製品名 ドパミン塩酸塩点滴静注100mg「アイロム」

一般名
Dopamine Hydrochloride
薬効分類
昇圧・心不全・冠動脈・末梢血管疾患薬
 >カテコラミン
価格
100mg5mL1管:95円/管

製薬会社
効能・効果
用法・容量

効能・効果

  • 急性循環不全(心原性ショック、出血性ショック)
  • 下記のような急性循環不全状態に使用する。
    • 無尿、乏尿や利尿剤で利尿が得られない場合
    • 脈拍数の増加した状態
    • 他の強心昇圧剤により副作用が認められたり、好ましい反応が得られない状態

用法・用量

  • 通常ドパミン塩酸塩として1分間あたり1~5μg/kgを点滴静脈投与し、患者の状態に応じ20μg/kgまで増量することができる。
    必要に応じて日局生理食塩液、日局ブドウ糖注射液、総合アミノ酸注射液、ブドウ糖・乳酸ナトリウム・無機塩類剤等で薄める。
    投与量は患者の血圧、脈拍数及び尿量により適宜増減する。
禁忌
【禁忌】

次の患者には投与しないこと

  • 褐色細胞腫[カテコールアミンを過剰に産生する腫瘍であるため、症状が悪化するおそれがある。]
副作用
(頻度不明)
麻痺性イレウスがあらわれることがある。
末梢血管の収縮により四肢冷感等の末梢の虚血が起こり、壊疽を生じることもあるので、四肢の色や温度を十分に観察し、変化があらわれた場合には投与を中止し、必要があればα-遮断剤を静脈内投与する。
注意

慎重投与

次の患者には慎重に投与すること

末梢血管障害のある患者(糖尿病、アルコール中毒、凍傷、動脈硬化症、レイノー症候群、バージャー病等)[末梢血管収縮作用により症状が悪化するおそれがある。]
未治療の頻脈性不整脈又は心室細動の患者[陽性変時作用により症状が悪化するおそれがある。]

重要な基本的注意

それぞれのショック状態において必要に応じ最初に輸液、輸血、呼吸管理、ステロイド投与等の処置を考慮する。
血圧、脈拍数及び尿量等、患者の状態を観察しながら投与する。
大量投与したとき、脈拍数の増加がみられた場合や尿量の増加がみられない場合には本剤を減量するか中止する。

適用上の注意

投与時
血管外へ漏れた場合、注射部位を中心に硬結、又は壊死を起こすことがあるので、できるだけ太い静脈を確保するなど慎重に投与すること。
調製時
pH8.0以上になると着色することがあるので、重曹のようなアルカリ性薬剤と混合しないこと。
希釈溶液として日局生理食塩液、日局ブドウ糖注射液、総合アミノ酸注射液、ブドウ糖・乳酸ナトリウム・無機塩類剤等がある。
本品は一点カットアンプルを使用しているので、アンプルカット時にはヤスリを用いず、アンプル頭部のマークが真上にくるように持ち、反対側へ折ること。なお、カット時に異物混入を避けるため、カット部分をエタノール綿等で清拭し、カットすることが望ましい。

高齢者への投与

高齢者では生理機能が低下していることが多く、副作用があらわれやすいので、少量から投与を開始するなど患者の状態を観察しながら慎重に投与すること。

妊婦、産婦、授乳婦等への投与

妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には治療上の有益性が危険性を上まわると判断される場合にのみ投与すること。[妊娠中の投与に関する安全性は確立していない。]