製品名 ドパミン液600「トーワ」

一般名
Dopamine Hydrochloride
薬効分類
昇圧・心不全・冠動脈・末梢血管疾患薬
 >カテコラミン
価格
0.3%200mL1袋:518円/袋

製薬会社
効能・効果
用法・容量

効能・効果

  • 急性循環不全(心原性ショック、出血性ショック)
  • 下記のような急性循環不全状態に使用する。
    • 無尿、乏尿や利尿剤で利尿が得られない状態
    • 脈拍数の増加した状態
    • 他の強心・昇圧剤により副作用が認められたり、好ましい反応が得られない状態

用法・用量

  • 通常、ドパミン塩酸塩として1分間あたり1~5μg/kgを点滴静脈投与し、患者の病態に応じ20μg/kgまで増量することができる。
    投与量は、患者の血圧、脈拍数及び尿量により適宜増減する。
禁忌
【禁忌】

次の患者には投与しないこと

  • 褐色細胞腫の患者[カテコールアミンを過剰に産生する腫瘍であるため、症状が悪化するおそれがある。]
副作用
(頻度不明)
麻痺性イレウスがあらわれることがある。
末梢血管の収縮により四肢冷感等の末梢の虚血が起こり、壊疽を生じることもあるので、四肢の色や温度を十分に観察し、変化があらわれた場合には投与を中止し、必要があればα-遮断剤を静脈内投与する。
注意

慎重投与

次の患者には慎重に投与すること

末梢血管障害のある患者(糖尿病、アルコール中毒、凍傷、動脈硬化症、レイノー症候群、バージャー病等)[末梢血管収縮作用により症状が悪化するおそれがある。]
未治療の頻脈性不整脈又は心室細動の患者[陽性変時作用により症状が悪化するおそれがある。]
擬糖尿病及び糖尿病の患者[ブドウ糖を含有しているため、血糖値が上昇するおそれがある。]

重要な基本的注意

それぞれのショック状態において必要に応じ最初に輸液、輸血、呼吸管理、ステロイド投与等の処置を考慮する。
血圧、脈拍数及び尿量等、患者の状態を観察しながら投与する。
大量投与して、脈拍数の増加や期外収縮の頻発があらわれた場合、あるいは尿量の増加がみられない場合には本剤を減量するか中止する。
本剤はブドウ糖を含んでいるので、ブドウ糖の投与が好ましくない患者には他の希釈剤で希釈したドパミン塩酸塩を使用する。
新生児・乳幼児、老人等の重篤な心疾患患者に使用する場合には水分摂取量が過剰にならないように十分注意して投与する。また、必要に応じ高濃度製剤の使用も考慮する。

適用上の注意

投与前
投与に際しては、感染に対する配慮をすること。(患者の皮膚や器具の消毒)
使用後の残液は決して使用しないこと。
液の澄明でないもの、着色したものは使用しないこと。
投与時
血管外へ漏れた場合、注射部位を中心に硬結、又は壊死を起こすことがあるので、できるだけ太い静脈を確保するなど慎重に投与すること。
本剤を使用する場合、必要に応じ微量投与可能な輸液ポンプの使用も考慮すること。
調製時
止むを得ない場合を除き、本剤に他の薬剤を混合して使用しないこと。
pH8.0以上になると着色することがあるので、重曹のようなアルカリ性薬剤と混合しないこと。

高齢者への投与

高齢者では生理機能が低下していることが多く、副作用があらわれやすいので、少量から投与を開始するなど患者の状態を観察しながら、慎重に投与すること。

妊婦、産婦、授乳婦等への投与

妊婦又は妊娠している可能性のある女性には治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。[妊娠中の投与に関する安全性は確立していない。]