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他剤形 薬剤一覧

効能・効果/用法・用量 

効能・効果

  • HIV感染症

用法・用量

  • 通常、成人にはロピナビル・リトナビルとして1回400mg・100mg(2錠)を1日2回、又は1回800mg・200mg(4錠)を1日1回経口投与する。
    なお、体重40kg以上の小児にはロピナビル・リトナビルとして1回400mg・100mg(2錠)を1日2回投与できる。
    本剤は、食事の有無にかかわらず投与できる。

禁忌 

【禁忌】

次の患者には投与しないこと

  • 2.1 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
  • 2.2 次の薬剤を投与中の患者

    • ピモジド、エルゴタミン酒石酸塩・無水カフェイン・イソプロピルアンチピリン、ジヒドロエルゴタミンメシル酸塩、エルゴメトリンマレイン酸塩、メチルエルゴメトリンマレイン酸塩、ミダゾラム、トリアゾラム、ルラシドン塩酸塩、バルデナフィル塩酸塩水和物、シルデナフィルクエン酸塩(レバチオ)、タダラフィル(アドシルカ)、ブロナンセリン、アゼルニジピン、アゼルニジピン・オルメサルタン メドキソミル、リバーロキサバン、ロミタピドメシル酸塩、ベネトクラクス<再発又は難治性の慢性リンパ性白血病(小リンパ球性リンパ腫を含む)の用量漸増期>、ボリコナゾール、グラゾプレビル水和物[10.1参照]
  • 2.3 腎機能又は肝機能障害のある患者で、コルヒチンを投与中の患者[9.2.1、9.3.1、10.2参照]

注意 

9.特定の背景を有する患者に関する注意

9.1 合併症・既往歴等のある患者
9.1.1 血友病及び著しい出血傾向を有する患者
HIVプロテアーゼ阻害薬にて治療中の血友病の患者において突発性の出血性関節症をはじめとする出血事象の増加が報告されている。[11.1.3参照]
9.1.2 器質的心疾患及び心伝導障害(房室ブロック等)のある患者
本剤は軽度の無症候性PR間隔の延長が認められている。[10.2、17.3.1参照]
9.1.3 B型肝炎、C型肝炎を合併している患者
肝機能障害を増悪させるおそれがある。
9.2 腎機能障害患者
9.2.1 腎機能障害のある患者で、コルヒチンを投与中の患者
投与しないこと。コルヒチンの血中濃度が上昇するおそれがある。[2.3、10.2参照]
9.3 肝機能障害患者
9.3.1 肝機能障害のある患者で、コルヒチンを投与中の患者
投与しないこと。コルヒチンの血中濃度が上昇するおそれがある。[2.3、10.2参照]
9.3.2 肝機能障害のある患者(コルヒチンを投与中の患者を除く)
定期的に肝機能検査値や薬物血中濃度測定等を行い、慎重に投与すること。本剤は主に肝臓で代謝されるため、高い血中濃度が持続するおそれがある。また、トランスアミナーゼの上昇を合併している患者では肝機能障害を増悪させるおそれがある。[8.4、16.6.1参照]
9.5 妊婦
9.5.1 妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。動物実験(ラット)では、ロピナビルとリトナビル(2:1)を最大耐量で投与し、推奨臨床用量で到達しうる濃度よりやや低い血中濃度に到達させたが、妊孕性への影響は認めなかった。
妊娠動物(ラット及びウサギ)にロピナビル・リトナビルを投与した試験では、投与に関連した形成異常を認めなかった。ラットにおける検討では、母動物に毒性があらわれる用量(100mg/kg/日・50mg/kg/日)において、発生毒性(吸収胚、胎児生存率の低下、胎児体重の低下、骨格変異及び骨化遅延の発現率上昇)が認められた。周産期ラットにおいては発生毒性(生後21日目までの胎児生存率低下)が認められた。ウサギにおける検討では、母動物に毒性があらわれる用量(80mg/kg/日・40mg/kg/日)において、発生毒性を認めなかった。[16.6.2参照]
9.5.2 米国DHHSガイドライン(2014年5月版)は、妊婦に対して1日1回投与をすべきでないとしている。
9.6 授乳婦
授乳を避けさせること。米国疾病管理センター(CDC)は、HIV伝播を避けるため、HIV陽性の母親は授乳を避けるよう勧告している。ロピナビルは乳汁に移行することが報告されている(ラット)。ヒト乳汁への本剤の移行は不明である。
9.7 小児等
9.7.1 12歳未満のHIV感染症小児を対象とした臨床試験は実施していないが、有害事象の発生状況においては成人との差は認められていない。
9.7.2 体重40kg未満の小児には本剤の液剤を使用すること。
9.8 高齢者
生理機能の低下及び合併症、併用薬剤等に注意すること。高齢者における薬物動態については十分な検討がなされていない。

