製品名 エクラー軟膏0.3%
エクラークリーム0.3%
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- 一般名
- Deprodone Propionate
- 薬効分類
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皮膚科疾患用薬>外用副腎皮質ステロイド薬(ストロング)
- 価格
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0.3%1g:19.3円/g
0.3%1g:19.3円/g
- 製薬会社
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効能・効果
用法・容量 -
効能・効果
- 湿疹・皮膚炎群(進行性指掌角皮症、ビダール苔癬、日光皮膚炎、皮脂欠乏性湿疹、脂漏性皮膚炎を含む)、薬疹・中毒疹、虫さされ、痒疹群[蕁麻疹様苔癬、ストロフルス、結節性痒疹(固定蕁麻疹)を含む]、乾癬、紅皮症、紅斑症(多形滲出性紅斑、ダリエ遠心性環状紅斑)、ジベル薔薇色粃糠疹、掌蹠膿疱症、特発性色素性紫斑(マヨッキー紫斑、シャンバーグ病)、円形脱毛症
用法・用量
- 通常1日1~数回、適量を患部に塗布する。
- 禁忌
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【禁忌】
次の患者には使用しないこと
- 細菌・真菌・スピロヘータ・ウイルス皮膚感染症及び動物性皮膚疾患(疥癬、けじらみ等)[これらの疾患が増悪するおそれがある。]
- 本剤の成分に対して過敏症の既往歴のある患者
- 鼓膜に穿孔のある湿疹性外耳道炎[穿孔部位の治癒の遅延及び感染のおそれがある。]
- 潰瘍(ベーチェット病は除く)、第2度深在性以上の熱傷・凍傷[皮膚の再生が抑制され、治癒が遅延するおそれがある。]
- 副作用
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- 緑内障、後のう白内障
- 眼瞼皮膚への使用に際しては眼圧亢進、緑内障を起こすことがあるので注意すること。
大量又は長期にわたる広範囲の使用、密封法(ODT)により、後のう白内障、緑内障等の症状があらわれることがある。
- 注意
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重要な基本的注意
- 皮膚感染を伴う湿疹・皮膚炎には使用しないことを原則とするが、やむを得ず使用する必要がある場合には、あらかじめ適切な抗菌剤(全身適用)、抗真菌剤による治療を行うか、又はこれらとの併用を考慮すること。
- 大量又は長期にわたる広範囲の密封法(ODT)等の使用により、副腎皮質ステロイド剤を全身的投与した場合と同様な症状があらわれることがある。
- 本剤の使用により症状の改善がみられない場合又は症状の悪化をみる場合は使用を中止すること。
- 症状改善後は、できるだけ速やかに使用を中止すること。
適用上の注意
- 使用部位
- 眼科用として使用しないこと。
- 使用方法
- 患者に化粧下、ひげそり後等に使用することのないよう注意すること。
高齢者への使用
- 一般に高齢者では生理機能が低下しているので、大量又は長期にわたる使用に際しては特に注意すること。
妊婦、産婦、授乳婦等への使用
- 妊婦又は妊娠している可能性のある婦人に対しては大量又は長期にわたる広範囲の使用を避けること。[妊婦に対する安全性は確立していない。]
小児等への使用
- 乳児・幼児及び小児では、長期・大量使用又は密封法(ODT)により発育障害をきたすおそれがある。
薬物動態
- 健康成人男子の腰背部に、エクラー軟膏0.3%及びエクラークリーム0.3%2g(デプロドンプロピオン酸エステルとして6mg)を12時間密封塗布し、デプロドンプロピオン酸エステル及びその主代謝物である6β-ヒドロキシ体の血中濃度を経時的に測定したところ、両剤形とも同じような濃度推移をたどり、デプロドンプロピオン酸エステルは投与約12時間後、6β-ヒドロキシ体については約15時間後まで上昇し、以後緩やかに消失し、投与48時間後には全例とも検出限界(4pg/mL)付近あるいは検出限界以下となった。また、このときの総累積尿中排泄率は、投与量の約0.06%と低値であった。