製品名 サクシゾン注射用100mg
サクシゾン注射用300mg

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一般名
Hydrocortisone Sodium Succinate
薬効分類
内分泌疾患用薬
 >副腎皮質ステロイド薬
価格
100mg1瓶(溶解液付):300円/瓶
300mg1瓶(溶解液付):903円/瓶

製薬会社
効能・効果
用法・容量

効能・効果

○印:該当する効能・効果/用法を示す※・★印:注1)参照のこと
効能・効果\用法静脈内注射点滴静脈内注射筋肉内注射その他の用法・注入部位
1.内科・小児科領域(1)内分泌疾患急性副腎皮質機能不全(副腎クリーゼ)
甲状腺中毒症〔甲状腺(中毒性)クリーゼ〕
慢性副腎皮質機能不全(原発性、続発性、下垂体性、医原性)
ACTH単独欠損症
(2)膠原病リウマチ熱(リウマチ性心炎を含む)、エリテマトーデス(全身性及び慢性円板状)
(3)アレルギー性疾患気管支喘息注2)注2)ネブライザー
アナフィラキシーショック
喘息性気管支炎(小児喘息性気管支炎を含む)ネブライザー
薬剤その他の化学的物質によるアレルギー・中毒(薬疹、中毒疹を含む)
蕁麻疹(慢性例を除く)(重症例に限る)
アレルギー性鼻炎、花粉症(枯草熱)ネブライザー
鼻腔内注入
(4)神経疾患脳脊髄炎(脳炎、脊髄炎を含む)(但し、一次性脳炎の場合は頭蓋内圧亢進症状がみられ、かつ他剤で効果が不十分なときに短期間用いること)、重症筋無力症、多発性硬化症(視束脊髄炎を含む)脊髄腔内注入
末梢神経炎(ギランバレー症候群を含む)脊髄腔内注入
小舞踏病、顔面神経麻痺、脊髄蜘網膜炎
脊髄浮腫硬膜外注射
(5)消化器疾患限局性腸炎、潰瘍性大腸炎注腸
(6)呼吸器疾患びまん性間質性肺炎(肺線維症)(放射線肺臓炎を含む)ネブライザー
(7)重症感染症重症感染症(化学療法と併用する)
(8)新陳代謝疾患特発性低血糖症
(9)その他の内科的疾患重症消耗性疾患の全身状態の改善(癌末期、スプルーを含む)
好酸性肉芽腫
悪性リンパ腫(リンパ肉腫症、細網肉腫症、ホジキン病、皮膚細網症、菌状息肉症)及び類似疾患(近縁疾患)脊髄腔内注入
乳癌の再発転移
2.外科領域副腎摘除
臓器・組織移植、副腎皮質機能不全患者に対する外科的侵襲
侵襲後肺水腫ネブライザー
外科的ショック及び外科的ショック様状態、脳浮腫、輸血による副作用、気管支痙攣(術中)
蛇毒・昆虫毒(重症の虫さされを含む)
3.整形外科領域関節リウマチ、若年性関節リウマチ(スチル病を含む)関節腔内注射
リウマチ性多発筋痛
強直性脊椎炎(リウマチ性脊椎炎)
強直性脊椎炎(リウマチ性脊椎炎)に伴う四肢関節炎関節腔内注射
4.泌尿器科領域前立腺癌(他の療法が無効の場合)、陰茎硬結
5.眼科領域眼科領域の術後炎症
6.皮膚科領域湿疹・皮膚炎群(急性湿疹、亜急性湿疹、慢性湿疹、接触皮膚炎、貨幣状湿疹、自家感作性皮膚炎、アトピー皮膚炎、乳・幼・小児湿疹、ビダール苔癬、その他の神経皮膚炎、脂漏性皮膚炎、進行性指掌角皮症、その他の手指の皮膚炎、陰部あるいは肛門湿疹、耳介及び外耳道の湿疹・皮膚炎、鼻前庭及び鼻翼周辺の湿疹・皮膚炎など)(但し、重症例以外は極力投与しないこと)※★
乾癬及び類症〔尋常性乾癬(重症例)、関節症性乾癬、乾癬性紅皮症、膿疱性乾癬、稽留性肢端皮膚炎、疱疹状膿痂疹、ライター症候群〕※★※★
紅斑症(多形滲出性紅斑、結節性紅斑)(但し、多形滲出性紅斑の場合は重症例に限る)
ウェーバークリスチャン病、粘膜皮膚眼症候群〔開口部びらん性外皮症、スチブンス・ジョンソン病、皮膚口内炎、フックス症候群、ベーチェット病(眼症状のない場合)、リップシュッツ急性陰門潰瘍〕、天疱瘡群(尋常性天疱瘡、落葉状天疱瘡、Senear-Usher症候群、増殖性天疱瘡)、デューリング疱疹状皮膚炎(類天疱瘡、妊娠性疱疹を含む)
帯状疱疹(重症例に限る)
潰瘍性慢性膿皮症
紅皮症(ヘブラ紅色粃糠疹を含む)※★※★
7.耳鼻咽喉科領域メニエル病及びメニエル症候群、急性感音性難聴
喉頭炎・喉頭浮腫ネブライザー
喉頭・気管注入
食道の炎症(腐蝕性食道炎、直達鏡使用後)及び食道拡張術後ネブライザー
食道注入
嗅覚障害ネブライザー
鼻腔内注入
難治性口内炎及び舌炎(局所療法で治癒しないもの)軟組織内注射
8.口腔外科領域口腔外科領域手術後の後療法
注1)※・★印 下記の場合にのみ用いること※

