製品名 シアノコバラミン注射液1mg「ツルハラ」
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- 一般名
- Cyanocobalamin
- 薬効分類
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ビタミン製剤等>ビタミンB12製剤
- 価格
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1mg1管:84円/管
- 製薬会社
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- 製造販売元:鶴原製薬株式会社
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効能・効果
用法・容量 -
効能・効果
- ビタミンB12欠乏症の予防及び治療
- ビタミンB12の需要が増大し、食事からの摂取が不十分な際の補給
(消耗性疾患、甲状腺機能亢進症、妊産婦、授乳婦など)
- 巨赤芽球性貧血
- 広節裂頭条虫症
- 悪性貧血に伴う神経障害
- 吸収不全症候群(スプルーなど)
- 下記疾患のうち、ビタミンB12の欠乏または代謝障害が関与すると推定される場合
- 栄養性および妊娠性貧血
- 胃切除後の貧血
- 肝障害に伴う貧血
- 放射線による白血球減少症
- 神経痛
- 末梢神経炎、末梢神経麻痺
- 7.の適応(効能・効果)に対して、効果がないのに月余にわたって漫然と使用すべきでない。
用法・用量
- シアノコバラミンとして、通常、成人1回1000μgまでを皮下、筋肉内または静脈内注射する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
- 禁忌
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【禁忌】
次の患者には投与しないこと
- 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
- 副作用
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- アナフィラキシー様症状(頻度不明)
- アナフィラキシー様症状があらわれることがあるので、このような場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
- 注意
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適用上の注意
- 静脈内投与時
- 静脈内に投与する場合には、できるだけゆっくり投与すること。
- 筋肉内投与時
- 筋肉内注射にあたっては、組織・神経等への影響を避けるため、下記の点に注意すること。
- 筋肉内投与は、やむを得ない場合にのみ必要最小限に行うこと。
- 同一部位への反復注射は行わないこと。特に低出生体重児、新生児、乳児、幼児、小児には特に注意すること。
- 神経走行部位を避けること。
- 注射針を刺入したとき、激痛を訴えたり、血液の逆流をみた場合は直ちに針を抜き、部位をかえて注射すること。
- 注射部位に疼痛、硬結をみることがある。
- アンプルカット時
- ワンポイントアンプルには小さな傷の位置を示すため丸印のマークをつけてあるので、アンプルカット直前にエタノールなどでよくふいたのち丸印マークを上にして両側にひっぱるように下に折り曲げ、カットする。(ヤスリは不要である。)
- 低出生体重児、新生児に使用する場合には十分注意すること。〔外国において、ベンジルアルコールの静脈内大量投与(99~234mg/kg)により、中毒症状(あえぎ呼吸、アシドーシス、痙攣等)が低出生体重児に発現したとの報告がある。本剤は添加剤としてベンジルアルコールを含有している。〕