製品名 エサンブトール錠125mg
エサンブトール錠250mg

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一般名
Ethambutol Hydrochloride
薬効分類
抗菌薬
 >抗結核薬
価格
125mg1錠:8.1円/錠
250mg1錠:15.9円/錠

製薬会社
効能・効果
用法・容量

効能・効果

  • <適応菌種>

    • 本剤に感性のマイコバクテリウム属
  • <適応症>

    • 肺結核及びその他の結核症、マイコバクテリウム・アビウムコンプレックス(MAC)症を含む非結核性抗酸菌症

用法・用量

  • [肺結核及びその他の結核症]

    • 通常成人は、エタンブトール塩酸塩として1日量0.75~1gを1~2回に分けて経口投与する。
      年齢、体重により適宜減量する。
      なお、他の抗結核薬と併用することが望ましい。
  • [MAC症を含む非結核性抗酸菌症]

    • 通常成人は、エタンブトール塩酸塩として0.5~0.75gを1日1回経口投与する。
      年齢、体重、症状により適宜増減するが1日量として1gを超えない。
禁忌
【禁忌】

次の患者には投与しないこと

  • 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
原則禁忌

次の患者には投与しないことを原則とするが、特に必要とする場合には慎重に投与すること

  • 視神経炎のある患者[視力障害が増強されるおそれがある。(「9.その他の注意(眼障害予防の具体的方法)」の(2)項参照)]
  • 糖尿病患者、アルコール中毒患者[既に視神経障害を起こしている場合があり、症状が増悪されるおそれがある。]
  • 乳・幼児[視力障害の早期発見が極めて困難である。]
副作用
(頻度不明)
視力障害
視神経障害による視力低下、中心暗点、視野狭窄、色覚異常等の視力障害があらわれ、発見が遅れ高度に進行すると非可逆的になることがあるので、視力検査等を定期的に行い、異常が認められた場合には、投与を中止すること。
重篤な肝障害
劇症肝炎等の重篤な肝障害があらわれることがあるので、定期的に肝機能検査を行うなど観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
ショック、アナフィラキシー
ショック、アナフィラキシーがあらわれることがあるので、観察を十分に行い、呼吸困難、全身潮紅、血管浮腫(顔面浮腫、喉頭浮腫等)、蕁麻疹等の異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
間質性肺炎、好酸球性肺炎
間質性肺炎、好酸球性肺炎があらわれることがあるので、観察を十分に行い、発熱、咳嗽、呼吸困難、胸部X線異常等が認められた場合には投与を中止し、副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行うこと。
中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)、紅皮症(剥脱性皮膚炎)
中毒性表皮壊死融解症、皮膚粘膜眼症候群、紅皮症(剥脱性皮膚炎)があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には直ちに投与を中止し、適切な処置を行うこと。
血小板減少
血小板減少があらわれることがあるので、定期的に血液検査を行うなど観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
注意

慎重投与

次の患者には慎重に投与すること

腎障害のある患者[蓄積を起こすことが報告されている。]

重要な基本的注意

視力障害があらわれることがあるので、視力検査等を十分に行い、投与すること。(「9.その他の注意(眼障害予防の具体的方法)」の項参照)
他の抗結核薬との併用により、重篤な肝障害があらわれることがあるので、併用する場合は定期的に肝機能検査を行うこと。(「3.相互作用」、「4.(1)重大な副作用」の項参照)

適用上の注意

薬剤交付時
PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること。[PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、さらには穿孔を起こして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することが報告されている。]
肺結核及びその他の結核症に対する本剤の使用にあたっては、耐性菌の発現等を防ぐため、原則として感受性を確認し、疾病の治療上必要な最小限の期間の投与にとどめること。
本剤をMAC症を含む非結核性抗酸菌症に使用する際には、投与開始時期、投与期間、併用薬等について国内外の各種学会ガイドライン等、最新の情報を参考にし、投与すること。
本剤の体重別1日投与量の目安は次表のとおりである。
参考:肺結核及びその他の結核症
体重1日投与量投与方法
mg250mg錠のみを用いる場合250mg錠と125mg錠を用いる場合125mg錠のみを用いる場合
250mg錠125mg錠
60kg以上10004錠8錠1日量を朝食後1回経口投与あるいは、朝夕2回に分けて経口投与する。
50kg以上8753錠1錠7錠
40kg以上7503錠6錠
35kg以上6252錠1錠5錠
30kg以上5002錠4錠
体重別の1日量はエタンブトール塩酸塩15~20mg/kgの範囲内で算出している。
参考:MAC症を含む非結核性抗酸菌症
体重1日投与量投与方法
mg250mg錠のみを用いる場合250mg錠と125mg錠を用いる場合125mg錠のみを用いる場合
250mg錠125mg錠
50kg以上7503錠6錠1日1回朝食後に経口投与する。
40kg以上6252錠1錠5錠
30kg以上5002錠4錠
体重別の1日量はエタンブトール塩酸塩約15mg/kgで算出している。

高齢者への投与

一般に高齢者では生理機能が低下しているので、少量から投与を開始するなど注意すること。
高齢者では視力障害があらわれやすいので、定期的に視力検査を行い、患者の状態を観察しながら、慎重に投与すること。

妊婦、産婦、授乳婦等への投与

妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。[妊娠中の投与に関する安全性は確立していない。]
授乳中の婦人には本剤投与中は授乳を避けさせること。[ヒト母乳中へ移行することが報告されている。]

小児等への投与

乳児、幼児に対する安全性は確立していないので、原則として投与しないこと。[視力障害の早期発見が極めて困難である。(「原則禁忌」の項参照)]

薬物動態

吸収
エタンブトール塩酸塩として25mg/kgを空腹時1回経口投与したとき、最高血中濃度は2時間後に5.7μg/mLである(健常成人)。
分布
エタンブトール塩酸塩0.5gを1回経口投与したとき、肺組織内濃度は血中濃度より高い(肺結核患者)。
代謝・排泄
エタンブトール塩酸塩25mg/kgを1回経口投与後の尿糞中への累積排泄率は24時間で54~67%、48時間で72~86%及び144時間で79~94%である。尿中へは、24時間までに54%が排泄される。尿中排泄物は未変化体と代謝物(アルデヒド体、酪酸誘導体)で、その比率はおよそ2:1である(肺結核患者、米国)。

エルゼビアは医療の最前線にいらっしゃる
すべての医療従事者の皆様に敬意を表します。
人々の健康を守っていただき、ありがとうございます。
Thank you for serving us!