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効能・効果/用法・用量 

効能・効果

  • 高脂質血症の改善
  • 下記疾患に伴う末梢循環障害の改善

    • ビュルガー病、閉塞性動脈硬化症、レイノー病及びレイノー症候群

用法・用量

  • 通常、ニセリトロールとして、1日量750mgを毎食直後3回に分割経口投与する。なお、年齢・症状により適宜増減する。

禁忌 

【禁忌】

次の患者には投与しないこと

  • 重症低血圧又は動脈出血のある患者[末梢血管拡張作用により、低血圧症の悪化や出血を助長させるおそれがある。]
  • 本剤に対し過敏症の既往歴のある患者

注意 

慎重投与

次の患者には慎重に投与すること

肝障害のある患者[肝障害が悪化するおそれがある。]
透析療法を受けている患者[血小板減少、貧血があらわれることがある。]
消化性潰瘍のある患者[消化性潰瘍が悪化するおそれがある。]
耐糖能異常のある患者[耐糖能が低下するおそれがある。]
痛風のある患者[症状が悪化するおそれがある。]

重要な基本的注意

本剤の使用にあたっては、高脂質血症であること、あるいはビュルガー病、閉塞性動脈硬化症、レイノー病及びレイノー症候群に伴う末梢循環障害であることを確認すること。

適用上の注意

服用時
空腹時に服用すると潮紅、熱感等の発現が多くなるので、食後すぐに服用することが望ましい。
薬剤交付時
PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること。(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することが報告されている)

高齢者への投与

一般に高齢者では生理機能が低下しているので減量するなど注意すること。

妊婦、産婦、授乳婦等への投与

妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には投与しないことが望ましい。[妊娠中の投与に関する安全性は確立していない。]

薬物動態

吸収
健康成人4名に対し、ペリシット錠250mg1錠を単回経口投与した場合、血漿中濃度は下図のとおりである。
Cmax(ng/mL)AUC(ng・h/mL)Tmax(h)T1/2(h)
197.0±19.9845±1031.8±0.32.4±0.4
(Mean±S.E.,n=4)
代謝・排泄
参考
健康成人(外国人)にニセリトロール500mgを経口投与した結果、尿中にニコチン酸、ニコチヌル酸、ニコチン酸アミド、N-メチルニコチン酸アミド、2-ピリドン体が排泄された。尿中排泄率は、24時間以内に約32%であった。また、500mgを1日3回、2日間投与した場合、糞中排泄率は約13%であった。

併用注意 

薬剤名等臨床症状・措置方法機序・危険因子
HMG-CoA還元酵素阻害剤
シンバスタチン
プラバスタチンナトリウム等
類薬(ニコチン酸)で併用により横紋筋融解症があらわれやすいとの報告がある。但し、本剤では相互作用に関する報告症例はない。機序不明

重大な副作用 

血小板減少
透析療法を受けている患者において血小板減少があらわれることがあるので、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。

その他の副作用 

0.1~5%未満0.1%未満頻度不明
過敏症注1)発疹、蕁麻疹
精神神経系めまい頭痛、手足のしびれ
消化器食欲不振、嘔気、嘔吐、下痢胸やけ、腹痛、心窩部痛、便秘、口渇、胃部不快感、胸部不快感口内炎
血液注1)貧血
肝臓AST(GOT)上昇、ALT(GPT)上昇、肝機能障害Al-P上昇
腎臓BUN上昇、クレアチニン上昇
代謝血糖値上昇高尿酸血症、CK(CPK)上昇注1)
その他潮紅注2)、顔面潮紅注2)、熱感注2)、そう痒感注2)ピリピリ感注2)、動悸、脱力感、浮腫

注1)症状があらわれた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
注2)これらの症状は減量又は投与継続により消失することが多いが、症状がひどくなった場合には投与を中止すること。

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