製品名 ドレニゾンテープ4μg/cm2
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- 一般名
- Fludroxycortide
- 薬効分類
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皮膚科疾患用薬>外用副腎皮質ステロイド薬(その他)
- 価格
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(0.3mg)7.5cm×10cm:72.7円/
- 製薬会社
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- 販売元 : 帝國製薬株式会社
製造販売元:大日本住友製薬株式会社
- 販売元 : 帝國製薬株式会社
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効能・効果
用法・容量 -
効能・効果
- 湿疹・皮膚炎群(進行性指掌角皮症,ビダール苔癬を含む),結節性痒疹(固定蕁麻疹を含む),乾癬,掌蹠膿疱症,扁平紅色苔癬,アミロイド苔癬,環状肉芽腫,光沢苔癬,慢性円板状エリテマトーデス,フォックス・フォアダイス病,肥厚性瘢痕・ケロイド,尋常性白斑,シャンバーグ病,悪性リンパ腫(菌状息肉症の紅斑・扁平浸潤期等)
用法・用量
- 患部を軽く洗浄し,よく乾燥させた後,本剤を台紙に付着したまま適当な大きさに切り取り,台紙を取り除き患部に粘着面をあてて貼付する.
本剤は,貼付後12時間または24時間ごとに貼りかえる.
必要な場合,夜間のみ貼付する.
なお,貼りかえ時にも患部の洗浄および乾燥を行うこと.
- 禁忌
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【禁忌】
次の場合には投与しないこと
- 細菌・真菌・スピロヘータ・ウイルス皮膚感染症および動物性皮膚疾患(疥癬,けじらみ等)〔免疫抑制作用により感染を増悪させるおそれがある.〕
- 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
- 鼓膜に穿孔のある湿疹性外耳道炎〔鼓膜の再生の遅延および感染増悪のおそれがある.〕
- 潰瘍(ベーチェット病は除く),第2度深在性以上の熱傷・凍傷〔肉芽形成抑制作用がある.〕
- 副作用
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- (まれに:0.1%未満,ときに:0.1~5%未満,副詞なし:5%以上または頻度不明)
- 眼圧亢進,緑内障,後のう白内障
- 眼瞼皮膚への使用に際しては,眼圧亢進,緑内障,後のう白内障を起こすことがあるので注意すること.大量または長期にわたる広範囲の使用,密封法(ODT),またはテープ剤の使用により,緑内障,後のう白内障等の症状があらわれることがある.
- 注意
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重要な基本的注意
- 皮膚感染を伴うあるいは湿潤型の湿疹・皮膚炎には使用しないことを原則とするが,やむを得ず使用する必要がある場合には,あらかじめ適切な抗菌剤(全身適用),抗真菌剤による治療を行うか,またはこれらとの併用を考慮すること.
- 大量または長期にわたる広範囲の使用,密封法(ODT),またはテープ剤の使用により,副腎皮質ステロイド剤を全身投与した場合と同様な症状があらわれることがあるので,特別な場合を除き長期にわたる広範囲の使用を避けること.
- 本剤の使用により症状の改善がみられない場合または症状の悪化をみる場合は使用を中止すること.
高齢者への投与
- 大量または長期にわたる広範囲の使用を避けること.〔一般に高齢者では生理機能が低下している.〕
妊婦・産婦・授乳婦等への投与
- 妊婦または妊娠している可能性のある婦人に対しては,大量または長期にわたる広範囲の使用を避けること.〔妊婦に対する安全性は確立していない.また,他の副腎皮質ステロイド剤の動物実験で,口蓋裂等の催奇形性が報告されている.〕
小児等への投与
- 長期・大量使用,密封法(ODT),またはテープ剤の使用により,発育障害をきたすおそれがある.
薬物動態
- 皮膚への移行
- 乾癬患者にフルドロキシコルチドを4,8,16μg/cm2含有したテープを16,18,48時間貼付した後,テープを除去してテープ中に残存するフルドロキシコルチド量を測定した結果,フルドロキシコルチドはテープから容易に放出され,放出量とテープの初期濃度および放出量と貼付時間との間に相関が認められた.