8.重要な基本的注意

8.1 本剤の使用に際しては、国内外のガイドライン等の最新の情報を参考に、患者又はそれに代わる適切な者に、次の事項についてよく説明し同意を得た後、使用すること。
8.1.1 本剤はHIV感染症の根本的治療薬ではないことから、日和見感染を含むHIV感染症の進展に伴う疾病を発症し続ける可能性があるので、本剤投与開始後の身体状況の変化については、すべて担当医に報告すること。
8.1.2 本剤の長期投与による影響については、現在のところ不明であること。
8.1.3 本剤投与開始後、担当医の指示なしに用量を変更したり、服用を中止したりしないこと。
8.1.4 本剤は併用薬剤と相互作用を起こすことがあるため、服用中のすべての薬剤を担当医に報告すること。また、本剤で治療中に新たに他の薬剤を服用する場合、事前に担当医に相談すること。[10.、16.7.1、16.7.2参照]
8.2 HIVプロテアーゼ阻害薬にて治療中の患者において糖尿病の発症や悪化、もしくは高脂血症(コレステロール、トリグリセリドの上昇)が報告されているので、定期的な検査等を行うこと。[11.1.1参照]
8.3 本剤の使用例で著しいトリグリセリド上昇を伴う膵炎が報告されている。血清リパーゼ、アミラーゼ、トリグリセリド等の定期的な検査を行うこと。[11.1.2参照]
8.4 使用期間の長短を問わず定期的な肝機能検査値等の測定を行い、観察を十分に行うこと。[9.3.2、16.6.1参照]
8.5 本剤を含む抗HIV薬の多剤併用療法を行った患者で、免疫再構築症候群が報告されている。投与開始後、免疫機能が回復し、症候性のみならず無症候性日和見感染(マイコバクテリウムアビウムコンプレックス、サイトメガロウイルス、ニューモシスチス等によるもの)等に対する炎症反応が発現することがある。また、免疫機能の回復に伴い自己免疫疾患(甲状腺機能亢進症、多発性筋炎、ギラン・バレー症候群、ブドウ膜炎等)が発現するとの報告があるので、これらの症状を評価し、必要時には適切な治療を考慮すること。

14.適用上の注意

14.1 薬剤交付時の注意
本剤の吸収に影響を与えるおそれがあるので、本剤を噛んだり砕いたりせずそのまま服用すること。

7.用法及び用量に関連する注意

7.1 1日1回投与は薬剤耐性検査を実施した上でロピナビル由来の耐性変異数が2以下の場合に限ること(耐性変異数が3以上の場合の成人1日1回投与データが少ない)。[18.3.2、18.3.4参照]
7.2 本剤との併用によりロピナビルの血中濃度が低下するおそれのある薬剤(カルバマゼピン、フェノバルビタール、フェニトイン、ネビラピン、エファビレンツ、ネルフィナビル等)と併用する場合には、1日2回投与とすること。[10.2参照]

