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効能・効果/用法・用量 

効能・効果

  • (1)パントテン酸欠乏症の予防及び治療
  • (2)パントテン酸の需要が増大し、食事からの摂取が不十分な際の補給
    (消耗性疾患、甲状腺機能亢進症、妊産婦、授乳婦など)
  • (3)下記疾患のうち、パントテン酸の欠乏又は代謝障害が関与すると推定される場合

    • ・高脂血症
    • ・術後腸管麻痺
    • ・ストレプトマイシン及びカナマイシンによる副作用の予防及び治療
    • ・急・慢性湿疹
    • ・血液疾患の血小板数ならびに出血傾向の改善
  • なお、(3)の適応に対して、効果がないのに月余にわたって漫然と使用すべきでない。

用法・用量

  • 通常、成人にはパンテチンとして1日20~100mg、血液疾患、術後腸管麻痺には、1日200mgを1~2回に分けて、皮下、筋肉内又は静脈内注射する。
    なお、年齢、症状により適宜増減する。

禁忌 

注意 

14.適用上の注意

14.1 薬剤投与時の注意
筋肉内注射にあたっては、組織・神経等への影響を避けるため下記の点に注意すること。
・注射部位については、神経走行部位を避けて慎重に投与すること。
・くりかえし注射する場合には、左右交互に注射するなど、同一部位を避けること。なお、小児等には特に注意すること。
・注射針を刺入したとき、激痛を訴えたり、血液の逆流をみた場合は、直ちに針を抜き、部位をかえて注射すること。

7.用法及び用量に関連する注意

パントシン注5%
1日あたりの製剤量は次のとおりである。
製剤(含量別)1日量(パンテチンとして)
20~100mg200mg
注5%0.4~2.0mL4.0mL

7.用法及び用量に関連する注意

パントシン注10%
1日あたりの製剤量は次のとおりである。
製剤(含量別)1日量(パンテチンとして)
20~100mg200mg
注10%0.2~1.0mL2.0mL

16.薬物動態

16.1 血中濃度
正常ラットに〔β-Ala-14C〕パンテチン20mg/kgを単回静脈内投与すると、血中放射能濃度は二相性で推移し、分布相での消失は速やかであり、消失相の半減期は極めて長かった。
16.3 分布
正常ラットに〔β-Ala-14C〕パンテチン20mg/kgを単回静脈内投与すると、組織内放射能濃度は肝で著しく高く、ほとんどの組織において血液より高い濃度を示し、組織親和性が高いことを示唆している。
16.4 代謝
正常ラットに〔β-Ala-14C〕パンテチン20mg/kgを単回静脈内投与すると、細胞内でパンテチンは、パントテン酸とシステアミンに分解されたが、一部はCoAに合成された。
16.5 排泄
正常ラットに〔β-Ala-14C〕パンテチン20mg/kgを単回静脈内投与すると、投与後48時間で放射能の約80%が尿中に排泄され、糞中にはほとんど排泄されなかった。

その他の副作用 

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

0.1~5%未満0.1%未満
消化器腹部膨満、腹痛下痢・軟便、悪心

注)発現頻度は文献集計に基づく。

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