製品名 ロトリガ粒状カプセル2g

一般名
薬効分類
脂質代謝異常治療薬
 >EPA・DHA製剤
価格
2g1包:244.5円/包

製薬会社
効能・効果
用法・容量

効能・効果

  • 高脂血症

用法・用量

  • 通常、成人にはオメガ-3脂肪酸エチルとして1回2gを1日1回、食直後に経口投与する。ただし、トリグリセライド高値の程度により1回2g、1日2回まで増量できる。
禁忌
【禁忌】

次の患者には投与しないこと

  • 出血している患者(血友病、毛細血管脆弱症、消化管潰瘍、尿路出血、喀血、硝子体出血等)[止血が困難となるおそれがある。]
  • 本剤の成分に対して過敏症の既往歴のある患者
副作用
AST(GOT)、ALT(GPT)、AL-P、γ-GTP、LDH、ビリルビン等の上昇を伴う肝機能障害、黄疸(頻度不明)があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には直ちに投与を中止し、適切な処置を行うこと。
注意

次の患者には慎重に投与すること

出血の危険性の高い患者(重度の外傷、手術等)[出血を助長するおそれがある。]
抗凝固薬あるいは抗血小板薬を投与中の患者(「相互作用」の項参照)
本剤の適用にあたっては、次の点に十分注意すること。
適用の前に十分な検査を実施し、高脂血症であることを確認すること。
あらかじめ生活習慣の改善指導を行い、更に高血圧、喫煙、糖尿病等の冠動脈疾患の危険因子の軽減等も十分に考慮すること。
本剤投与中は血中脂質値を定期的に検査し、治療に対する効果が認められない場合には投与を中止すること。
本剤投与中にLDLコレステロール値上昇の可能性があるため、投与中はLDLコレステロール値を定期的に検査すること。
本剤は空腹時に投与すると吸収が悪くなるため食直後に服用させること。
本剤は噛まずに服用させること。
妊娠中の投与に関する安全性は確立していないので、妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には治療上の有益性が危険性を上まわると判断される場合にのみ投与すること。
授乳中の婦人には投与しないことが望ましいが、やむを得ず投与する場合には授乳を避けさせること。[動物試験(ラット)で乳汁中に移行することが知られている。]
低出生体重児、新生児、乳児、幼児又は小児に対する安全性は確立していない(使用経験がない)。
薬物動態の評価はイコサペント酸エチル及びドコサヘキサエン酸エチルの代謝物であるイコサペント酸及びドコサヘキサエン酸を用いた。
血中濃度
単回投与
健康成人男性(11例)にオメガ-3脂肪酸エチルとして2g又はプラセボを朝食直後に単回経口投与した時のイコサペント酸及びドコサヘキサエン酸の薬物動態パラメータは以下のとおりである。
AUC0-24a)(μg・h/mL)Cmaxa)(μg/mL)Tmaxb)(h)
イコサペント酸本剤(8例)916.0±186.458.1±18.56.0(4-6)
プラセボ(3例)411.3±59.520.7±2.31.0(0-2)
ドコサヘキサエン酸本剤(8例)2,254.0±348.0115.0±21.06.0(1-24)
プラセボ(3例)1,883.0±225.589.7±12.21.0(0-1)
a)平均値±標準偏差、b)中央値(最小値-最大値)
反復投与
血清中トリグリセライドが高値の患者(415例)にオメガ-3脂肪酸エチルとして1回2gを1日1回又は1日2回12週間経口投与した時、イコサペント酸及びドコサヘキサエン酸の血漿中濃度はいずれの投与方法においても投与前と比べて投与4週後には増加を示し、4週以降ほぼ一定に推移した。
蛋白結合率
14C]イコサペント酸及び[14C]ドコサヘキサエン酸を20及び200μg/mLの濃度でヒト血漿に添加した時の蛋白結合率は[14C]イコサペント酸及び[14C]ドコサヘキサエン酸ともに99%以上であった(in vitro)。
代謝・排泄
イコサペント酸エチル及びドコサヘキサエン酸エチルは小腸において加水分解を受けた後、トリグリセライドやリン脂質等に構成脂肪酸として取り込まれ各組織へ移行後、主としてミトコンドリアにおけるβ酸化によりアセチルコエンザイムA(アセチルCoA)に代謝されTCA回路を経由して最終的にCO2及びH2Oとなり、主に呼気から体外に排泄される。
イコサペント酸及びドコサヘキサエン酸(2~200μmol/L)はCYP2C9及びCYP2C19に対し阻害作用を示すとの報告があるが、ヒト血漿中の総イコサペント酸及び総ドコサヘキサエン酸に占める遊離脂肪酸の割合は低く、臨床上問題となる影響を及ぼす可能性は低いと考えられた。
また、イコサペント酸及びドコサヘキサエン酸のCYP1A及びCYP3A誘導作用を検討した結果、イコサペント酸及びドコサヘキサエン酸ともに最高濃度の500μg/mLまでCYP誘導作用は認めなかった(in vitro)。
薬物間相互作用(外国人データ)
オメガ-3脂肪酸エチルとシンバスタチン、アトルバスタチン又はロスバスタチンとの薬物間相互作用を空腹時単回投与により検討したが、オメガ-3脂肪酸エチルはいずれのHMG-CoA還元酵素阻害薬の血中濃度にも影響を及ぼさなかった。