16.薬物動態

16.1 血中濃度
16.1.1 反復投与
<HIV陽性患者>
ロピナビル・リトナビル400mg・100mg BIDを投与したHIV陽性患者におけるロピナビルの定常期血中濃度は、リトナビル濃度の15~20倍であった。(ロピナビルの各パラメータ:AUC=160μg・hr/mL、Cmax=9.58±4.41μg/mL、Cmin=3.83±3.44μg/mL、Tmax=3±2hr、T1/2=平均5~6時間、見かけの経口クリアランス(CL/F)=6.4±4.4L/hr)リトナビルの血中濃度は、リトナビル600mg BIDを投与した場合の血中濃度の7%未満であった。ロピナビルのin vitro EC50は、リトナビルの約10分の1である。
HIV陽性成人患者21名に対し、ロピナビル・リトナビル400mg・100mgを1日2回、3~4週間にわたり投与した場合のロピナビルとリトナビルの定常状態血中濃度の平均値を下図に示す。
ロピナビル・リトナビルの錠剤2錠(1錠あたり200mg・50mg)投与で得られる血中濃度は食後投与のロピナビル・リトナビルカプセル剤3カプセル(1カプセルあたり133mg・33mg)と同等であり、薬物動態に差は認められなかった(外国人データ)。
<健康被験者及びHIV感染症患者>
男性健康被験者及びHIV感染症患者に対しリトナビルの併用の有無によりロピナビルの薬物動態を検討したところ、健康被験者-患者間で差を認めなかった。健康被験者及びHIV感染症患者を対象とした複数の臨床試験ではロピナビルの血中濃度は投与開始から約10~14日で定常状態に到達した(外国人データ)。
16.2 吸収
16.2.1 食事が経口投与に及ぼす影響
健康被験者でロピナビル・リトナビルの錠剤400mg・100mgの単回投与における薬物動態を食後投与(高脂肪食、872kcal、56%が脂肪由来)と空腹時投与とで比較したところ、Cmax及びAUCで有意差は認められなかった。このため本剤は食事の有無に関わらず投与することができる。また、ロピナビル・リトナビルの錠剤はカプセル剤と比較して、全ての食事の種類において薬物動態に変動をもたらさなかった(外国人データ)。
16.3 分布
定常期におけるロピナビルの血漿蛋白結合率は約98~99%(血漿遊離分画(Fu):約1~2%)である。ロピナビルは、α1-酸性糖蛋白質(AAG)とアルブミンに結合するが、親和性はAAGの方が高い。ロピナビル・リトナビル400mg・100mg BIDの投与後に認められる濃度範囲では、定常期におけるロピナビルの血漿蛋白結合率は一定であり、健康被験者とHIV陽性患者との間に差は認められていない(外国人データ)。
16.4 代謝
ヒト肝ミクロソームを用いたin vitro試験で、ロピナビルは主に酸化代謝を受けることが示された。ロピナビルはCYPのアイソザイムのうち、主としてCYP3Aにより代謝される。リトナビルはCYP3Aと強い親和性を示し、CYP3Aによるロピナビルの代謝を阻害するためロピナビルの血中濃度が上昇する。健康被験者に14C標識ロピナビルを用いたロピナビル・リトナビル400mg・100mgを単回投与した場合、血中放射活性の89%が未変化体に由来した。ロピナビルの酸化代謝物は、ヒトでは少なくとも13種類認められている。4-oxo体及び4-水酸化体のエピマー各2種が抗ウイルス活性をもつ代謝物であるが、その量は血中の総放射活性物量のごく一部である。リトナビルは代謝酵素を誘導して自らの代謝を誘導するため、ロピナビルの代謝も誘導すると考えられる。[10.、16.7.1参照]
16.5 排泄
健康被験者に14C標識ロピナビル・リトナビルの400mg・100mgを単回経口投与した場合、10.4±2.3%が尿中へ、82.6±2.5%が糞中へ排泄された。また、未変化体約2.2%が尿中へ、19.8%が糞中へ排泄された(外国人データ)。
16.6 特定の背景を有する患者
16.6.1 軽度~中等度の肝機能障害患者
HIVとHCVに感染している軽度~中等度の肝機能障害患者(n=12)と肝機能障害のないHIV感染症患者(n=12)に対する薬物動態臨床試験(ロピナビル・リトナビル400mg・100mg BID)において、肝機能障害患者群では非肝機能障害患者群と比較して、ロピナビルのAUCが約30%、Cmaxが約20%上昇し、蛋白結合率は低下した(HIV・HCV感染患者:99.09%、HIV・非肝機能障害患者:99.31%)。なお、重度の肝機能障害患者における臨床試験は行われていない。[8.4、9.3.2参照]
16.6.2 妊産婦
HIV感染症の妊婦(n=12)を対象とした薬物動態臨床試験(ロピナビル・リトナビル400mg・100mg BID)で得られたロピナビルの薬物動態パラメータの中央値は、妊娠20~24週時でAUC0-12h=61.3μg・hr/mL、Cmax=7.4μg/mL、C12h=5.2μg/mL、妊娠30週時でAUC0-12h=64.1μg・hr/mL、Cmax=7.5μg/mL、C12h=4μg/mL、出産後8週時でAUC0-12h=98μg・hr/mL、Cmax=9.6μg/mL、C12h=7.2μg/mLであった。[9.5.1参照]
16.7 薬物相互作用
16.7.1 in vitro試験
本剤は、主としてCYP3Aにより代謝される。本剤に含まれるリトナビルはCYP3Aと特に強い親和性を示し、主にCYP3A(3A4、3A5、3A7)で代謝される薬剤の代謝を競合的に阻害する。臨床用量で得られる濃度の範囲ではCYP2D6、CYP2C9、CYP2C19、CYP2E1、CYP2B6、CYP1A2を阻害しない。[8.1.4、10.、16.4参照]
16.7.2 薬物相互作用臨床試験
本剤と併用する可能性の高い薬剤について、それら薬剤の薬物動態への影響を以下に示す。[8.1.4、10.、10.2参照]
併用薬がロピナビルの薬物動態に及ぼす影響
併用薬併用薬の用量(mg)ロピナビル・リトナビルの用量(mg)注)nロピナビル薬物動態の変化率(併用薬併用/非併用時)
CmaxAUCCmin
アンプレナビル750BID、10日400・100 BID、21日120.720.620.43
