製品名 ムコダインDS50%
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- 一般名
- L-Carbocisteine
- 薬効分類
-
鎮咳・去痰薬>去痰薬
- 価格
-
50%1g:22.8円/g
- 製薬会社
-
- 製造販売元:杏林製薬株式会社
-
効能・効果
用法・容量 -
効能・効果
<成人>
- 下記疾患の去痰
- 上気道炎(咽頭炎、喉頭炎)、急性気管支炎、気管支喘息、慢性気管支炎、気管支拡張症、肺結核
- 慢性副鼻腔炎の排膿
- 下記疾患の去痰
<小児>
- 下記疾患の去痰
- 上気道炎(咽頭炎、喉頭炎)、急性気管支炎、気管支喘息、慢性気管支炎、気管支拡張症、肺結核
- 慢性副鼻腔炎の排膿
- 滲出性中耳炎の排液
- 下記疾患の去痰
用法・用量
<成人>
- 通常、成人にカルボシステインとして1回500mg(本剤1.0g)を用時懸濁し、1日3回経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
- 通常、成人にカルボシステインとして1回500mg(本剤1.0g)を用時懸濁し、1日3回経口投与する。
<小児>
- 通常、幼・小児にカルボシステインとして体重kg当たり1回10mg(本剤0.02g)を用時懸濁し、1日3回経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
- 通常、幼・小児にカルボシステインとして体重kg当たり1回10mg(本剤0.02g)を用時懸濁し、1日3回経口投与する。
- 禁忌
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【禁忌】
次の患者には投与しないこと
- 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
- 副作用
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- 皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)、中毒性表皮壊死症(Lyell症候群)
- 皮膚粘膜眼症候群、中毒性表皮壊死症があらわれることがあるので、観察を十分に行い、このような症状があらわれた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
- 肝機能障害、黄疸
- AST(GOT)、ALT(GPT)、Al-P、LDHの上昇等を伴う肝機能障害や黄疸があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
- ショック、アナフィラキシー様症状
- ショック、アナフィラキシー様症状(呼吸困難、浮腫、蕁麻疹等)があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
- 注意
-
次の患者には慎重に投与すること
- 肝障害のある患者[肝機能障害のある患者に投与した時、肝機能が悪化することがある。]
- 心障害のある患者[類薬で心不全のある患者に悪影響を及ぼしたとの報告がある。]
- 調剤時
- 懸濁液剤として調剤しないこと。
- 薬剤交付時
- 懸濁後に速やかに服用するように指導すること。
- 一般に高齢者では生理機能が低下しているので減量するなど注意すること。
- 妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には投与しないことが望ましい。[妊娠中の投与に関する安全性は確立していない。]
- 血中濃度
- 健康成人にカルボシステインドライシロップ1.0g(L-カルボシステインとして500mg)を単回経口投与した時の血漿中濃度及び薬物速度論的パラメータは次のとおりである。
- 図 血漿中濃度(健康成人)
- 薬物速度論的パラメータ
投与量
(mg)Tmax
(hr)Cmax
(μg/mL)t1/2
(hr)AUC0→9
(μg・hr/mL)500 1.8±0.4 4.41±0.987 1.36±0.13 16.4±3.34 (平均値±標準偏差)