製品名 ヨシピリン
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- 一般名
- 薬効分類
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鎮痛・解熱薬>ピリン系
- 価格
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1g:12.3円/g
- 製薬会社
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- 製造販売元:吉田製薬株式会社
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効能・効果
用法・容量 -
- 解熱鎮痛薬の調剤に用いる。
- 禁忌
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【禁忌】
次の患者には投与しないこと
- 本剤又はピラゾロン系化合物(スルピリン等)に対し、過敏症の既往歴のある患者
- 副作用
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- ショック(0.1%未満)
- ショック症状があらわれることがあるので観察を十分に行い、胸内苦悶、血圧低下、顔面蒼白、脈拍異常、呼吸困難等の症状があらわれた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
- 皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)、中毒性表皮壊死症(Lyell症候群)(0.1%未満)
- これらの副作用があらわれることがあるので、このような症状があらわれた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
- 再生不良性貧血、無顆粒細胞症(0.1%未満)
- これらの副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、このような症状があらわれた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
- 黄疸(0.1%未満)
- 黄疸があらわれることがあるので、このような場合には投与を中止すること。
- 注意
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慎重投与
次の患者には慎重に投与すること
- 本人または両親・兄弟が他の薬物に対するアレルギー、蕁麻疹、気管支喘息、アレルギー性鼻炎又は食物アレルギー等の患者
- 肝又は腎障害のある患者〔症状が悪化するおそれがある。〕
- 血液障害(貧血、白血球減少等)のある患者〔症状が悪化するおそれがある。〕
重要な基本的注意
- 過敏症状を予測するため、十分な問診を行うこと。
- 原則として長期投与を避けること。
高齢者への投与
- 一般に高齢者では生理機能が低下しているので減量するなど注意すること。
妊婦への投与
- 動物実験で催奇作用が報告されているので、妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には投与しないことが望ましい。
- 妊娠末期のラットに投与した実験で、弱い胎仔の動脈管収縮が報告されている。
薬物動態
- 本剤をヒトに経口投与すると消化管から速やかに吸収され、1~2時間後に血中濃度は最高となり、効果は4~6時間前後で最大となる。持続時間はアミノピリンより長い。1時間6%ずつ血中から消失し、主な尿中代謝体は脱メチル体のエノール型グルクロン酸抱合体で総尿中代謝物の約80%を占める。250mg投与の健常被検者の24時間尿中に、投与量の0.8%の代謝物及び0.04%の未変化体が認められる。