アトルバスタチン20QD、4日400・100 BID、14日120.900.900.92
エファビレンツ1600QHS、9日400・100 BID、9日11,70.970.810.61
500・125 BID、10日191.121.060.90
600・150 BID、10日231.361.361.32
ケトコナゾール200単回400・100 BID、16日120.890.870.75
ネルフィナビル1000BID、10日400・100 BID、21日130.790.730.62
ネビラピン200BID、定常(1年以上)2400・100 BID、定常(1年以上)22,190.810.730.49
7mg/kgもしくは4mg/kgQD、2週;BID1週3300・75mg/m2 BID、3週12,150.860.780.45
オメプラゾール40QD、5日400・100 BID、10日121.081.071.03
800・200 QD、10日120.940.920.71
ラニチジン150単回400・100 BID、10日120.980.980.93
800・200 QD、10日110.980.960.85
プラバスタチン20QD、4日400・100 BID、14日120.980.950.88
リファブチン150QD、10日400・100 BID、20日141.081.171.20
リファンピシン6600QD、10日400・100 BID、20日220.450.250.01
600QD、14日800・200 BID、9日4101.020.840.43
600QD、14日400・400 BID、9日590.930.981.03
リトナビル2100BID、
3-4週
400・100 BID、3-4週8,211.281.462.16
テラプレビル750TID、10日400・100 BID、20日120.961.061.14
特に断りのない限りすべて健康被験者におけるカプセル剤又は液剤の試験である1.リトナビルの薬物動態はエファビレンツ併用の影響を受けない2.HIV陽性成人患者の試験3.HIV陽性患児(6ヵ月齢~12歳)の試験4.漸増投与800・200BID(533・133BID×1日、667・167BID×1日、800・200BID×7日)と400・100 BID×10日との比較5.漸増投与400・400BID(400・200BID×1日、400・300BID×1日、400・400BID×7日)と400・100 BID×10日との比較6.標準用量の本剤との併用は推奨されない* 平行法による検討(n:ロピナビル・リトナビル+併用薬投与例、ロピナビル・リトナビル単独投与例)† 錠剤による試験注)本剤の承認最大用量は400mg・100mgを1日2回投与又は800mg・200mgを1日1回投与である。
ロピナビル・リトナビルが併用薬の薬物動態に及ぼす影響
併用薬併用薬の用量(mg)ロピナビル・リトナビルの用量(mg)n併用薬の薬物動態変化率(本剤併用/非併用時)
CmaxAUCCmin
アンプレナビル1750BID、10日併用 対
1200BID、14日単独
400・100 BID、21日111.121.724.57
アトルバスタチン20QD、4日400・100 BID、14日124.675.882.28
エファビレンツ600QHS、9日400・100 BID、9日11,120.910.840.84
エチニルエストラジオール35μgQD、21日400・100 BID、14日120.590.580.42
インジナビル1600BID、10日併用/食後 対
800TID、5日単独/空腹
400・100 BID、15日130.710.913.47
ケトコナゾール200単回400・100 BID、16日121.133.04N/A
ラモトリギン100BID、12日対
100BID、8日単独
400・100 BID、12日180.540.50.44
200BID、9日対
100BID、8日単独
400・100 BID、9日151.030.910.79
マラビロク300BID400・100 BID111.973.959.24
メサドン5単回400・100 BID、10日110.550.47N/A
ネルフィナビル11000BID、10日併用 対
1250BID、14日単独
400・100 BID、21日130.931.071.86
M8代謝物2.363.467.49
ネビラピン200QD、14日;200BID、6日400・100 BID、20日5,61.051.081.15
ノルエチンドロン1QD、21日400・100 BID、14日120.840.830.68
プラバスタチン20QD、4日400・100 BID、14日121.261.33N/A
リファブチン150QD、10日併用 対
300QD、10日単独
400・100 BID、10日122.123.034.90
25-O脱アセチルリファブチン23.647.594.9
リファブチン+25-O脱アセチルリファブチン23.465.739.53
テラプレビル750TID、10日400・100 BID、20日120.470.460.48
サキナビル1800BID、10日併用 対
1200TID、5日単独
400・100 BID、15日146.349.6216.74
1200BID、5日併用 対
1200TID、5日単独
400・100 BID、20日106.449.9116.54
特に断りのない限りすべて健康被験者におけるカプセル剤又は液剤の試験である1.用量補正は行っていない2.用量補正後の合計* 平行法による検討(n:ロピナビル・リトナビル+併用薬投与例、併用薬単独投与例)N/A:データなし
16.7.3 他の抗HIV薬との併用
本剤(400mg・100mg BID)とエファビレンツ、ネビラピン、アンプレナビル、ホスアンプレナビル、ネルフィナビルとの併用については現時点の知見においては用量調節の必要は認められていない(外国人データ)。[10.2参照]
ラルテグラビル
臨床的に影響のある相互作用は認められていない(外国人データ)。

