製品名 ランデル錠10
ランデル錠20
ランデル錠40

一般名
Efonidipine Hydrochloride Ethanolate
薬効分類
降圧薬
 >Ca拮抗薬(ジヒドロピリジン系)
価格
10mg1錠:18.4円/錠
20mg1錠:31.3円/錠
40mg1錠:58.7円/錠

製薬会社
効能・効果
用法・容量
効能・効果用法・用量
高血圧症,腎実質性高血圧症通常,成人にはエホニジピン塩酸塩エタノール付加物として1日20~40mgを1~2回分割経口投与する。
年齢,症状に応じて適宜増減する。
なお,十分な降圧効果が得られない場合でも1日最大量は60mgまでとする。
狭心症通常,成人にはエホニジピン塩酸塩エタノール付加物として1日40mgを1回(食後)経口投与する。
年齢,症状に応じて適宜増減する。
禁忌
【禁忌】

次の患者には投与しないこと

  • 妊婦又は妊娠している可能性のある婦人[動物試験で親動物,出生児に体重増加の抑制が報告されている。(「妊婦,産婦,授乳婦等への投与」の項参照)]
副作用
洞不全症候群,房室接合部調律,房室ブロック(頻度不明)
洞不全症候群,房室接合部調律,房室ブロック等があらわれることがあるので,観察を十分に行い,異常が認められた場合には,投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
ショック(頻度不明)
過度の血圧低下によりショックを起こすことがあるので,観察を十分に行い,異常が認められた場合には投与を中止し,適切な処置を行うこと。
注意

慎重投与

次の患者には慎重に投与すること

重篤な肝機能障害のある患者[血中濃度が上昇することがある。]
高齢者[過度の降圧が起こるおそれがある。(「高齢者への投与」の項参照)]
過度に血圧の低い患者[さらに血圧が下降するおそれがある。]
洞機能不全のある患者[洞性徐脈,洞停止等を悪化・誘発させるおそれがある。]

重要な基本的注意

カルシウム拮抗剤の投与を急に中止したとき,症状が悪化した症例が報告されているので,本剤の休薬を要する場合は徐々に減量し,観察を十分に行うこと。また,患者に医師の指示なしに服薬を中止しないように注意すること。
降圧作用に基づくめまい等があらわれることがあるので,高所作業,自動車の運転等危険を伴う機械を操作する際には注意させること。
本剤の投与により,過度の血圧低下を起こすことがあるので,そのような場合には減量又は休薬するなど適切な処置を行うこと。

適用上の注意

薬剤交付時
PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること。(PTPシートの誤飲により,硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し,更には穿孔を起こして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することが報告されている。)

高齢者への投与

高齢者では,低用量(20mg/日)から投与を開始するなど患者の状態を観察しながら慎重に投与すること。[一般に過度の降圧は好ましくないとされている。]
過度の降圧作用や副作用が認められた場合には投与量を1/2にするなどの減量の処置を行うこと。

妊婦,産婦,授乳婦等への投与

妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には投与しないこと。[動物試験で親動物,出生児に体重増加の抑制が報告されている。]
授乳中の婦人への投与は避けることが望ましいが,やむを得ず投与する場合は,授乳を避けさせること。[動物試験で母乳中へ移行することが報告されている。]

小児等への投与

低出生体重児,新生児,乳児,幼児又は小児に対する安全性は確立していない。[使用経験がない。]

薬物動態

血漿中濃度
健康成人
健康成人男性にランデル錠10,20,40mg(20mg錠×2)を空腹時に単回経口投与したときの血漿中未変化体濃度は,投与後1.4~2.2時間で最高濃度に達し,T1/2は約2時間であった。血漿中未変化体濃度推移は以下のとおりである。(未変化体が薬理活性を示す。)
図1 血漿中未変化体濃度
健康成人男性14例にランデル20mg錠2錠及び40mg錠1錠をクロスオーバー法により空腹時に単回経口投与したときの血漿中未変化体濃度及び薬物動態パラメータを図2・表1に示す。
図2 血漿中未変化体濃度
表1 薬物動態パラメータ
記号投与量nCmax(ng/mL)Tmax(hr)AUC(ng・hr/mL)
20mg錠
2錠
1415.29±8.922.71±1.1443.73±24.61
40mg錠
1錠
14.23±8.313.07±0.9241.56±21.52
(測定法:HPLC法)(mean±S.D.)
算出したCmax,AUCを分散分析した結果,両製剤における生物学的同等性が認められた。
健康成人男性19例にランデル20mg錠2錠をクロスオーバー法により空腹時に水又はグレープフルーツジュースで単回経口投与したときの血漿中未変化体濃度及び薬物動態パラメータを図3・表2に示す。
図3 血漿中未変化体濃度
表2 薬物動態パラメータ
記号投与nCmax(ng/mL)Tmax(hr)AUC(ng・hr/mL)
20mg錠2錠+水1918.5±7.42.4±0.967.0±28.3
20mg錠2錠+グレープフルーツジュース28.6±10.33.3±1.0112.1±43.7
(測定法:HPLC法)(mean±S.D.)
算出した薬物動態パラメータを検定(paired t-test)した結果,グレープフルーツジュースでの投与において有意なCmax,AUCの増加及びTmaxの延長が認められた(各p<0.001,p<0.001,p=0.007)。
腎機能障害患者
腎機能の正常な本態性高血圧症患者8例(EH群)と腎機能障害を伴う高血圧症患者6例(RH群)に単回経口投与したとき,EH群及びRH群の薬物動態パラメータ(Cmax,AUC,T1/2)に有意な差は認められなかった。
尿中排泄
健康成人男性に単回経口投与したとき,尿中には未変化体は検出されず,投与後24時間までに投与量の約1.6%が代謝物として排泄された。糞中には未変化体はほとんど検出されなかった。