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テーストディスク

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効能・効果/用法・用量 

効能・効果

  • 味覚感度の判定

用法・用量

  • 検査方法

    • (1)味質指示表(別添)を被検者に持たせるか、前に置く。
    • (2)ろ紙ディスクを1枚耳用ピンセットでつまみ、S-1の味質溶液をディスクに滴下し、湿らせる程度とする。
    • (3)湿らせたディスクを所定の測定部位へ静かに置く。
    • (4)口を開けたまま2~3秒で味質指示表のうち1個の答を指示させる。
    • (5)ディスクは検者が再びピンセットで取り除く。
    • (6)正答が得られない時はS-2、S-3 と同様の操作を繰り返し、認知閾値を求める。
    • (7)残味を防ぐため水でよく含嗽させた後、1分間以上の間隔をおき、次の味質へ移る。
    • (8)塩味液、酸味液について同様に操作し、認知閾値を求める。味質を変更するときには水で含嗽させる。
    • (9)最後に苦味液について同様に操作し、認知閾値を求める。
    • (10)次に別の測定部位についても同じ操作を繰り返し、各部位の認知閾値を求める。
  • 測定部位

    • (下図の斜線部分)

  • 検査結果の判定

    味覚感度
    No.1で認知I
    No.2で認知II
    No.3で認知III
    No.4で認知IV
    No.5で認知V
    No.5で認知不能VI
    • 〔参考〕

      • No.5で認知不能症例でも、味質溶液1mLをピペットで滴下する全口腔法ではNo.2又はNo.3で味質を認知できる患者が多い。
        No.5の全口腔法でも認知不能例は、味質脱失とする。

禁忌 

注意 

14.適用上の注意

14.1 検査時の注意
14.1.1 ピンセットは、各味質毎に1本使用すること。
14.1.2 ろ紙ディスク、ピンセット等は溶液の中へ浸さないこと。
14.1.3 開封後しばらく保存した後に使用する場合は、びんの口を水で浸した綿又はガーゼで軽くふき、よく振った後で使用すること。
14.1.4 ろ紙ディスクを味質溶液で浸すとき、溶液がろ紙面に盛り上がるほど付着させないこと。
14.1.5 ろ紙ディスクを測定部位へ置くとき、ピンセットが舌面に触れないよう注意すること。
14.1.6 ろ紙ディスクは被検者に吐き出させるなどしないで、必ず検者が除去すること。
14.1.7 同一味質での測定の間は含嗽の必要はなく、また間隔をおく必要もない。
14.1.8 味質の測定順序は甘味、塩味、酸味のどの味質から開始してもよいが、苦味を最後とすること。
14.1.9 同一被検者に2回以上検査を実施する場合、被検者の推量による誤った結果を得ないため、甘味、塩味、酸味の順序は検査毎に変更すること。
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