併用禁忌 

薬剤名等臨床症状・措置方法機序・危険因子
ピモジド
[オーラップ]
[2.2参照]
不整脈のような重篤な又は生命に危険を及ぼすような事象を起こすおそれがある。本剤のチトクロームP450に対する競合的阻害作用により、併用した場合これらの薬剤の血中濃度が大幅に上昇することが予測される。
エルゴタミン酒石酸塩・無水カフェイン・イソプロピルアンチピリン
[クリアミン]
ジヒドロエルゴタミンメシル酸塩
エルゴメトリンマレイン酸塩
[エルゴメトリン]
メチルエルゴメトリンマレイン酸塩
[パルタン]
[2.2参照]
血管攣縮などの重篤な又は生命に危険を及ぼすような事象を起こすおそれがある。本剤のチトクロームP450に対する競合的阻害作用により、併用した場合これらの薬剤の血中濃度が大幅に上昇することが予測される。
ミダゾラム
[ドルミカム、ミダフレッサ]
トリアゾラム
[ハルシオン]
[2.2参照]
過度の鎮静や呼吸抑制を起こすおそれがある。本剤のチトクロームP450に対する競合的阻害作用により、併用した場合これらの薬剤の血中濃度が大幅に上昇することが予測される。
バルデナフィル塩酸塩水和物
[レビトラ]
シルデナフィルクエン酸塩
[レバチオ]
タダラフィル
[アドシルカ]
[2.2参照]
低血圧などの重篤な又は生命に危険を及ぼすような事象を起こすおそれがある。本剤のチトクロームP450に対する競合的阻害作用により、併用した場合これらの薬剤の血中濃度が大幅に上昇することが予測される。
ブロナンセリン
[ロナセン]
アゼルニジピン
[カルブロック]
アゼルニジピン・オルメサルタン メドキソミル
[レザルタス配合錠]
リバーロキサバン
[イグザレルト]
ロミタピドメシル酸塩
[ジャクスタピッド]
ルラシドン塩酸塩
[ラツーダ]
[2.2参照]
これら薬剤の血中濃度上昇により、重篤な又は生命に危険を及ぼすような事象を起こすおそれがある。本剤のチトクロームP450に対する競合的阻害作用により、併用した場合これらの薬剤の血中濃度が大幅に上昇することが予測される。
ベネトクラクス
<再発又は難治性の慢性リンパ性白血病(小リンパ球性リンパ腫を含む)の用量漸増期>
[ベネクレクスタ]
[2.2参照]
ベネトクラクスの再発又は難治性の慢性リンパ性白血病(小リンパ球性リンパ腫を含む)の用量漸増期に本剤を併用した場合、腫瘍崩壊症候群の発現が増強されるおそれがある。本剤がCYP3Aによるベネトクラクスの代謝を競合的に阻害するため。
ボリコナゾール
[ブイフェンド]
[2.2参照]
リトナビルとの併用でボリコナゾールの血中濃度が低下したとの報告がある。リトナビルのチトクロームP450の誘導作用によるものと考えられている。
グラゾプレビル水和物
[グラジナ]
[2.2参照]
グラゾプレビルの血中濃度が上昇したとの報告がある。ロピナビルのOATP1B阻害作用によるものと考えられている。

