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膵外分泌機能検査用PFD内服液500mg

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効能・効果/用法・用量 

効能・効果

  • 膵外分泌機能検査

用法・用量

  • 一般に早朝空腹時に採尿後1回1瓶を200mL以上の水とともに服用する。利尿をはかる目的で服用から約1時間後に最低約200mLの水を飲用させるが、それ以後については水分を自由にとらせてかまわない。
  • 検査開始より、3時間以上経過した場合の食事は自由にとらせて良い。
  • 尿は、服用から6時間までの全尿を採尿する。
    (成績は服用後6時間までの総尿中のPABA排泄率(%)で表示する。)

禁忌 

【禁忌】

次の患者には投与しないこと

  • 2.1 腎機能が高度に低下している患者[9.2.1参照]
  • 2.2 急性膵炎の急性期[庇護療法が最優先され、本検査の対象でない。]
  • 2.3 急性肝炎の急性期[9.3.1参照]

注意 

9.特定の背景を有する患者に関する注意

9.1 合併症・既往歴等のある患者
9.1.1 アルコールに過敏な体質の患者
本剤はアルコールを含有するので、副作用症状があらわれやすい。
9.2 腎機能障害患者
9.2.1 腎機能が高度に低下している患者
投与しないこと。一定時間内の尿中排泄率で評価するため。[2.1参照]
9.3 肝機能障害患者
9.3.1 急性肝炎の急性期
投与しないこと。庇護療法が最優先され、本検査の対象でない。[2.3参照]
9.5 妊婦
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、診断上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
9.6 授乳婦
診断上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。

8.重要な基本的注意

8.1 消化酵素含有製剤、消炎酵素剤、利胆剤などの投与を受けている患者では、検査の目的に反するので検査前3日よりこれら薬剤の投与を行わないこと。

その他の副作用 

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

0.1~5%未満0.1%未満頻度不明
消化器悪心下痢、胃重感、腹痛嘔吐
精神神経系頭痛ふらつき感
過敏症発疹、そう痒感
循環器心悸亢進
その他顔面潮紅

注)発現頻度は、副作用発現頻度調査終了時のもの