静脈内注射及び点滴静脈内注射

経口投与不能時、緊急時及び筋肉内注射不適時

筋肉内注射

経口投与不能時★ 外用剤を用いても効果が不十分な場合あるいは十分な効果を期待し得ないと推定される場合にのみ用いること注2)気管支喘息における用法・用量を参照のこと

用法・用量

  • 通常、成人における用法・用量(ヒドロコルチゾンとして)は下表のとおりである。なお、年齢、症状により適宜増減する。
    用法
    注射・注入部位
    1回の用量(mg)1日投与回数又は投与間隔緊急時1回用量(mg)
    静脈内注射気管支喘息以外の場合50~1001~4回100~200
    点滴静脈内注射
    筋肉内注射50~1001~4回100~200
    関節腔内注射5~25原則として投与間隔を2週間以上とすること
    軟組織内注射12.5~25原則として投与間隔を2週間以上とすること
    硬膜外注射12.5~50原則として投与間隔を2週間以上とすること
    脊髄腔内注入10~25
    注腸50~100
    ネブライザー10~151~3回
    鼻腔内注入10~151~3回
    喉頭・気管注入10~151~3回
    食道注入25
  • 気管支喘息における静脈内注射又は点滴静脈内注射の用法・用量(ヒドロコルチゾンとして)は以下のとおりである。
    • 通常、成人には、ヒドロコルチゾンとして初回投与量100~500mgを緩徐に静脈内注射又は点滴静脈内注射する。症状が改善しない場合には、1回50~200mgを4~6時間毎に緩徐に追加投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
    • 通常、2歳以上の小児には、ヒドロコルチゾンとして初回投与量5~7mg/kgを緩徐に静脈内注射又は点滴静脈内注射する。症状が改善しない場合には、1回5~7mg/kgを6時間毎に緩徐に追加投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
    • 通常、2歳未満の小児には、ヒドロコルチゾンとして初回投与量5mg/kgを緩徐に静脈内注射又は点滴静脈内注射する。症状が改善しない場合には、1回5mg/kgを6~8時間毎に緩徐に追加投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
禁忌
【禁忌】

次の患者には投与しないこと

  • 次の患者又は部位には投与しないこと

    • 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
    • デスモプレシン酢酸塩水和物(男性における夜間多尿による夜間頻尿)を投与中の患者(「相互作用」の項参照)
    • 感染症のある関節腔内又は腱周囲〔免疫機能を抑制し、宿主防御能を低下させるので、感染症を悪化させるおそれがある。〕
    • 動揺関節の関節腔内〔関節の不安定化が起こり、症状を悪化させるおそれがある。〕
  • 次の薬剤を投与しないこと