併用注意 

薬剤名等臨床症状・措置方法機序・危険因子
シルデナフィルクエン酸塩
[バイアグラ]
タダラフィル
[シアリス、ザルティア]
これら薬剤の血中濃度が上昇し、低血圧、失神、視覚障害や勃起持続等のこれら薬剤の副作用が発現するおそれがある。本剤がCYP3Aによるこれら薬剤の代謝を競合的に阻害するため。
シンバスタチン
アトルバスタチンカルシウム水和物
[16.7.2参照]
これら薬剤の血中濃度が上昇し、これら薬剤の副作用が発現しやすくなるおそれがある。特にシンバスタチンとの併用はなるべく避けること。本剤がCYP3Aによるこれら薬剤の代謝を競合的に阻害するため。
イトラコナゾール
ケトコナゾール
[16.7.2参照]
これら薬剤の血中濃度が上昇するおそれがある。高用量(200mg/日をこえる)投与は避けること。本剤がCYP3Aによるこれら薬剤の代謝を競合的に阻害するため。
ジヒドロピリジン骨格を有するCa拮抗剤
(フェロジピン、ニフェジピン、ニカルジピン塩酸塩等)
リファブチン
サルメテロールキシナホ酸塩
ダサチニブ
ニロチニブ
ビンカアルカロイド系抗悪性腫瘍剤
(ビンブラスチン硫酸塩、ビンクリスチン硫酸塩等)
ボセンタン水和物
コルヒチン
クエチアピンフマル酸塩
シメプレビルナトリウム
[2.3、9.2.1、9.3.1、16.7.2参照]
これら薬剤の血中濃度が上昇し、これら薬剤の副作用が発現しやすくなるおそれがある。本剤がCYP3Aによるこれら薬剤の代謝を競合的に阻害するため。
クラリスロマイシン腎機能障害のある患者ではクラリスロマイシンの血中濃度が上昇するおそれがある。本剤がCYP3Aによるこれら薬剤の代謝を競合的に阻害するため。
シクロスポリン
タクロリムス水和物
エベロリムス
これら薬剤の血中濃度が上昇するおそれがある。治療域のモニタリングを行うことが望ましい。本剤がCYP3Aによるこれら薬剤の代謝を競合的に阻害するため。
トラゾドン塩酸塩トラゾドンの血中濃度が上昇し、副作用が発現しやすくなるおそれがある。トラゾドンの減量を考慮すること。本剤がCYP3Aによるこれら薬剤の代謝を競合的に阻害するため。
フルチカゾンプロピオン酸エステル
ブデソニド
トリアムシノロンアセトニド
これら薬剤の血中濃度が上昇するおそれがある。これら薬剤との併用において、クッシング症候群、副腎皮質機能抑制等が報告されているので、併用は治療上の有益性がこれらの症状発現の危険性を上回ると判断される場合に限ること。本剤がCYP3Aによるこれら薬剤の代謝を競合的に阻害するため。
フェンタニル
フェンタニルクエン酸塩
フェンタニルの血中濃度が上昇し、副作用が発現しやすくなるおそれがある。副作用(呼吸抑制等)に対する十分なモニタリングを行うことが望ましい。本剤がCYP3Aによるこれら薬剤の代謝を競合的に阻害するため。
イブルチニブ
エンコラフェニブ
これら薬剤の血中濃度が上昇し、副作用が増強されるおそれがある。本剤からCYP3A阻害作用のない薬剤への代替を考慮すること。やむを得ず併用する際には、これら薬剤の減量を考慮するとともに、患者の状態を慎重に観察し、副作用の発現に十分注意すること。本剤がCYP3Aによるこれら薬剤の代謝を競合的に阻害するため。
ベネトクラクス
<再発又は難治性の慢性リンパ性白血病(小リンパ球性リンパ腫を含む)の維持投与期、急性骨髄性白血病>
ベネトクラクスの再発又は難治性の慢性リンパ性白血病(小リンパ球性リンパ腫を含む)の維持投与期又は急性骨髄性白血病に対してベネトクラクス投与中に本剤を併用した場合、ベネトクラクスの副作用が増強されるおそれがあるので、ベネトクラクスを減量するとともに、患者の状態を慎重に観察し、副作用の発現に十分注意すること。本剤がCYP3Aによるこれら薬剤の代謝を競合的に阻害するため。
アパルタミドアパルタミドの血中濃度が上昇し、副作用が増強されるおそれがある。
また、本剤の血中濃度が減少するおそれがある。本剤からCYP3A阻害作用のない薬剤への代替を考慮すること。やむを得ず併用する際には、アパルタミドの減量を考慮するとともに、患者の状態を慎重に観察し、副作用の発現や本剤の効果の減弱に十分注意すること。
本剤がCYP3Aによるアパルタミドの代謝を競合的に阻害するため。
また、アパルタミドがCYP3Aを誘導するため。
リオシグアトリオシグアトの血中濃度が上昇するおそれがある。本剤との併用が必要な場合は、患者の状態に注意し、必要に応じてリオシグアトの減量を考慮すること。本剤のCYP1A1及びCYP3A阻害によりリオシグアトのクリアランスが低下する。
アミオダロン塩酸塩
ベプリジル塩酸塩水和物
リドカイン塩酸塩
キニジン硫酸塩水和物
フレカイニド酢酸塩
プロパフェノン塩酸塩
