製品名 フィジオ35輸液
フィジオ35輸液
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- 一般名
- 薬効分類
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電解質・輸液・栄養製剤>輸液
- 価格
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250mL1袋:176円/袋
500mL1袋:171円/袋
- 製薬会社
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- 販売提携:大塚製薬株式会社
製造販売元:株式会社大塚製薬工場
- 販売提携:大塚製薬株式会社
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効能・効果
用法・容量 -
効能・効果
- 経口摂取が不能又は不十分な場合の水分・電解質の補給・維持、エネルギーの補給
用法・用量
- 通常成人には、1回500~1000mLを点滴静注する。投与速度は、通常成人ではブドウ糖として1時間当たり0.5g/kg体重以下とする。
なお、年齢、症状、体重により適宜増減する。
- 禁忌
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【禁忌】
次の患者には投与しないこと
- 高カリウム血症、乏尿、アジソン病、重症熱傷、高窒素血症の患者[高カリウム血症を増悪する、又は起こすおそれがある。]
- 高リン血症、副甲状腺機能低下症の患者[高リン血症を増悪する、又は起こすおそれがある。]
- 高カルシウム血症、高マグネシウム血症、甲状腺機能低下症の患者[高カルシウム血症を増悪するおそれがある。高マグネシウム血症を増悪する、又は起こすおそれがある。]
- 副作用
- 注意
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慎重投与
次の患者には慎重に投与すること
- 高カリウム血症を伴わない腎不全のある患者[水分、電解質の調節機能が低下しているので、慎重に投与すること。]
- 心不全のある患者[循環血液量を増すことから心臓に負担をかけ、症状が悪化するおそれがある。]
- 閉塞性尿路疾患により尿量が減少している患者[水分、電解質の過負荷となり、症状が悪化するおそれがある。]
- 糖尿病の患者[ブドウ糖の組織への移行が抑制されているので、高血糖を生じ症状が悪化するおそれがある。]
適用上の注意
- 調製時
- 本剤はカルシウム塩を含有するため、クエン酸加血液と混合すると凝血を起こすおそれがあるので注意すること。
- pH依存性の配合変化を起こす薬剤(例えばチアミラールナトリウム、カンレノ酸カリウム、コハク酸メチルプレドニゾロンナトリウム)との配合により、白濁又は結晶析出を生じることがあるので、配合しないこと。
- 投与前
- 投与に際しては、感染に対する配慮をすること(患者の皮膚や器具の消毒)。
- 寒冷期には体温程度に温めて使用すること。
- 開封後直ちに使用し、残液は決して使用しないこと。
- 投与時
- 本剤を投与する場合は、患者の尿量が1日500mL又は1時間当たり20mL以上あることが望ましい。
用法・用量に関連する使用上の注意
- 本剤は1000mL当たりエネルギー量として400kcal含んでいるが、本剤のみでは1日に必要とされるエネルギー量を十分に満たすことはできないので、手術等による経口摂取不能な患者に対する本剤のみでの使用は短期間とすること。
効能・効果に関連する使用上の注意
- 本剤をエネルギー補給の目的で使用する場合には、患者の必要エネルギー量や経口摂取量など、また、高カロリー輸液や経腸栄養剤などの適応を考慮の上、使用すること。
高齢者への投与
- 高齢者では心機能、腎機能及び糖代謝等の生理機能が低下しているので、投与速度を緩徐にし、減量するなど注意すること。
小児等への投与
- 低出生体重児、新生児、乳児、幼児又は小児に対する安全性は確立していない(使用経験がない)。