製品名 ネオシネジンコーワ注1mg
ネオシネジンコーワ注5mg

一般名
Phenylephrine Hydrochloride
薬効分類
昇圧・心不全・冠動脈・末梢血管疾患薬
 >非カテコラミン系昇圧薬
価格
0.1%1mL1管:58円/管
0.5%1mL1管:58円/管

製薬会社
効能・効果
用法・容量

効能・効果

  • 各種疾患若しくは状態に伴う急性低血圧又はショック時の補助治療
  • 発作性上室頻拍
  • 局所麻酔時の作用延長

用法・用量

  • 〔皮下注射及び筋肉内注射〕

    • フェニレフリン塩酸塩として、通常成人1回2~5mgを皮下注射又は筋肉内注射する。なお、年齢、症状により適宜増減するが、その範囲は1~10mgとし、初回量は5mgを超えないこと。
      また、反復投与を行う場合には、10~15分おきに行うこと。
  • 〔静脈内注射〕

    • フェニレフリン塩酸塩として、通常成人1回0.2mgを注射液そのまま、又は約10mLの生理食塩液、リンゲル液若しくは5%ブドウ糖液等に混入して静脈内注射する。なお、年齢、症状により適宜増減するが、その範囲は0.1~0.5mgとする。また反復投与を行う場合には、10~15分おきに行うこと。
  • 〔点滴静脈内注射〕

    • 100mLの血液、リンゲル液又は5%ブドウ糖液等に対し、フェニレフリン塩酸塩として0.5~1.0mgの割合で混入し、血圧を測定しながら滴数を加減して点滴静注する。
  • 〔局麻時の作用延長〕

    • 通常、20mLの局所麻酔剤に対してフェニレフリン塩酸塩として1mgの割合で混入して使用する。
禁忌
原則禁忌

次の患者には投与しないことを原則とするが、特に必要とする場合には慎重に投与すること

  • 心室性頻拍のある患者〔症状を悪化させるおそれがある。〕
  • 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
副作用
注意

慎重投与

次の患者には慎重に投与すること

高血圧の患者〔本剤の血管収縮作用により、急激な血圧上昇があらわれるおそれがある。〕
重篤な動脈硬化症の患者〔本剤の血管収縮作用により、閉塞性血管障害が促進されるおそれがある。〕
甲状腺機能亢進症の患者〔交感神経興奮作用が増強されるおそれがある。〕
高齢者(「高齢者への投与」の項参照)
心疾患のある患者〔心疾患が悪化するおそれがある。〕
徐脈のある患者〔昇圧に伴う徐脈が生じ易く、徐脈を助長するおそれがある。〕

重要な基本的注意

ショックの緊急治療の原則は換気の確保、輸液及び心拍出量の増加と昇圧である。ショック時の循環動態はショックを起こした原因及び病期によって異なるので、昇圧剤の選択及び使用時期については十分注意すること。
また、本剤は血圧下降等の応急処置剤として用いるべき薬剤であり、輸血又は輸液にかわるものではない。
過度の昇圧反応を起こすことがあり、急性肺水腫、不整脈、心停止等があらわれることがあるので、過量投与にならないよう注意すること。

適用上の注意

静脈内に投与する場合には、血圧の異常上昇をきたさないよう慎重に投与すること。
点滴静注で大量の注射液が血管外に漏出した場合、局所の虚血性壊死があらわれることがあるので注意すること。
局所麻酔剤に添加して用いる場合には、耳、指趾又は陰茎に投与しないこと。
本剤により過度の血圧上昇が生じた場合には、α遮断薬(フェントラミン等)を使用すること。
本剤の皮下又は筋肉内注射にあたっては組織、神経などへの影響をさけるため下記の点に留意すること。
神経走行部をさけるよう注意して注射すること。
繰返し注射する場合には、例えば左右交互に注射するなど、注射部位を変えて行うこと。なお、乳幼小児には連用しないことが望ましい。
注射針を刺入したとき、激痛を訴えたり、血液の逆流をみた場合には、直ちに針を抜き、部位をかえて注射すること。
本品は「一点カットアンプル」を使用しているので、ヤスリを用いず、アンプル枝部のマークの反対方向に折り取ること。

高齢者への投与

一般に高齢者では生理機能が低下しているので減量するなど注意すること。

妊婦、産婦、授乳婦等への投与

妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。〔動物実験で、胎児毒性(低酸素血症)が報告されている。〕

小児等への投与

低出生体重児、新生児、乳児、幼児又は小児に対する安全性は確立していない。