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診療報酬点数

医科第2章 特掲診療料第9部 処置第1節 処置料(救急処置) > J045-2 一酸化窒素吸入療法(1日につき)

J045-2 一酸化窒素吸入療法(1日につき)

  1.  1 新生児の低酸素性呼吸不全に対して実施する場合
    1,680点
  2. 注1 別に厚生労働大臣が定める施設基準を満たす保険医療機関において行われる 場合に限り算定する。
  3.  2 一酸化窒素ガス加算として、吸入時間が1時間までの場合、900点を所定点数に加算する。吸入時間が1時間を超える場合は、900点に吸入時間が1時間 又はその端数を増すごとに900点を加算して得た点数を、所定点数に加算する 。
  4.  2 その他の場合
    1,680点
  5. 注 一酸化窒素ガス加算として、吸入時間が1時間までの場合、900点を所定点数 に加算する。吸入時間が1時間を超える場合は、900点に吸入時間が1時間又は その端数を増すごとに900点を加算して得た点数を、所定点数に加算する。

通知

(1) 新生児の肺高血圧を伴う低酸素性呼吸不全の改善を目的として本療法を行った場合は、「1」により算定する。この場合、開始時刻より通算して 96 時間を限度として、一酸化窒素ガス加算を加算でき、本療法の終了日に算定する。ただし、医学的根拠に基づきこの限度を 超えて算定する場合は、さらに 48 時間を限度として算定でき、診療報酬明細書の摘要欄にその理由及び医学的な根拠を詳細に記載すること。

(2) 心臓手術又は先天性横隔膜ヘルニアの周術期における肺高血圧の改善を目的として一酸化窒素吸入療法を行った場合は、「2」により算定する。この場合、開始時刻より通算して 168 時間を限度として、一酸化窒素ガス加算を加算でき、本療法の終了日に算定するが、56 時間を超えて本療法を実施する場合は、症状に応じて離脱の可能性について検討し、その検討結 果を診療録に記録すること。ただし、医学的根拠に基づき 168 時間を超えて算定する場合は、さらに 48 時間を限度として算定でき、診療報酬明細書の摘要欄にその理由及び医学的な根拠を詳細に記載すること。

(3) (1)及び(2)の開始時刻とは一酸化窒素供給装置を人工呼吸器と接続し、一酸化窒素の供給を開始した時刻を指し、本療法を実施した場合は、同時刻を診療報酬明細書の摘要欄に記 載すること。

(4) (1)又は(2)と呼吸心拍監視、新生児心拍・呼吸監視、カルジオスコープ(ハートスコープ)、カルジオタコスコープ、経皮的動脈血酸素飽和度測定又は非観血的連続血圧測定を同 一日に行った場合は、これらに係る費用は一酸化窒素吸入療法の所定点数に含まれる。

(5) 喀痰吸引、干渉低周波去痰器による喀痰排出、酸素吸入及び突発性難聴に対する酸素療法の費用は(1)及び(2)の所定点数に含まれる。

(令和4年版)
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