製品名 タチオン注射用100mg
タチオン注射用200mg
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- 一般名
- Glutathione
- 薬効分類
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消化器用薬(その他)>肝機能改善薬
- 価格
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100mg1管:73円/管
200mg1管:98円/管
- 製薬会社
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- 販売元:日本ジェネリック株式会社
製造販売元:長生堂製薬株式会社
- 販売元:日本ジェネリック株式会社
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効能・効果
用法・容量 -
効能・効果
- 薬物中毒、アセトン血性嘔吐症(自家中毒、周期性嘔吐症)
- 慢性肝疾患における肝機能の改善
- 急性湿疹、慢性湿疹、皮膚炎、じんま疹、リール黒皮症、肝斑、炎症後の色素沈着
- 妊娠悪阻、妊娠高血圧症候群
- 角膜損傷の治癒促進
- 放射線療法による白血球減少症、放射線宿酔、放射線による口腔粘膜の炎症
用法・用量
- 通常成人には、グルタチオンとして1回100~200mgを溶解液にて溶解し1日1回筋肉内又は静脈内に注射する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
- 禁忌
- 副作用
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- アナフィラキシー様症状(0.1%未満)
- アナフィラキシー様症状があらわれることがあるので、観察を十分に行い、顔面蒼白、血圧低下、脈拍の異常等の症状があらわれた場合には、投与を中止すること。
- 注意
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適用上の注意
- 筋肉内注射時
- 筋肉内注射にあたっては、組織・神経等への影響を避けるため、下記の点に注意すること。
- 神経走行部位を避けるよう注意すること。
- 繰返し注射する場合には、例えば左右交互に注射するなど、注射部位をかえて行うこと。
- 注射針を刺入したとき、激痛を訴えたり、血液の逆流をみた場合は、直ちに針を抜き、部位をかえて注射すること。
- 調製時
- 本品は、ワンポイントカットアンプルであるが、アンプルカット部分をエタノール綿等で清拭してからカットすることが望ましい。
- 溶解後直ちに使用すること。
薬物動態
- <参考>
- 血中濃度
- ラットに35S-glutathione(35S-GSH)を静脈内投与すると、血液中の放射能活性は投与後1及び5時間で血漿部分に分布した。24時間では血漿及び血球部分にほぼ同様に分布しており、7日目では逆に放射能活性の大部分は血球中に見出された。また、24時間での血漿中の放射能活性は90%が蛋白部分に存在した。
- 代謝、排泄
- ラットに35S-glutathione(35S-GSH)を静脈内投与すると、GSHは短時間に各臓器によく分布し、なかでも肝臓、腎臓、皮膚、脾臓等には高濃度に分布した。心臓、骨格筋、脳では単位重量あたりの放射能活性の分布は少なかったが、経時的減少はゆるやかであった。尿中へは、7日後までに、投与された放射能活性の24±4.2%が排泄された。