これら薬剤の血中濃度が上昇するおそれがある。血中濃度のモニタリングを行うことが望ましい。本剤が肝薬物代謝酵素によるこれら薬剤の代謝を競合的に阻害するためと考えられている。
ジゴキシンジゴキシンの血中濃度が上昇するおそれがある。血中濃度のモニタリングを行うことが望ましい。リトナビルのP-gp阻害作用によるものと考えられている。
アファチニブマレイン酸塩アファチニブの血中濃度が上昇し、副作用が発現しやすくなるおそれがある。本剤はアファチニブと同時かアファチニブ投与後に投与すること。リトナビルのP-gp阻害作用によるものと考えられている。
ロスバスタチンカルシウムロスバスタチンの血中濃度が上昇し、ロスバスタチンの副作用が発現しやすくなるおそれがある。主としてロピナビルのOATP1B1阻害作用によるものと考えられている。リトナビルのBCRP阻害作用も関与している可能性がある。
グレカプレビル・ピブレンタスビルグレカプレビル及びピブレンタスビルの血中濃度が上昇するおそれがある。本剤のOATP1B、P-gp又はBCRP阻害作用によるものと考えられる。
セイヨウオトギリソウ(St.John's Wort、セント・ジョーンズ・ワート)含有食品本剤の代謝が促進され血中濃度が低下するおそれがあるので、本剤投与時はセイヨウオトギリソウ含有食品を摂取しないよう注意すること。セイヨウオトギリソウにより誘導された肝薬物代謝酵素(チトクロームP450)が本剤の代謝を促進し、クリアランスを上昇させるためと考えられている。
リファンピシン
[16.7.2参照]
本剤の血中濃度が低下し、治療効果を減弱させるおそれがある。併用はなるべく避けること。これら薬剤がCYP3Aを誘導するため。
カルバマゼピン
フェノバルビタール
デキサメタゾン
[7.2参照]
ロピナビルの血中濃度が低下するおそれがある。これら薬剤がCYP3Aを誘導するため。
フェニトイン
[7.2参照]
ロピナビル及びフェニトインの血中濃度が低下するおそれがある。相互に肝薬物代謝酵素を誘導するためと考えられている。
ワルファリンカリウムワルファリンの血中濃度に影響を与えることがある。INRのモニタリングを行うことが望ましい。肝薬物代謝酵素の関与が考えられるが機序不明。
エルバスビルエルバスビルの血中濃度が上昇したとの報告がある。肝薬物代謝酵素の関与が考えられるが機序不明。
エチニルエストラジオール
エストラジオール安息香酸エステル
[16.7.2参照]
これら薬剤の血中濃度が低下するおそれがある。
エストロゲンをベースとする避妊剤と併用する場合は、他の避妊法に変更するか避妊法を追加する必要がある。
本剤がこれら薬剤の肝薬物代謝酵素を誘導するためと考えられている。
ラモトリギン
バルプロ酸ナトリウム
[16.7.2参照]
これら薬剤の血中濃度が低下するおそれがある。本剤がグルクロン酸抱合を促進するためと考えられている。
メサドン塩酸塩
[16.7.2参照]
これら薬剤の血中濃度が低下するおそれがある。機序不明
PR間隔を延長させる薬剤
ベラパミル塩酸塩
アタザナビル硫酸塩 等
[9.1.2、17.3.1参照]
PR間隔が延長するおそれがある。本剤は軽度の無症候性PR間隔の延長が認められている。
ジドブジン
アバカビル硫酸塩
これら薬剤の血中濃度を低下させるおそれがある。臨床的な影響は不明である。本剤がグルクロン酸抱合を誘導するためと考えられている。
テノホビルテノホビルの血中濃度が上昇し、腎機能障害等の副作用があらわれやすくなるおそれがある。機序不明
マラビロク
[16.7.2参照]
マラビロクの血中濃度が上昇するおそれがある。本剤がCYP3Aにおけるこれら薬剤の代謝を競合的に阻害するため。
リルピビリン塩酸塩リルピビリンの血中濃度が上昇したとの報告がある。リルピビリンの用量調節の必要性は認められていない。本剤がCYP3Aにおけるこれら薬剤の代謝を競合的に阻害するため。
ネルフィナビル
[7.2、16.7.2、16.7.3参照]
ネルフィナビルの血中濃度が上昇するおそれがある。
ロピナビルの血中濃度が低下するおそれがある。
本剤がCYP3Aにおけるネルフィナビルの代謝を競合的に阻害するため。
ロピナビル血中濃度低下の機序は不明。
ネビラピン
エファビレンツ
[7.2、16.7.2、16.7.3参照]
ロピナビルの血中濃度が低下するおそれがある。これら薬剤がCYP3Aを誘導するため。
エトラビリンエトラビリンの血中濃度が低下したとの報告がある。エトラビリンの用量調節の必要性は認められていない。リトナビルの肝薬物代謝酵素誘導作用によるものと考えられている。
ホスアンプレナビル
[7.2、16.7.3参照]
アンプレナビルの血中濃度が低下するおそれがある。
併用に関する推奨用量は確立されていない。
肝薬物代謝酵素の関与が考えられるが機序不明。

