製品名 ルネトロン注射液0.5mg

一般名
Bumetanide
薬効分類
降圧薬
 >利尿薬(ループ利尿薬)
価格
0.5mg1管:57円/管

製薬会社
効能・効果
用法・容量

効能・効果

  • 腎性浮腫、心性浮腫、肝性浮腫、癌性腹水

用法・用量

  • 通常成人1日ブメタニドとして0.5~1mgを連日または隔日に、静脈内または筋肉内に投与する。
    なお、年齢、症状により適宜増減する。
禁忌
【禁忌】

次の患者には投与しないこと

  • 肝性昏睡の患者[血中アンモニア濃度を上昇させ、症状を悪化させるおそれがある。]
  • 体液中のナトリウム・カリウムが明らかに減少している患者[電解質失調を促進させるおそれがある。]
  • 無尿の患者[有効循環血液量が減少し、糸球体ろ過率の低下のため尿素窒素が上昇することがある。]
副作用
脱水症状(0.1%未満)
脱水症状があらわれることがあるので、このような症状があらわれた場合には直ちに投与を中止し、適切な処置を行うこと。
注意

慎重投与

次の患者には慎重に投与すること

進行した肝硬変症の患者[肝性昏睡を誘発することがある。]
重篤な肝障害のある患者[低カリウム血症等の電解質失調を起こすことがある。]
重篤な腎障害のある患者[急激な体液の減少を伴う腎血流量の低下をもたらし、尿素窒素が上昇することがある。]
本人又は両親、兄弟に痛風、糖尿病のある患者[痛風の素因を有する患者では高尿酸血症の発現に伴い、痛風発作を誘発することがある。糖尿病の患者では、インスリンの分泌低下及び低カリウム血症による糖利用障害のため耐糖能の低下が発現し、糖尿病を悪化させることがある。]
下痢、嘔吐のある患者[体液量が減少していることがあるので、更に脱水症状や、低ナトリウム血症を招くことがある。]
利尿剤の連続投与を受けている患者[体液量の減少又は電解質平衡の失調等を起こしている可能性がある。]

重要な基本的注意

本剤の利尿効果は急激にあらわれることがあるので、電解質平衡失調、脱水に十分注意し、少量から投与を開始して、徐々に増量すること。
連用する場合、電解質失調があらわれることがあるので、定期的に検査を行うこと。

適用上の注意

筋肉内注射時
筋肉内注射にあたっては、組織・神経などへの影響を避けるため、下記の点に配慮すること。
神経走行部位を避けるように注意して注射すること。
繰り返し注射する場合には、同一注射部位を避けること。なお、低出生体重児、新生児、乳児、幼児又は小児には連用しないことが望ましい。
注射針を刺入したとき、激痛を訴えたり、血液の逆流をみた場合は、直ちに針を抜き部位をかえて注射すること。
使用時
本品はワンポイントカットアンプルであるが、アンプルの首部をエタノール綿等で清拭してから、カットすることが望ましい。

高齢者への投与

高齢者には、次の点に注意し、少量から投与を開始するなど患者の状態を観察しながら慎重に投与すること。
高齢者では急激な利尿は血漿量の減少をきたし、脱水、低血圧等による立ちくらみ、めまい、失神等を起こすことがある。
特に心疾患等で浮腫のある高齢者では急激な利尿は急速な血漿量の減少と血液濃縮をきたし、脳梗塞等の血栓塞栓症を誘発するおそれがある。
高齢者では、低ナトリウム血症、低カリウム血症があらわれやすい。

妊婦、産婦、授乳婦等への投与

妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には、治療上の有益性が危険性を上まわると判断される場合にのみ投与すること。[妊娠中の投与に関する安全性は確立していない。]

薬物動態

血中濃度
海外における検討によれば、健康成人2例にブメタニド2mgを静脈内投与し、その血中濃度をガスクロマトグラフ法により測定した成績は次のとおりである。
ブメタニドの静脈内投与による血中濃度
排泄
海外における検討によれば、軽度心不全患者1例(57歳の男子)に14C標識ブメタニド0.92mgを静注したとき、14C-放射活性の3日間の尿中回収率は、投与量の47%であり、糞中回収率は8日間で16%の成績が得られている。
ブメタニドの静脈内投与による尿中排泄