製品名 タナドーパ顆粒75%

一般名
Docarpamine
薬効分類
昇圧・心不全・冠動脈・末梢血管疾患薬
 >カテコラミン
価格
75%1g:403.7円/g

製薬会社
効能・効果
用法・容量

効能・効果

  • ドパミン塩酸塩注射液、ドブタミン塩酸塩注射液等の少量静脈内持続点滴療法(5μg/kg/min未満)からの離脱が困難な循環不全で、少量静脈内持続点滴療法から経口剤への早期離脱を必要とする場合

用法・用量

  • 通常、成人にはドカルパミンとして1日量2250mg(本剤3g)を3回に分けて経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
禁忌
【禁忌】

次の患者には投与しないこと

  • 褐色細胞腫の患者〔褐色細胞腫の患者では血中にカテコラミンが過剰に分泌されているので、ドパミン産生物質を投与すると、一層の過剰反応が起こったり、期待した効果が得られないおそれがある。〕
副作用
心室頻拍(1%未満)等の不整脈があらわれることがあるので、観察を十分に行い、このような症状があらわれた場合には、抗不整脈剤を投与するなど適切な処置を行うこと。
AST(GOT)、ALT(GPT)、ALP、LDH、γ-GTPの上昇等を伴う肝機能障害(1%未満)や黄疸(1%未満)があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
注意

次の患者には慎重に投与すること

肥大型閉塞性心筋症(特発性肥厚性大動脈弁下狭窄)の患者〔心収縮力増強作用により、左室流出障害を増強させるおそれがある。〕
ドパミン塩酸塩注射液、ドブタミン塩酸塩注射液等の少量静脈内持続点滴療法(5μg/kg/min未満)が行われている時期(発症後約1週間)において、点滴剤からの早期離脱を必要とする場合に本剤に切り換える。
本剤の切り換え投与に当たっては、血圧の低下、尿量の減少、呼吸困難、倦怠感、脈拍の変動等に注意し、切り換えが困難と考えられる場合はもとの点滴療法にもどすこと。
治療に当たっては、経過を十分に観察し、病状に応じ、治療上必要最小限の使用にとどめること。
なお、長期の使用経験は十分でないので、長期の維持療法には用いないことが望ましい。
一般に高齢者では生理機能が低下していることが多く、副作用があらわれやすいので、患者の状態を観察しながら、慎重に投与すること。
妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には、治療上の有益性が危険性を上まわると判断される場合にのみ投与すること。〔動物実験(ラット)で出産児毒性(発育抑制)が報告されている。〕
授乳中の婦人に投与することを避け、やむを得ず投与する場合には授乳を中止させること。〔動物実験(ラット)で血清プロラクチンの低下及び乳汁中への移行が認められている。〕
小児等に対する安全性は確立していない(使用経験が少ない)。
血漿中遊離型ドパミン濃度
健康成人男子にタナドーパ顆粒75% 1g(ドカルパミンとして750mg)を単回経口投与した場合、血漿中遊離型ドパミン濃度は1.5時間後に最大値(63.3±14.3ng/mL)に達し、5時間後にはほとんど消失した。
健康成人男子9例タナドーパ顆粒1g単回経口投与(mean±S.E.)
代謝・排泄
健康成人男子にタナドーパ顆粒75% 1g(ドカルパミンとして750mg)を単回経口投与した場合、24時間以内に投与量の約70%が尿中に排泄された。尿中排泄物は、遊離型及び抱合型ドパミンが半分以上を占め、残りはホモバニリン酸と3,4-ジヒドロキシフェニル酢酸等であった。