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効能・効果/用法・用量 

効能・効果

  • 回虫、鉤虫、蟯虫、東洋毛様線虫の駆除

用法・用量

  • 通常体重1kg当りピランテルとして10mgを1回経口投与する。

禁忌 

【禁忌】

次の患者には投与しないこと

  • 2.1 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
  • 2.2 ピペラジン系駆虫薬(ピペラジンリン酸塩水和物)を投与中の患者[10.1参照]

注意 

9.特定の背景を有する患者に関する注意

9.3 肝機能障害患者
少数例に一過性の軽微なAST上昇の報告がある。
9.5 妊婦
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
9.6 授乳婦
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。
9.7 小児等
低出生体重児、新生児、乳児又は2歳未満の幼児を対象とした臨床試験は実施していない。
9.8 高齢者
減量するなど注意すること。一般に生理機能が低下している。

14.適用上の注意

14.1 薬剤交付時の注意
PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること。PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することがある。

7.用法及び用量に関連する注意

7.1 体重換算による服用量の換算は、次表の通りである。
体重20kg30kg40kg50kg以上
服用量2錠3錠4錠5錠
7.2 下剤を使用する必要はない。

16.薬物動態

16.1 血中濃度
健康成人男子5例にピランテルパモ酸塩を体重1ポンド当り5mg注)を単回経口投与した場合、3時間後に血中にピランテル関連物質として0.2~1.1μg/mLが検出されたが、そのほとんどは代謝物と考えられ、5時間以内にほぼ消失した(外国人データ)。
16.5 排泄
健康成人男性5例にピランテルパモ酸塩500mg注)(ピランテルとして)を単回経口投与した場合、糞中には4例で60~65%、1例で約93%の排泄率を示し、尿中には全例とも1~3%の排泄率を示し、いずれもその大部分が48時間以内に排泄された。
注)承認された用法及び用量は、体重1kg当りピランテルとして10mgを1回経口投与である。

併用禁忌 

薬剤名等臨床症状・措置方法機序・危険因子
ピペラジン系駆虫薬
ピペラジンリン酸塩水和物
[2.2参照]
両剤の駆虫作用が減弱するおそれがある。両剤の駆虫作用が拮抗したとの報告がある。

その他の副作用 

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

1%以上0.1~1%未満0.1%未満頻度不明
精神・神経系頭痛めまい嗜眠、不眠
消化器腹痛、悪心・嘔吐下痢、食欲不振
肝臓AST上昇
過敏症発疹掻痒、蕁麻疹
その他倦怠感冷汗、多汗

注)発現頻度は副作用調査を含む。

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