重大な副作用 

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
11.1.1 高血糖、糖尿病(いずれも頻度不明)
高血糖、糖尿病及び糖尿病の悪化があらわれることがある。HIVプロテアーゼ阻害薬にて治療中の患者に糖尿病、糖尿病の悪化及び高血糖があらわれたとの報告がある。一部の例ではインスリン又は経口糖尿病薬の投与開始や用量調節が必要となった。一部では糖尿病性ケトアシドーシスがあらわれている。HIVプロテアーゼ阻害薬を中止した例の一部では、高血糖が持続した。[8.2参照]
11.1.2 膵炎(頻度不明)
嘔気、嘔吐、腹痛等の臨床症状や血清リパーゼ、アミラーゼ、トリグリセリド等の検査値異常があらわれた場合は膵炎を疑うこと。[8.3参照]
11.1.3 出血傾向(頻度不明)
出血事象があらわれた場合には血液凝固因子を投与するなど適切な処置を行うこと。[9.1.1参照]
11.1.4 肝機能障害、肝炎(いずれも頻度不明)
11.1.5 徐脈性不整脈(頻度不明)
洞徐脈、洞停止、房室ブロックがあらわれることがある。
11.1.6 中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)、多形紅斑(いずれも頻度不明)

その他の副作用 

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

2%以上2%未満頻度不明
全身症状頭痛無力症、疼痛、背部痛、胸痛、悪寒、嚢胞、浮腫、末梢性浮腫、顔面浮腫、発熱、インフルエンザ、倦怠感、ウイルス感染、細菌感染、過敏症、肥大、薬物過敏症、免疫再構築症候群、四肢痛、顔面腫脹体脂肪の再分布/蓄積(胸部、体幹部の脂肪増加、末梢部の脂肪減少、野牛肩)
循環器深部静脈血栓症、高血圧、心悸亢進、血栓性静脈炎、血管炎、血管障害、心房細動、起立性低血圧、静脈瘤、心筋梗塞、血管拡張、狭心症、三尖弁閉鎖不全症
消化器下痢、嘔気、腹痛、嘔吐、アミラーゼ上昇、鼓腸消化不良、食欲不振、胆嚢炎、便秘、口内乾燥、嚥下障害、腸炎、おくび、食道炎、大便失禁、胃炎、胃腸炎、出血性腸炎、食欲亢進、唾液腺炎、口内炎、潰瘍性口内炎、異常便、腹部膨満感、小腸炎、歯周炎、胆管炎、上腹部痛、リパーゼ上昇、腹部不快感、下腹部痛、十二指腸炎、胃潰瘍、胃食道逆流性疾患、痔核、直腸出血
肝臓肝機能検査異常、ビリルビン値上昇黄疸、肝腫大
血液血小板減少、好中球減少貧血、白血球減少症、リンパ節症、脾腫、ヘモグロビン減少
代謝・栄養総コレステロール上昇、トリグリセリド上昇、ナトリウム低下、ナトリウム上昇ビタミン欠乏症、脱水、耐糖能低下、乳酸性アシドーシス、肥満、体重減少、血中尿酸上昇、無機リン低下、CK上昇
内分泌系クッシング症候群、甲状腺機能低下、女性型乳房、乳房腫大
筋骨格筋肉痛、関節痛、骨関節炎、骨壊死
精神神経系不眠、異夢、激越、健忘、不安、運動失調、錯乱状態、抑うつ、浮動性めまい、回転性めまい、ジスキネジア、感情不安定、脳症、緊張亢進、リビドー減退、神経過敏、ニューロパチー、末梢性ニューロパチー、感覚異常、末梢神経炎、傾眠、思考異常、振戦、無感情、脳梗塞、痙攣、顔面神経麻痺、片頭痛、錐体外路症状、失見当識、気分動揺、平衡障害
皮膚発疹、ざ瘡、脱毛、皮膚乾燥、剥脱性皮膚炎、せつ腫症、斑状丘疹性皮疹、爪疾患、そう痒、良性皮膚腫瘍、皮膚変色、多汗症、湿疹、脂漏、皮膚潰瘍、蜂巣炎、毛包炎、脂肪腫症、アレルギー性皮膚炎、特発性毛細血管炎、皮膚肥厚
呼吸器呼吸困難、肺水腫、副鼻腔炎、咽頭炎、喘息、鼻炎、気管支炎、気管支肺炎
感覚器視覚障害、眼疾患、中耳炎、味覚異常、耳鳴、聴覚過敏
泌尿器・生殖器射精障害、男性性腺機能低下、腎結石、尿異常、腎炎、無月経、会陰膿瘍、血尿、尿臭異常、月経過多、クレアチニンクリアランス低下
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