製品名 パントシン錠30
パントシン錠60
パントシン錠100
パントシン錠200
パントシン散20%
パントシン細粒50%
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- 一般名
- Pantethine
- 薬効分類
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ビタミン製剤等>パントテン酸製剤
- 価格
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30mg1錠:5.7円/錠
60mg1錠:6.3円/錠
100mg1錠:8.4円/錠
200mg1錠:16.8円/錠
20%1g:14.9円/g
50%1g:28.9円/g
- 製薬会社
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- 製造販売元:アルフレッサファーマ株式会社
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効能・効果
用法・容量 -
効能・効果
- パントテン酸欠乏症の予防及び治療
- パントテン酸の需要が増大し、食事からの摂取が不十分な際の補給
(消耗性疾患、甲状腺機能亢進症、妊産婦、授乳婦など)
下記疾患のうち、パントテン酸の欠乏又は代謝障害が関与すると推定される場合
- 高脂血症
- 弛緩性便秘
- ストレプトマイシン及びカナマイシンによる副作用の予防及び治療
- 急・慢性湿疹
- 血液疾患の血小板数ならびに出血傾向の改善
- なお、3の適応に対して、効果がないのに月余にわたって漫然と使用すべきでない。
用法・用量
- 通常、成人にはパンテチンとして1日30~180mgを1~3回に分けて経口投与する。
- 血液疾患、弛緩性便秘には、パンテチンとして1日300~600mgを1~3回に分けて経口投与する。
- 高脂血症には、パンテチンとして1日600mgを3回に分けて経口投与する。
- なお、年齢、症状により適宜増減する。
- 禁忌
- 副作用
- 注意
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適用上の注意
- 薬剤交付時
- PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること。[PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することが報告されている。]
薬物動態
- 吸収、分布、代謝及び排泄
- 参考(動物実験)
- ラットに〔β-Ala-14C〕パンテチン200mg/kgを単回経口投与した時の最高血中濃度到達時間(Tmax)は次のとおりである。
正常ラット 病態ラット 動脈硬化症 糖尿病 アルコール性脂肪肝 Tmax 16時間 16時間 8時間 24時間
- 組織内放射能濃度は肝で著しく高く、ほとんどの組織において血液より高い濃度を示し、組織親和性が高いことを示唆している。細胞内でパンテチンは、パントテン酸とシステアミンに分解されたが、一部はCoAに合成された。
正常ラットでは、〔β-Ala-14C〕パンテチンは主として糞中に排泄され、投与後48時間までに投与放射能の約85%が尿中、糞中及び呼気中へ排泄され、胆汁中にはほとんど排泄されなかった。