製品名 エホチール注10mg

一般名
Etilefrine Hydrochloride
Etilefrine
薬効分類
昇圧・心不全・冠動脈・末梢血管疾患薬
 >非カテコラミン系昇圧薬
価格
1%1mL1管:58円/管

製薬会社
効能・効果
用法・容量

効能・効果

  • 起立性低血圧、各種疾患若しくは状態に伴う急性低血圧又はショック時の補助治療

用法・用量

  • 通常成人には1回0.2~1mL(エチレフリン塩酸塩として2~10mg)を皮下注射、筋肉内注射又は静脈内注射する。
    なお、年齢、症状により適宜増減する。
禁忌
原則禁忌

次の患者には投与しないことを原則とするが、特に必要とする場合には慎重に投与すること

  • 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
  • 心室性頻拍のある患者[刺激伝導系の促進により、症状を悪化させるおそれがある。]
副作用
注意

慎重投与

次の患者には慎重に投与すること

高血圧の患者[血圧を上昇させるおそれがある。]
重篤な動脈硬化症の患者[症状を悪化させるおそれがある。]
甲状腺機能亢進症の患者[心悸亢進、頻脈等を悪化させるおそれがある。]
高齢者「高齢者への投与」の項参照
心疾患のある患者[心筋酸素消費量の増大により、症状を悪化させるおそれがある。]
徐脈のある患者[反射性の拍動数の増加を抑制するおそれがある。]

重要な基本的注意

ショックの緊急治療の原則は換気の確保、輸液及び心拍出量の増加と昇圧である。ショック時の循環動態はショックを起こした原因及び病期によって異なるので、昇圧剤の選択及び使用時期については十分注意すること。
また、本剤は血圧下降等の応急処置剤として用いるべき薬剤であり、輸血又は輸液にかわるものではない。
過度の昇圧反応を起こすことがあり、急性肺水腫、不整脈、心停止等があらわれることがあるので、過量投与にならないよう注意すること。

適用上の注意

静脈内注射時
静脈内注射にあたっては、血圧の異常上昇を来さないよう慎重に投与すること。
点滴静注で大量の注射液が血管外に漏出した場合、局所の虚血性壊死があらわれることがあるので、注意すること。本剤により過度の血圧上昇を生じた場合には、α遮断剤(フェントールアミン等)を使用すること。
皮下・筋肉内注射時
動物実験で充血、出血、変性等の局所障害が認められるので、皮下、筋肉内注射にあたっては、組織・神経等への影響を避けるため、下記の点に留意すること。
神経走行部位を避けるよう注意して注射すること。
繰り返し注射する場合には、例えば左右交互に注射するなど、注射部位を変えて行うこと。
なお、乳幼小児には連用しないことが望ましい。
注射針を刺入したとき、激痛を訴えたり、血液の逆流をみた場合には、直ちに針を抜き、部位を変えて注射すること。
アンプルカット時
本剤は「ワンポイントカットアンプル」を使用しているので、カット部をエタノール綿等で清拭した後、ヤスリを用いず、アンプル枝部のマークの反対方向に折り取ること。

高齢者への投与

一般に高齢者では生理機能が低下しているので減量するなど注意すること。

薬物動態

代謝・排泄
健康成人にエチレフリン塩酸塩0.75mgを静脈内投与した場合、血中濃度の半減期は約2時間である。主代謝産物はエチレフリンのグルクロン酸及び硫酸抱合体であり、24時間で約78%が尿中に排泄される。未変化体の尿中排泄率は約28%である。
[参考:は外国人でのデータ]
分布(参考)
静脈内投与した場合、2分で全身に分布し、心筋及び肝に大量に分布した。脳内への分布は認められなかった(ラット)。