製品名 ベハイドRA配合錠

一般名
Benzylhydrochlorothiazide
Reserpine
Carbazochrome
薬効分類
降圧薬
 >レセルピン・利尿薬配合薬
価格
1錠:5.6円/錠

製薬会社
効能・効果
用法・容量

効能・効果

  • 高血圧症(本態性、腎性等)、悪性高血圧症

用法・用量

  • 通常成人1回1~2錠を1日1~2回経口投与する。
  • 血圧が下降し、安定化した場合は維持量として1日1~2錠を経口投与する。
  • なお、年齢、症状により適宜増減する。
禁忌

【警告】

  • 重篤なうつ状態があらわれることがある。使用上の注意に特に留意すること。
【禁忌】

次の患者には投与しないこと

  • 無尿の患者[無尿の患者に無効であり、また、本剤投与により高窒素血症を起こすおそれがある。]
  • 急性腎不全の患者[急性腎不全の患者に無効であり、また、本剤投与により高窒素血症を起こすおそれがある。]
  • 体液中のナトリウム・カリウムが明らかに減少している患者[本剤のナトリウム・カリウム排泄作用により、体液中濃度が更に減少し、電解質失調を悪化させるおそれがある。]
  • うつ病・うつ状態及びその既往歴のある患者(特に自殺傾向のあるもの)[本剤に含まれるレセルピンの持つ静穏作用により症状が悪化するおそれがある。]
  • 消化性潰瘍、潰瘍性大腸炎の患者[本剤に含まれるレセルピンは交感神経系の活動を抑制するため、副交感神経の活動が優位となって胃腸の蠕動運動は亢進し、胃酸分泌も増大するので症状が悪化するおそれがある。]
  • チアジド系薬剤又はその類似化合物(例えばクロルタリドン等のスルフォンアミド誘導体)、ラウオルフィアアルカロイド、カルバゾクロムに対する過敏症の既往歴のある患者
  • 電気ショック療法を受けている患者[電気ショック療法を併用すると重篤な反応があらわれるおそれがある。](「相互作用」の項参照)
  • テトラベナジンを投与中の患者(「相互作用」の項参照)
  • 妊婦・授乳婦(「妊婦、産婦、授乳婦等への投与」の項参照)
  • テルフェナジン又はアステミゾールを投与中の患者[QT延長、心室性不整脈を起こすおそれがある。また、他の利尿剤(ループ利尿剤)でテルフェナジンとの併用によりQT延長、心室性不整脈を起こしたとの報告がある。]
副作用
うつ状態(0.2%)
うつ状態があらわれることがあり、自殺に至るような重篤な場合があるので、患者の状態に十分注意し、悲観気分、早朝覚醒、食欲不振、陰萎又は抑制(思考、行動)等の抑うつ症状があらわれた場合には、投与を中止すること。なお、この抑うつ症状は投与中止後も数ヵ月間続くことがある。
再生不良性貧血(頻度不明)
再生不良性貧血があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止すること。
低ナトリウム血症(頻度不明)
倦怠感、食欲不振、嘔気、嘔吐、痙攣、意識障害等を伴う低ナトリウム血症があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止するなど、直ちに適切な処置を行うこと。
低カリウム血症(0.1~5%未満)
倦怠感、脱力感、不整脈等を伴う低カリウム血症があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止するなど、直ちに適切な処置を行うこと。
間質性肺炎、肺水腫
類薬(ヒドロクロロチアジド)で間質性肺炎、肺水腫があらわれることが報告されているので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止すること。
注意

次の患者には慎重に投与すること

進行した肝硬変症の患者[肝性昏睡を誘発することがある。]
心疾患のある高齢者、重篤な冠硬化症又は脳動脈硬化症の患者[急激な利尿があらわれた場合、急速な血漿量減少、血液濃縮をきたし、血栓塞栓症を誘発するおそれがある。]
重篤な腎障害のある患者[高窒素血症を起こすおそれがある。また、腎不全のある患者では血圧低下に対する順応性が不良になる。]
肝疾患・肝機能障害のある患者[肝機能を更に悪化させるおそれがある。]
本人又は両親、兄弟が痛風、糖尿病の患者[本剤は血中尿酸値、血糖値を上昇させることがあるので、痛風又は糖尿病の症状を悪化あるいは誘発させるおそれがある。]
下痢、嘔吐のある患者[電解質失調があらわれることがある。]
高カルシウム血症、副甲状腺機能亢進症の患者[高カルシウム血症あるいは副甲状腺機能亢進症による高カルシウム血症を悪化させるおそれがある。]
ジギタリス製剤、糖質副腎皮質ホルモン剤又はACTHの投与を受けている患者(「相互作用」の項参照)
減塩療法時の患者[低ナトリウム血症を起こすおそれがある。]
高齢者(「高齢者への投与」の項参照)
乳児(「小児等への投与」の項参照)
交感神経切除後の患者[本剤の降圧作用が増強される。]
消化性潰瘍、潰瘍性大腸炎の既往歴のある患者[症状を再発させるおそれがある。]
てんかん等の痙攣性疾患及びその既往歴のある患者[痙攣閾値を低下させるおそれがある。]
気管支喘息又はアレルギー性疾患の既往歴のある患者[過敏症を増強させることがある。]
3.~11.項は「重大な副作用」の項及び「その他の副作用」の項の代謝異常参照
本剤は原則として単一の降圧剤治療で効果が十分でない場合に用いること。
本剤の利尿効果は急激にあらわれることがあるので、電解質失調、脱水に十分注意し、少量から投与を開始して、徐々に増量すること。
連用する場合、電解質失調があらわれることがあるので定期的に検査を行うこと。
夜間の休息が特に必要な患者には、夜間の排尿を避けるため、午前中に投与することが望ましい。
降圧作用に基づくめまい、ふらつきがあらわれることがあるので、高所作業、自動車の運転等危険を伴う機械を操作する際には注意させること。
薬剤交付時
PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること。[PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔を起こして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することが報告されている。]
高齢者には、次の点に注意し、少量から投与を開始するなど患者の状態を観察しながら慎重に投与すること。
高齢者では、急激な利尿は血漿量の減少をきたし、脱水、低血圧等による立ちくらみ、めまい、失神等を起こすことがある。
特に心疾患等で浮腫のある高齢者では、急激な利尿は急速な血漿量の減少と血液濃縮をきたし、脳梗塞等の血栓塞栓症を誘発するおそれがある。
高齢者では一般に過度の降圧は好ましくないとされている。[脳梗塞等が起こるおそれがある。]
高齢者では、低ナトリウム血症、低カリウム血症があらわれやすい。
高齢者では、うつ病・うつ状態があらわれやすい。
妊娠初期又は妊娠している可能性のある婦人には投与しないこと。[レセルピンの動物実験(ラット)で催奇形作用が報告されている。]
妊娠末期、授乳中の婦人への投与を避けること。[レセルピン、ベンチルヒドロクロロチアジドは経胎盤的に胎児に移行し、また、授乳婦にあっては母乳を介して新生児に移行し、新生児に気道内分泌物の増加、鼻充血、チアノーゼ、食欲不振、高ビリルビン血症、血小板減少等を起こすおそれがある。また、ベンチルヒドロクロロチアジドの利尿効果に基づく血漿量減少、血液濃縮、子宮・胎盤血流量減少があらわれることがある。]
乳児は電解質バランスがくずれやすいため、慎重に投与すること。