製品名 スパカール錠40mg
スパカール細粒10%
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- 一般名
- Trepibutone
- 薬効分類
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消化器用薬(その他)>利胆薬
- 価格
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40mg1錠:17.7円/錠
10%1g:38.6円/g
- 製薬会社
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- 製造販売元:大原薬品工業株式会社
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効能・効果
用法・容量 -
効能・効果
- 下記疾患に伴う鎮痙・利胆
- 胆石症、胆のう炎、胆管炎、胆道ジスキネジー、胆のう切除後症候群
- 慢性膵炎に伴う疼痛並びに胃腸症状の改善
用法・用量
スパカール錠40mg
- 通常成人には1回1錠(トレピブトンとして40mg)を1日3回食後直ちに経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
スパカール細粒10%
- 通常成人には1回400mg(トレピブトンとして40mg)を1日3回食後直ちに経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
- 下記疾患に伴う鎮痙・利胆
- 禁忌
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【禁忌】
次の患者には投与しないこと
- 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
- 副作用
- 注意
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適用上の注意
- 薬剤交付時(錠剤)
- PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること。〔PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することが報告されている。〕
高齢者への投与
- 高齢者では生理機能が低下していることが多く、副作用があらわれやすいので、患者の状態を観察しながら慎重に投与すること。
妊婦、産婦、授乳婦等への投与
- 妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。〔妊娠中の投与に関する安全性は確立していない。〕
- 授乳中の婦人には投与しないことが望ましいが、やむを得ず投与する場合には授乳を中止させること。〔授乳中の投与に関する安全性は確立していない。〕
小児等への投与
- 低出生体重児、新生児、乳児、幼児又は小児に対する安全性は確立していない。(使用経験が少ない。)
薬物動態
- 血清中濃度
- スパカール錠40mg1錠あるいはスパカール細粒10%0.4g(トレピブトンとして40mg)を、それぞれ健常成人男子10例に単回経口投与したときの血清中トレピブトン濃度は、下図のような推移を示す。
- 図 トレピブトン40mg経口投与後の血清中濃度
錠 細粒 Tmax(hr.) 0.95 0.5 Cmax(μg/mL) 2.9 3.6 AUC(μg・hr/mL) 6.45 5.10 T1/2(hr.) 1.40 1.79
- 代謝・排泄(参考)
- トレピブトンのナトリウム塩40mgを健常成人男子2例に空腹時単回経口投与したとき、投与後23時間以内に投与量の66.7%が尿中に排泄される。そのうちグルクロン酸抱合体が52.4%(投与量に対して)、脱アルキル化されたフェノール体が8.8%(投与量に対して)、未変化体は5.6%(投与量に対して)である。