製品名 ノルアドリナリン注1mg

一般名
Noradrenaline
薬効分類
昇圧・心不全・冠動脈・末梢血管疾患薬
 >カテコラミン
価格
0.1%1mL1管:92円/管

製薬会社
効能・効果
用法・容量

効能・効果

  • 各種疾患若しくは状態に伴う急性低血圧又はショック時の補助治療(心筋梗塞によるショック、敗血症によるショック、アナフィラキシー性ショック、循環血液量低下を伴う急性低血圧ないしショック、全身麻酔時の急性低血圧など)

用法・用量

  • 点滴静脈内注射

    • ノルアドレナリンとして、通常、成人1回1mgを250mLの生理食塩液、5%ブドウ糖液、血漿又は全血などに溶解して点滴静注する。一般に点滴の速度は1分間につき0.5~1.0mLであるが、血圧を絶えず観察して適宜調節する。
  • 皮下注射

    • ノルアドレナリンとして、通常、成人1回0.1~1mgを皮下注射する。
      なお、年齢、症状により適宜増減する。
禁忌
【禁忌】

次の患者には投与しないこと

  • ハロゲン含有吸入麻酔剤投与中の患者(「相互作用」の項参照)
  • 他のカテコールアミン製剤投与中の患者(「相互作用」の項参照)
原則禁忌

次の患者には投与しないことを原則とするが、特に必要とする場合には慎重に投与すること

  • コカイン中毒の患者[コカインは中枢作用、交感神経刺激作用を有するので、本剤の使用によりその作用が増強し、症状が悪化するおそれがある。]
  • 心室性頻拍のある患者[心拍出量・脳血流等が減少するため症状が悪化するおそれがある。]
副作用
(頻度不明)
徐脈
徐脈(徐脈はアトロピンにより容易に回復する)があらわれることがある。
注意

慎重投与

次の患者には慎重に投与すること

高血圧の患者[高血圧を悪化させる。]
動脈硬化症の患者[血圧を上げ、末梢血流量を減少させる。]
甲状腺機能亢進症の患者[はげしい頭痛、羞明等を伴う著明な血圧上昇がおこることがある。]
高齢者[交感神経作用薬に高い感受性を示すことがある。](「高齢者への投与」の項参照)
心疾患のある患者[心機能に影響を及ぼすおそれがある。]
徐脈のある患者[不整脈を起こすことがある。]

重要な基本的注意

ショックの緊急治療の原則は換気の確保、輸液及び心拍出量の増加と昇圧である。ショック時の循環動態はショックを起こした原因及び病期によって異なるので、昇圧剤の選択及び使用時期については十分注意すること。また、本剤は血圧下降等の応急処置剤として用いるべき薬剤であり、輸血又は輸液にかわるものではない。
過度の昇圧反応を起こすことがあり、急性肺水腫、不整脈、心停止等があらわれることがあるので、過量投与にならないよう注意すること。

適用上の注意

投与時
静脈内に投与する場合には、血圧の異常上昇をきたさないよう慎重に投与すること。
点滴静注で大量の注射液が血管外に漏出した場合、局所の虚血性壊死があらわれることがあるので、注意すること。
本剤により、過度の血圧上昇を生じた場合には、α-遮断薬(フェントラミンメシル酸塩等)を使用すること。
使用時
本品はワンポイントカットアンプルであるが、アンプルの首部をエタノール綿等で清拭してから、カットすることが望ましい。

高齢者への投与

慎重に投与すること。[過度の昇圧反応を起こす可能性がある。]

妊婦、産婦、授乳婦等への投与

妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には投与しないこと。[子宮血管の収縮により、胎児が仮死状態となることがある。]