令和2年度 診療報酬点数 医科第2章 特掲診療料第9部 処置第1節 処置料(救急処置) > J045 人工呼吸

J045 人工呼吸

  1.   1 30分までの場合
    242点
  2.   2 30分を超えて5時間までの場合に30分又はその端数を増すごとに50点を加算して得た点数
    242点
  3.   3 5時間を超えた場合(1日につき)
    819点

1 使用した精製水の費用及び人工呼吸と同時に行う呼吸心拍監視、経皮的動脈血酸素飽和度測定若しくは非観血的連続血圧測定又は喀痰吸引若しくは酸素吸入の費用は、所定点数に含まれるものとする。

2 区分番号C107に掲げる在宅人工呼吸指導管理料を算定している患者に対し て行った人工呼吸の費用は算定しない。

通知

(1) 胸部手術後肺水腫を併発し、応急処置として閉鎖循環式麻酔器による無水アルコールの 吸入療法を行った場合は、人工呼吸の所定点数により算定し、これに要した無水アルコー ルの費用については区分番号「J300」薬剤により算定する。

(2) 呼吸心拍監視、新生児心拍・呼吸監視、カルジオスコープ(ハートスコープ)、カルジ オタコスコープ、経皮的動脈血酸素飽和度測定又は非観血的連続血圧測定を同一日に行っ た場合は、これらに係る費用は人工呼吸の所定点数に含まれる。

(3) 喀痰吸引、干渉低周波去痰器による喀痰排出、酸素吸入及び突発性難聴に対する酸素療 法の費用は、所定点数に含まれる。

(4) 閉鎖循環式麻酔装置による人工呼吸及びマイクロアダプター(人工蘇生器)を使用して、 酸素吸入を施行した場合は、実施時間に応じて人工呼吸の所定点数により算定する。また、 ガス中毒患者に対して、閉鎖循環式麻酔器を使用し、気管内挿管下に酸素吸入を行った場 合も同様とする。なお、この場合、酸素吸入の費用は人工呼吸の所定点数に含まれ、別に 算定できない。

(5) 気管内挿管下に閉鎖循環式麻酔器による酸素加圧により、肺切除術後の膨張不全に対し て肺膨張を図った場合は、実施時間に応じて人工呼吸の所定点数により算定する。

(6 ) 閉鎖循環式麻酔装置による人工呼吸を手術直後に引き続いて行う場合には、 区分番号

「L008」マスク又は気管内挿管による閉鎖循環式全身麻酔の所定点数に含まれ、別に 算定できない。また、半閉鎖式循環麻酔器による人工呼吸についても、閉鎖循環式麻酔装 置による人工呼吸と同様の取扱いとする。

(7) 新生児の呼吸障害に対する補助呼吸装置による持続陽圧呼吸法(CPAP)及び間歇的 強制呼吸法(IMV)を行った場合は、実施時間に応じて人工呼吸の所定点数により算定 する。

(8) 鼻マスク式人工呼吸器を用いた場合は、PaO/Fが 300mmHg 以下又はPaCO2 が 45mmHg 以上の急性呼吸不全の場合に限り人工呼吸に準じて算定する。

(9) 区分番号「C107」在宅人工呼吸指導管理料を算定している患者(これに係る在宅療 養指導管理材料加算のみを算定している者を含み、入院中の患者及び医療型短期入所サー ビス費又は医療型特定短期入所サービス費を算定している短期入所中の者を除く。)につ いては、人工呼吸の費用は算定できない。


エルゼビアは医療の最前線にいらっしゃる
すべての医療従事者の皆様に敬意を表します。
人々の健康を守っていただき、ありがとうございます。