製品名 ペントナ錠4mg
ペントナ散1%

一般名
Mazaticol Hydrochloride Hydrate
薬効分類
パーキンソン病・認知症治療薬
 >抗コリン薬
価格
4mg1錠:18.4円/錠
1%1g:43.4円/g

製薬会社
効能・効果
用法・容量

効能・効果

  • 向精神薬投与によるパーキンソン症候群

用法・用量

  • ペントナ錠4mg

    • 通常成人には、1回1錠(マザチコール塩酸塩水和物として4mg)を1日3回経口投与する。
      年齢・症状により適宜増減する。
  • ペントナ散1%

    • 通常成人には、1回0.4g(マザチコール塩酸塩水和物として4mg)を1日3回経口投与する。
      年齢・症状により適宜増減する。
禁忌
【禁忌】

次の患者には投与しないこと

  • 緑内障の患者〔抗コリン作用により房水通路が狭くなり眼圧が上昇し、緑内障を悪化させるおそれがある。〕
  • 本剤の成分に対し過敏症の患者
  • 重症筋無力症の患者〔抗コリン作用による筋緊張低下のため、重症筋無力症の症状を悪化させるおそれがある。〕
  • 前立腺肥大等尿路に閉塞性疾患のある患者〔抗コリン作用による膀胱平滑筋の弛緩、膀胱括約筋の緊張により排尿困難を悪化させるおそれがある。〕
副作用
Syndrome malin(悪性症候群)
他の抗パーキンソン剤(ビペリデン等)で、抗精神病薬、抗うつ剤及びドパミン作動系抗パーキンソン剤との併用において、他の抗パーキンソン剤(ビペリデン等)及び併用薬の減量又は中止により、発熱、無動緘黙、意識障害、強度の筋強剛、不随意運動、嚥下困難、頻脈、血圧の変動、発汗等があらわれることがある。このような症状があらわれた場合には、体冷却、水分補給などの全身管理等の適切な処置を行うこと。本症発症時には、白血球の増加や血清CK(CPK)の上昇があらわれることが多く、また、ミオグロビン尿を伴う腎機能の低下があらわれることがある。
注意

慎重投与

次の患者には慎重に投与すること

不整脈又は頻脈傾向にある患者〔抗コリン作用により交感神経が優位になり不整脈、頻脈が悪化するおそれがある。〕
肝障害又は腎障害のある患者〔代謝・排泄遅延により作用が増強するおそれがある。〕
高齢者〔「高齢者への投与」の項参照〕
高温環境にある患者〔抗コリン作用により発汗抑制が起こり、体温調節が困難になるおそれがある。〕
脱水・栄養不良状態等を伴う身体的疲弊のある患者〔Syndrome malin(悪性症候群)が起こりやすい。〕

重要な基本的注意

本剤の投与は、少量から開始し、観察を十分に行い慎重に維持量まで増量すること。また、他剤から本剤に切りかえる場合には、他剤を徐々に減量しながら本剤を増量するのが原則である。
本剤投与中は定期的に隅角検査及び眼圧検査を行うことが望ましい。
眠気、調節障害及び注意力・集中力・反射機能等の低下が起こることがあるので、本剤投与中の患者には、自動車の運転等危険を伴う機械の操作には従事させないよう注意する。

適用上の注意

薬剤交付時
PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること。〔PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することが報告されている。〕

効能・効果に関連する使用上の注意

パーキンソン用剤はフェノチアジン系化合物、レセルピン誘導体等による口周部等の不随意運動(遅発性ジスキネジア)を通常軽減しない。場合によっては、このような症状を増悪顕性化させることがある。

高齢者への投与

高齢者ではせん妄、不安等の精神症状及び抗コリン作用によるめまい、立ちくらみ、口渇等があらわれやすいので、減量するなど注意すること。

妊婦、産婦、授乳婦等への投与

妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には、治療上の有益性が危険性を上まわると判断される場合にのみ投与すること。〔動物実験(マウス、ラット)で母体への影響(体重増加抑制傾向)及び胎児異常(発育抑制)が認められた。〕
授乳中の婦人に投与することを避け、やむを得ず投与する場合には授乳を中止させること。〔授乳中の投与に関する安全性は確立していない。〕

小児等への投与

乳児、小児に対しては、治療上の有益性が危険性を上まわると判断される場合にのみ投与すること。〔乳児、小児への投与に関する安全性は確立していない。〕