    • 生ワクチン又は弱毒生ワクチン(「相互作用」の項参照)
原則禁忌

次の患者には投与しないことを原則とするが、特に必要とする場合には慎重に投与すること

  • 有効な抗菌剤の存在しない感染症、全身の真菌症の患者〔免疫機能を抑制し、宿主防御能を低下させるので、感染症を悪化させるおそれがある。〕
  • 消化性潰瘍、憩室炎の患者〔消化管保護作用を減弱させ、また、組織の修復を阻害するので、症状を悪化させるおそれがある。〕
  • 精神病の患者〔中枢神経刺激作用により、症状を悪化させるおそれがある。〕
  • 結核性疾患の患者〔免疫機能を抑制し、宿主防御能を低下させ、症状を悪化又は顕性化させるおそれがあるので、適宜抗結核療法を併用すること。〕
  • 単純疱疹性角膜炎の患者〔角膜に穿孔を生じるおそれがある。〕
  • 後嚢白内障の患者〔水晶体嚢の透過性を変化させ、症状を悪化させるおそれがある。〕
  • 緑内障の患者〔眼圧を上昇させ、症状を悪化させるおそれがある。〕
  • 高血圧症の患者〔ナトリウム貯留作用により、症状を悪化させるおそれがある。〕
  • 電解質異常のある患者〔電解質代謝に影響を与えるので、症状を悪化させるおそれがある。〕
  • 血栓症の患者〔血液凝固促進作用により、症状を悪化させるおそれがある。〕
  • 最近行った内臓の手術創のある患者〔組織の修復を阻害するので、創傷治癒が障害されるおそれがある。〕
  • 急性心筋梗塞を起こした患者〔心破裂を起こしたとの報告がある。〕
副作用
(頻度不明)
ショック
ショックを起こすことがある。呼吸困難、全身潮紅、血管浮腫、蕁麻疹等のアナフィラキシーを伴うことがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
感染症
ウイルス、細菌、真菌、原虫、寄生虫等による感染症の誘発又は徴候の隠蔽、感染症の悪化等があらわれることがある。これらの感染症の発現頻度は、副腎皮質ホルモン剤を増量すると高くなるとの報告があるので、抗菌剤等による適切な処置を行うこと。また、B型肝炎ウイルスの増殖による肝炎があらわれることがある。観察を十分に行い、異常が認められた場合には適切な処置を行うこと。
続発性副腎皮質機能不全
続発性副腎皮質機能不全があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には直ちに再投与又は増量するなど適切な処置を行うこと。
骨粗鬆症、骨頭無菌性壊死
骨粗鬆症があらわれ、脊椎圧迫骨折、病的骨折を起こすことがある。また、大腿骨及び上腕骨等の骨頭無菌性壊死があらわれることがあるので、疼痛等の症状の観察を十分に行い、異常が認められた場合にはMRI等の検査を実施し、投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
胃腸穿孔、消化管出血、消化性潰瘍
胃腸穿孔、消化管出血、消化性潰瘍があらわれることがあるので、便潜血のチェック等の観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
ミオパチー
連用によりミオパチーがあらわれることがある。また、非脱分極性筋弛緩剤との併用又は重症筋無力症等の神経筋接合部位障害のある患者において短期間でミオパチーがあらわれ、四肢麻痺に至ったことが報告されているので、筋力低下、CK(CPK)の上昇等の観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
血栓症
血栓症があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
頭蓋内圧亢進、痙攣
頭蓋内圧亢進、痙攣があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
精神変調、うつ状態
精神変調、うつ状態があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
糖尿病
糖尿病があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
緑内障、後嚢白内障
連用により眼圧亢進、緑内障、後嚢白内障を来すことがあるので、定期的に検査をすることが望ましい。なお、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
気管支喘息
喘息発作の誘発又は悪化があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
心破裂
急性心筋梗塞を起こした患者で、心破裂があらわれたとの報告があるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
うっ血性心不全
うっ血性心不全があらわれたとの報告があるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には心電図等の検査を実施し、投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
食道炎
食道炎があらわれたとの報告があるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
カポジ肉腫
カポジ肉腫があらわれたとの報告があるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
腱断裂
アキレス腱等の腱断裂があらわれたとの報告があるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
注意

