製品名 リハビックス-K1号輸液
リハビックス-K2号輸液

一般名
薬効分類
電解質・輸液・栄養製剤
 >高カロリー輸液
価格
500mL1瓶又は1袋:683円/瓶(袋)
500mL1瓶又は1袋:683円/瓶(袋)

製薬会社
効能・効果
用法・容量

効能・効果

  • 経口、経腸管栄養補給が不能又は不十分で、経中心静脈栄養に頼らざるを得ない場合の水分、電解質、カロリー補給に用いる。

用法・用量

  • リハビックス-K1号輸液

    • 経中心静脈輸液療法の開始時で、耐糖能が不明の場合や耐糖能が低下している場合の開始液として、あるいは侵襲時等で耐糖能が低下しており、ブドウ糖を制限する必要がある場合の維持液として用いる。500mLに10~12%アミノ酸注射液50~100mLを加えてよく混合し、小児の開始液又は維持液とする。通常、次に示した量の開始液又は維持液を小児に24時間かけて中心静脈内に持続点滴注入する。
      年齢1歳未満1~5歳6~10歳11~15歳
      体重1kgあたりの1日の投与量(mL/kg体重/日)80~15080~13060~10035~60
    • なお、症状、年齢、体重に応じて適宜増減する。
  • リハビックス-K2号輸液

    • 経中心静脈輸液療法の維持液として用いる。500mLに10~12%アミノ酸注射液100~200mLを加えてよく混合し、小児の維持液とする。通常、次に示した量の維持液を小児に24時間かけて中心静脈内に持続点滴注入する。
      年齢1歳未満1~5歳6~10歳11~15歳
      体重1kgあたりの1日の投与量(mL/kg体重/日)80~15080~13060~10035~60
    • なお、症状、年齢、体重に応じて適宜増減する。
禁忌

【警告】

  • ビタミンB1を併用せずに高カロリー輸液療法を施行すると重篤なアシドーシスが発現することがあるので、必ずビタミンB1を併用すること。(「用法・用量に関連する使用上の注意」の項参照)
    ビタミンB1欠乏症と思われる重篤なアシドーシスが発現した場合には、直ちに100~400mgのビタミンB1製剤を急速静脈内投与すること。
    また、高カロリー輸液療法を施行中の患者では、基礎疾患及び合併症に起因するアシドーシスが発現することがあるので、症状があらわれた場合には高カロリー輸液療法を中断し、アルカリ化剤の投与等の処置を行うこと。
【禁忌】

次の患者には投与しないこと

  • 高カリウム血症、乏尿、アジソン病、高窒素血症の患者[高カリウム血症を増悪する、又は起こすおそれがある。]
  • 高リン血症、副甲状腺機能低下症の患者[高リン血症を増悪する、又は起こすおそれがある。]
  • 高マグネシウム血症、甲状腺機能低下症の患者[高マグネシウム血症を増悪する、又は起こすおそれがある。]
  • 高カルシウム血症の患者[高カルシウム血症を増悪するおそれがある。]
  • 肝性昏睡又はそのおそれのある患者[アミノ酸の代謝が十分に行われないため、肝性昏睡を増悪する、又は起こすおそれがある。]
  • 重篤な腎障害のある患者[水分、電解質の過剰負荷になりやすく、また、アミノ酸の代謝産物である尿素などの窒素化合物の尿中排泄が阻害されるため、症状が増悪するおそれがある。]
  • アミノ酸代謝異常のある患者[投与されたアミノ酸が代謝されず、症状が増悪するおそれがある。]
  • 遺伝性果糖不耐症の患者(ソルビトールを含有するアミノ酸注射液を混合した場合)[果糖が正常に代謝されず、低血糖症等が発現し、さらに重篤な肝障害や腎障害を起こすおそれがある。]
  • 乳酸血症の患者[乳酸血症が増悪するおそれがある。]
副作用
アシドーシス(頻度不明)
重篤なアシドーシスがあらわれることがある。(「警告」の項参照)
高血糖(頻度不明)
本剤は高濃度のブドウ糖含有製剤なので、高血糖、高浸透圧利尿、口渇があらわれることがある。このような症状があらわれた場合には、投与量を減ずるかインスリン投与等の適切な処置を行うこと。
注意

次の患者には慎重に投与すること

菌血症の患者[カテーテルが二次感染巣となることがあり、敗血症さらには敗血症性ショックを起こすおそれがある。]
脱水症の患者[水分、電解質等に影響を与え、症状が悪化するおそれがある。]
尿崩症の患者[電解質等に影響を与え、症状が悪化するおそれがある。]
心不全の患者[循環血漿量の増加により心臓に負担をかけ、症状が悪化するおそれがある。]
糖尿病の患者[高血糖を生じ、症状が悪化するおそれがある。]
重症熱傷のある患者[水分、電解質や耐糖能の異常がみられるので、適切な水分、電解質及び血糖管理が必要である。]
高度のアシドーシスのある患者[アシドーシスが悪化するおそれがある。]
高カリウム血症を伴わない腎不全のある患者[水分、電解質が過剰負荷になりやすく、また、血中尿素窒素の上昇を起こしやすいため、症状が悪化するおそれがある。]
閉塞性尿路疾患により尿量が減少している患者[水分、電解質が過剰負荷となり、症状が悪化するおそれがある。]
膵炎、膵硬化症、膵腫瘍等の膵障害のある患者[耐糖能異常を伴うことがあり、高血糖を起こすおそれがある。]
肝障害、腎障害のある患者(キシリトールを含有するアミノ酸注射液を混合した場合)[キシリトールの大量を急速投与すると、症状が悪化するおそれがある。]
高血糖、尿糖のおそれがあるので、ブドウ糖の濃度を徐々に高めること。
急速な投与中止により、低血糖を起こすおそれがあるのでブドウ糖濃度を徐々に下げること。
投与経路
末梢静脈内に点滴注入しないこと。
調製方法
本剤には10~12%アミノ酸注射液を加えて混合し、使用すること。
調製時
本剤にアミノ酸注射液等を混じた後には速やかに使用すること。
炭酸イオンと沈殿を生じるので炭酸イオンを含む製剤と混合しないこと。
投与時
内容液に混濁・浮遊物等の異常が認められるときは使用しないこと。
高カロリー輸液療法施行中にビタミンB1欠乏により重篤なアシドーシスが起こることがあるので、本剤を投与する場合には、必ず必要量(1日3mg以上を目安)のビタミンB1を投与すること。
本剤はナトリウム及びクロールの配合量が低いので、必要に応じてナトリウム及びクロールを含む電解質液を用いて補正を行うこと。
妊娠中の投与に関する安全性は確立していないので、妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。