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効能・効果/用法・用量 

効能・効果

  • ○代謝性アシドーシス
  • ○電解質補液の電解質補正

用法・用量

  • <代謝性アシドーシス>

    • 通常成人、1日80~300mLを少なくとも等量以上に希釈して点滴静注する。希釈後の投与速度は希釈濃度に応じて1分間30~60滴とし、1時間に100mEqを超えない量とする。
      なお、年齢、症状により適宜増減する。
  • <電解質補液の電解質補正>

    • 電解質補液に適宜必要量を添加して点滴静注する。

禁忌 

【禁忌】

次の患者には投与しないこと

  • 高乳酸血症の患者[高乳酸血症が悪化するおそれがある。]

注意 

9.特定の背景を有する患者に関する注意

9.1 合併症・既往歴等のある患者
9.1.1 うっ血性心不全の患者
循環血液量の増加により、症状が悪化するおそれがある。
9.1.2 重症高血圧症の患者
循環血液量の増加により、症状が悪化するおそれがある。
9.1.3 ショック時の患者
高乳酸血症を呈していることが多い。
9.1.4 低カリウム血症の患者
症状が悪化するおそれがある。
9.2 腎機能障害患者
ナトリウム塩の過剰投与に陥りやすく、症状が悪化するおそれがある。
9.3 肝機能障害患者
水分、電解質代謝異常が悪化するおそれがある。
9.5 妊婦
9.5.1 晩期妊娠高血圧症候群の患者
ナトリウム塩を負荷することになるので、浮腫等の症状が悪化するおそれがある。
9.5.2 妊婦又は妊娠している可能性のある女性
治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
9.6 授乳婦
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。
9.8 高齢者
投与速度を緩徐にし、減量するなど注意すること。一般に生理機能が低下している。

8.重要な基本的注意

8.1 本剤は浸透圧が高いため、そのまま注射しないこと。必ず希釈して使用すること。
8.2 電解質平衡及び酸・塩基平衡の是正は徐々に行うこと。
8.3 過量投与にならないよう血漿重炭酸濃度、血液pHを測定するなど管理を十分に行いつつ投与すること。
8.4 過量投与によりカリウム不足をきたさないように注意すること。

14.適用上の注意

14.1 全般的な注意
使用時には、感染に対する配慮をすること。
14.2 薬剤調製時の注意
本剤は使用に際して、よく混合されるよう注意すること。
14.3 薬剤投与時の注意
残液は使用しないこと。

7.用法及び用量に関連する注意

小児に対しては、1日に体重1kg当たり7mM(7mL)を限度とする。

併用注意 

薬剤名等臨床症状・措置方法機序・危険因子
アセタゾラミド、スピロノラクトン副作用が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行うこと。本剤のアルカリ化作用を減弱することがある。
利尿剤
チアジド系、エタクリン酸、フロセミド等
代謝性アルカローシス、低カリウム血症の悪化が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行うこと。代謝性アルカローシス、低カリウム血症を増強することがある。
バルビツール酸誘導体、ピラゾロン誘導体、サリチル酸誘導体、サルファ剤副作用が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行うこと。これら医薬品の尿中排泄を増加することがある。

その他の副作用 

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

頻度不明
大量投与脳浮腫、肺水腫、末梢の浮腫、アルカローシスによるテタニー様症状、悪心・嘔吐、下痢
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