慎重投与

次の患者には慎重に投与すること

感染症の患者〔免疫機能を抑制し、宿主防御能を低下させ、症状を悪化させるおそれがある。また、炎症反応を抑制し、徴候を隠蔽するおそれがあるので、感染症に対する適切な処置を行うこと。〕
糖尿病の患者〔糖新生を促進させ、また、細胞のインスリンに対する感受性を低下させるので、症状を悪化させるおそれがある。〕
骨粗鬆症の患者〔骨基質の合成を阻害し、骨形成を抑制するので、症状を悪化させるおそれがある。〕
腎不全、うっ血性心不全の患者〔ナトリウム貯留作用により、症状を悪化させるおそれがある。〕
甲状腺機能低下のある患者、肝硬変の患者〔代謝が阻害され、副作用があらわれるおそれがある。〕
脂肪肝、脂肪塞栓症の患者〔脂質代謝に影響を与えるので、症状を悪化させるおそれがある。〕
重症筋無力症の患者〔使用当初、一時症状を悪化させるおそれがある。〕
気管支喘息の患者(「重要な基本的注意」(3)の項参照)
潰瘍性大腸炎(切迫穿孔、膿瘍、他の化膿性感染症の疑いがある場合)の患者〔炎症反応を抑制するので、これらの疑いがある場合、その徴候を隠蔽するおそれがある。〕
高齢者(「高齢者への投与」の項参照)

重要な基本的注意

本剤の投与により、誘発感染症、続発性副腎皮質機能不全、消化性潰瘍、糖尿病、精神障害等の重篤な副作用があらわれることがあるので、本剤の投与にあたっては、次の注意が必要である。
投与に際しては特に適応、症状を考慮し、他の治療法によって十分に治療効果が期待できる場合には、本剤を投与しないこと。また、局所的投与で十分な場合には、局所療法を行うこと。
投与中は副作用の出現に対し、常に十分な配慮と観察を行い、また、患者をストレスから避けるようにし、事故、手術等の場合には増量するなど適切な処置を行うこと。
副腎皮質ホルモン剤の連用後、投与を急に中止すると、ときに発熱、頭痛、食欲不振、脱力感、筋肉痛、関節痛、ショック等の離脱症状があらわれることがあるので、投与を中止する場合には、徐々に減量するなど慎重に行うこと。離脱症状があらわれた場合には、直ちに再投与又は増量すること。
副腎皮質ホルモン剤を投与されたB型肝炎ウイルスキャリアの患者において、B型肝炎ウイルスの増殖による肝炎があらわれることがある。本剤の投与期間中及び投与終了後は継続して肝機能検査値や肝炎ウイルスマーカーのモニタリングを行うなど、B型肝炎ウイルス増殖の徴候や症状の発現に注意すること。異常が認められた場合には、本剤の減量を考慮し、抗ウイルス剤を投与するなど適切な処置を行うこと。なお、投与開始前にHBs抗原陰性の患者において、B型肝炎ウイルスによる肝炎を発症した症例が報告されている。
本剤投与により、気管支喘息患者の喘息発作を悪化させることがあるので、薬物、食物、添加物等に過敏な喘息患者(アスピリン喘息の既往を有する患者等)には特に注意が必要である。
特に、本剤投与中に水痘又は麻疹に感染すると、致命的な経過をたどることがあるので、次の注意が必要である。
本剤投与前に水痘又は麻疹の既往や予防接種の有無を確認すること。
水痘又は麻疹の既往のない患者においては、水痘又は麻疹への感染を極力防ぐよう常に十分な配慮と観察を行うこと。感染が疑われる場合や感染した場合には、直ちに受診するよう指導し、適切な処置を講ずること。
水痘又は麻疹の既往や予防接種を受けたことがある患者であっても、本剤投与中は、水痘又は麻疹を発症する可能性があるので留意すること。
高用量を数日間以上投与する場合には、高ナトリウム血症を発現することがあるため、メチルプレドニゾロンコハク酸エステルナトリウムなどの他のステロイド剤に置き換えることが望ましい。
本剤を急性副腎皮質機能不全(副腎クリーゼ)に対して在宅自己注射する場合は、以下の点に留意し、医師がその妥当性を慎重に検討すること。
在宅自己注射は、先天性副腎皮質酵素欠損症、先天性副腎低形成症、下垂体前葉機能低下症等の副腎クリーゼを発症する危険性が高いと判断された患者における副腎クリーゼの救急処置にのみ、医師の管理指導の下で実施すること。
患者及びその家族に対して、本剤投与の必要性の判断、本剤の調製方法、筋肉内注射の方法及び器具の廃棄方法等、自己注射に関する十分な教育訓練を実施し、自己注射後は直ちに医療機関を受診するよう指導すること。

