製品名 バイミカード錠5mg
バイミカード錠10mg

一般名
Nisoldipine
薬効分類
降圧薬
 >Ca拮抗薬(ジヒドロピリジン系)
価格
5mg1錠:25.8円/錠
10mg1錠:48.3円/錠

製薬会社
効能・効果
用法・容量

効能・効果

  • 高血圧症,腎実質性高血圧症,腎血管性高血圧症
  • 狭心症,異型狭心症

用法・用量

  • 高血圧症,腎実質性高血圧症,腎血管性高血圧症

    • 通常,成人にはニソルジピンとして5~10mgを1日1回経口投与する.
  • 狭心症,異型狭心症

    • 通常,成人にはニソルジピンとして10mgを1日1回経口投与する.症状に応じ適宜増減する.
禁忌
【禁忌】

次の患者には投与しないこと

  • 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
  • 妊婦又は妊娠している可能性のある婦人[「妊婦,産婦,授乳婦等への投与」の項参照]
  • 心原性ショックの患者[血圧低下により症状が悪化するおそれがある.]
  • イトラコナゾール,ミコナゾールを投与中の患者[「相互作用」(1)の項参照]
副作用
(0.1%未満)
類薬(ニフェジピン)で,次のような副作用があらわれることがある.このような副作用があらわれた場合には投与を中止し,適切な処置を行うこと.
紅皮症(はく脱性皮膚炎)
無顆粒球症
注意

慎重投与

次の患者には慎重に投与すること

過度に血圧の低い患者[更に血圧が低下するおそれがある.]
重篤な肝機能障害のある患者[血中濃度が上昇することがある.また類薬(ニフェジピン)で,門脈圧が上昇するおそれのあることが報告されている.]
高齢者[「高齢者への投与」の項参照]

重要な基本的注意

カルシウム拮抗剤の投与を急に中止したとき,症状が悪化した症例が報告されているので,本剤の休薬を要する場合は徐々に減量し,観察を十分に行うこと.また患者に医師の指示なしに服薬を中止しないように注意すること.
降圧作用に基づくめまい等があらわれることがあるので,高所作業,自動車の運転等危険を伴う機械を操作する際には注意させること.

適用上の注意

薬剤交付時
PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること.[PTPシートの誤飲により,硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し,更には穿孔を起こして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することが報告されている.]

高齢者への投与

高齢者では低用量から投与を開始するなど患者の状態を観察しながら慎重に投与すること.[一般に過度の降圧は好ましくないとされている(脳梗塞等が起こるおそれがある).]

妊婦,産婦,授乳婦等への投与

妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には投与しないこと.[動物実験で胎児の発育抑制が,また類薬の動物実験で催奇形作用が報告されている.]
授乳中の婦人への投与は避けることが望ましいが,やむを得ず投与する場合には授乳を中止させること.[動物実験で乳汁中へ移行することが報告されている.]

小児等への投与

低出生体重児,新生児,乳児,幼児又は小児に対する安全性は確立していない.

薬物動態

血中濃度
健康成人に経口投与した場合,血中濃度は図のとおりである.
代謝
健康成人に経口投与した場合,ほぼ完全に代謝され,尿中には未変化体は認められない.主代謝経路は1,4-ジヒドロピリジン環の脱水素によるピリジン環体,イソブチル基の水酸化による3級アルコール体,酸化的エステル開裂によるモノカルボン酸体等の生成である.(参考:外国人)
排泄
健康成人に14C-ニソルジピンを12mg経口投与した場合,投与後96時間までに69%が尿中に,6%が糞中にそれぞれ排泄される.(参考:外国人)
<参考>
分布
ラットに14C-ニソルジピンを経口投与した実験では,肝,腎で血中濃度より高い放射能濃度を認めたが,その他の組織では血中濃度とほぼ同程度若しくはそれ以下であり,特に蓄積性を示す組織は認められていない.妊娠ラット(妊娠20日目)に14C-ニソルジピンを経口投与した実験では,胎児中濃度はいずれの時点でも母獣血中濃度の1/6~同程度である.また授乳ラット(分娩10日後)に14C-ニソルジピンを経口投与した実験では,乳汁中濃度はいずれの時点でも母獣血中濃度の1/3~同程度である.