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ルリコンクリーム1%、他

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効能・効果/用法・用量 

効能・効果

  • 下記の皮膚真菌症の治療

    • ○白癬

      • 足白癬、体部白癬、股部白癬
    • ○カンジダ症

      • 指間びらん症、間擦疹
    • ○癜風

用法・用量

  • 1日1回患部に塗布する。

禁忌 

【禁忌】

次の患者には投与しないこと

  • 2.1 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者

注意 

9.特定の背景を有する患者に関する注意

9.5 妊婦
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ使用すること。
9.7 小児等
小児等を対象とした有効性及び安全性を指標とした臨床試験は実施していない。

14.適用上の注意

14.1 薬剤投与時の注意
<製剤共通>
14.1.1 眼科用として角膜、結膜には使用しないこと。
14.1.2 著しいびらん面には使用しないこと。
<液>
14.1.3 亀裂、びらん面には注意して使用すること。

16.薬物動態

16.1 血中濃度
16.1.1 単回投与
健康成人男子6例の上背部皮膚にルリコンクリーム1% 5g又はルリコン液1% 5mLを24時間単回塗布したとき、塗布12~24時間後に低濃度の未変化体が血漿中に認められたが、薬剤除去後24時間目には定量限界未満となった。
16.1.2 反復投与
健康成人男子6例の上背部皮膚にルリコンクリーム1% 5g又はルリコン液1% 5mLを7日間反復塗布したとき、初回投与後6時間以降及び各回投与22時間後に低濃度の未変化体が血漿中に認められたが、薬剤除去後24時間目には定量限界未満ないし定量限界をわずかに上回る程度にまで低下した。薬剤塗布後24時間目の血漿中未変化体濃度は、最終塗布時には初回塗布時の約1.9倍(クリーム)、約1.4倍(液)に上昇したが、塗布3回目以降ほぼ一定に推移し、また、反復塗布後の血漿中未変化体濃度の消失も速やかであったことより、反復塗布による蓄積性はないものと考えられた。
16.3 分布
16.3.1 ヒト角層中薬物濃度
健康成人男子24名を対象に、同一被験者の背部にルリコンクリーム1%及びルリコン軟膏1%を単回塗布した時、角層中薬物濃度(平均値±標準偏差)は投与後12時間においてそれぞれ225.48±72.06ng/cm2及び267.83±112.24ng/cm2、投与後24時間においてそれぞれ262.00±88.69ng/cm2及び234.52±100.92ng/cm2であった。
16.5 排泄
尿中に未変化体は検出されなかった。

その他の副作用 

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

0.1~5%未満0.1%未満頻度不明
クリーム:皮膚そう痒、発赤、刺激感、接触皮膚炎、疼痛、湿疹ほてり、熱感、灼熱感水疱
クリーム:その他BUN上昇、尿蛋白増加
液:皮膚刺激感、接触皮膚炎そう痒
軟膏:皮膚接触皮膚炎、発赤、そう痒
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