掲げる注射薬に変更があった場合をいう。また、先行バイオ 医薬品とバイオ後続品の変更を行った場合及びバイオ後続品から先行バイオ医薬品が同 一であるバイオ後続品に変更した場合には算定できない。なお、過去1年以内に処方さ れたことがある特掲診療料の施設基準等の別表第九に掲げる注射薬に変更した場合は、 算定できない。

(12) 「注4」にて規定するバイオ後続品導入初期加算については、当該患者に対して、バ イオ後続品の有効性や安全性等について説明した上で、バイオ後続品を処方した場合に、 当該バイオ後続品の初回の処方日の属する月から起算して、3月に限り、月1回に限り 算定する。「バイオ後続品を処方した場合」とは、バイオ後続品の一般的名称で処方し た場合(例えば、「○○○○○○(遺伝子組換え)[●●●●●後続1]」と処方した 場合をいう。)又はバイオ後続品の販売名で処方した場合(例えば、「●●●●● BS 注射液 含量 会社名」と処方した場合をいう。)をいう。

(13) 「注2」及び「注3」に規定する導入初期加算並びに「注4」に規定するバイオ後続 品導入初期加算は、対面診療を行った場合に限り、算定できる。

(14) 在宅自己注射指導管理料を算定している患者の外来受診時(緊急時に受診した場合を 除く。)に、当該在宅自己注射指導管理に係る区分番号「G000」皮内、皮下及び筋 肉内注射、区分番号「G001」静脈内注射を行った場合の費用及び当該注射に使用し た当該患者が在宅自己注射を行うに当たり医師が投与を行っている特掲診療料の施設基 準等の別表第九に掲げる注射薬の費用は算定できない。なお、緊急時に受診した場合の注 射に係る費用を算定する場合は、診療報酬明細書の摘要欄に緊急時の受診である旨を記載す ること。

(15) 在宅自己注射指導管理料を算定している患者については、当該保険医療機関において区

分番号「C001」在宅患者訪問診療料(Ⅰ)又は区分番号「C001-2」在宅患者訪問 診療料(Ⅱ)を算定する日に行った区分番号「G000」皮内、皮下及び筋肉内注射、区分 番号「G001」静脈内注射及び区分番号「G004」点滴注射の費用(薬剤及び特定保 険医療材料に係る費用を含む。)は算定できない。

(16) 同一月に第2章第6部の通則6に規定する外来化学療法加算を算定している患者の外 来受診時に、当該加算に係る注射薬を用いて当該患者に対して自己注射に関する指導管 理を行った場合については、当該管理料を算定できない。

(17) トシリズマブ製剤については、皮下注射により用いた場合に限り算定する。

(18) アバタセプト製剤については、皮下注射により用いた場合に限り算定する。

(19) 2以上の保険医療機関が同一の患者について、異なった疾患に対する当該指導管理を 行っている場合には、いずれの保険医療機関においても、当該在宅療養指導管理料を算 定できる。なお、この場合にあっては、相互の保険医療機関において処方されている注 射薬等を把握すること。

(20) ヒドロコルチゾンコハク酸エステルナトリウム製剤については、急性副腎皮質機能不 全(副腎クリーゼ)の既往のある患者又は急性副腎皮質機能不全(副腎クリーゼ)を発 症する危険性の高い患者に対して、筋肉内注射により用いた場合に限り算定する。

(21) 「注5」に規定する点数は、対面診療とオンライン診療を組み合わせた診療計画を作 成し、当該計画に基づいてオンライン診療による計画的な療養上の医学管理を行うこと を評価したものであり、オンライン診療を行った月に、オンライン診療料と併せて、月 1回に限り算定する。

(22) 「注5」に規定する点数が算定可能な患者は、在宅自己注射指導管理料を算定してい る糖尿病、肝疾患(経過が慢性なものに限る。)又は慢性ウイルス性肝炎の患者であっ て、当該管理料を初めて算定した月から3月以上経過しているものに限る。


エルゼビアは医療の最前線にいらっしゃる
すべての医療従事者の皆様に敬意を表します。
人々の健康を守っていただき、ありがとうございます。