適用上の注意

投与経路
本剤は用法・用量にしたがって使用し、動脈注射、結膜下注射等に使用しないこと。
調製時
添付溶解液はワンポイントカットアンプルを採用しているが、アンプルのカット時には、異物混入を避けるため、エタノール綿などで清拭した後ヤスリを用いずアンプル枝部のマークの反対方向へ折り取ること。
本剤は、添付の溶解液を用いて用時溶解すること。溶解した液を輸液と混合して使用する場合には、5%ブドウ糖注射液、生理食塩液等を使用すること。なおその際、本剤はpHの変動等により白沈又は黄沈を生じることがあるので、輸液等と混合する場合には注意すること。また、本剤を数種薬剤と混合して使用する場合には、特に注意する必要がある。
ゴム栓又はその一部がバイアル内に脱落することがあるので、プラスチック針(両頭針)は使用しないこと。
静脈内投与時
静脈内投与により、血管痛、静脈炎があらわれることがあるので、これを予防するため、注射液の調製、注射部位、注射方法等について十分注意し、その注射速度はできるだけ遅くすること(例えば、本剤100mgあたり少なくとも1分ないし数分間かけて投与することが望ましい。)。
筋肉内投与時
神経走行部位を避けるように注意すること。
注射針を刺入したとき、激痛を訴えたり血液の逆流をみた場合は直ちに針を抜き、部位を変えて注射すること。
調製後の使用
溶解後はなるべく速やかに使用すること。なお、保存する場合でも24時間以内に使用すること。

高齢者への投与

高齢者には慎重に投与すること。〔高齢者に長期投与した場合、感染症の誘発、糖尿病、骨粗鬆症、高血圧症、後嚢白内障、緑内障等の副作用があらわれやすい。〕

妊婦、産婦、授乳婦等への投与

妊婦
妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。〔動物実験(マウス)で催奇形作用(口蓋裂)が報告されており、また、新生児に副腎不全を起こすことがある。〕
授乳婦
本剤投与中は授乳を避けさせること。〔母乳中へ移行することがある。〕

小児等への投与

観察を十分に行うこと。〔小児等の発育抑制があらわれることがある。〕
長期投与した場合、頭蓋内圧亢進症状があらわれることがある。
小児等では、筋肉内又は皮内投与はなるべく避けること。〔特に投与部位の組織の萎縮(陥没)を起こしやすい。〕

薬物動態

ヒドロコルチゾンコハク酸エステルは体内でヒドロコルチゾンに変換される。喘息児10例を対象とし、本品をヒドロコルチゾンとして体重1kgあたり5mg、1回静注したところ、ヒドロコルチゾンコハク酸エステルは投与後5分で最高血中濃度26.36mg/Lに達し、半減期5.38分でヒドロコルチゾンに変換された。また、ヒドロコルチゾンは投与10分後に最高血中濃度4.76mg/Lに達し、半減期1.24時間であった。

エルゼビアは医療の最前線にいらっしゃる
すべての医療従事者の皆様に敬意を表します。
人々の健康を守っていただき、ありがとうございます。
Thank you for serving us!