製品名 (無効20190430)
モサプリドクエン酸塩錠2.5mg「KO」
モサプリドクエン酸塩錠5mg「KO」
個人契約のトライアルまたはお申込みで全コンテンツが閲覧可能
- 一般名
- Mosapride Citrate Hydrate
- 薬効分類
-
消化器用薬(その他)>セロトニン受容体作動薬
- 価格
-
2.5mg1錠:9.6円/錠
5mg1錠:9.9円/錠
- 製薬会社
-
- 製造販売元:寿製薬株式会社.
-
効能・効果
用法・容量 -
効能・効果
- 慢性胃炎に伴う消化器症状(胸やけ、悪心・嘔吐)
用法・用量
- 通常、成人には、モサプリドクエン酸塩として1日15mgを3回に分けて食前または食後に経口投与する。
- 禁忌
- 副作用
-
- (頻度不明)
- 劇症肝炎、肝機能障害、黄疸
- 劇症肝炎、著しいAST(GOT)、ALT(GPT)、γ-GTPの上昇等を伴う重篤な肝機能障害、黄疸があらわれることがあり、死亡に至った例もあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、直ちに投与を中止し、適切な処置を行うこと。
- 注意
-
重要な基本的注意
- 本剤を慢性胃炎に伴う消化器症状に用いる際には、一定期間(通常2週間)投与後、消化器症状の改善について評価し、投与継続の必要性について検討すること。
- 劇症肝炎や重篤な肝機能障害、黄疸があらわれることがあるので、長期にわたって漫然と投与しないこと。なお、本剤投与中は、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、直ちに投与を中止し、適切な処置を行うこと。また、患者に対し、本剤投与後に倦怠感、食欲不振、尿濃染、眼球結膜黄染等の症状があらわれた場合は、本剤を中止し、医師等に連絡するよう指導すること。
適用上の注意
- 薬剤交付時
- PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること。(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔を起こして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することが報告されている。)
高齢者への投与
- 一般に高齢者では腎機能、肝機能等の生理機能が低下しているので、患者の状態を観察しながら慎重に投与すること。なお、慢性胃炎に伴う消化器症状に用いる際に、副作用が発現した場合には、減量(例えば1日7.5mg)するなど適切な処置を行うこと。
- 妊婦または妊娠している可能性のある婦人には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。〔妊娠中の投与に関する安全性は確立していない。〕
- 授乳中の婦人に投与することを避け、やむを得ず投与する場合は、授乳を中止させること。〔動物実験(ラット)で乳汁への移行が報告されている。〕
小児等への投与
- 小児等に対する安全性は確立していない。〔使用経験がない。〕
薬物動態
- 生物学的同等性
- モサプリドクエン酸塩錠5mg「KO」と標準製剤をクロスオーバー法によりそれぞれ1錠(モサプリドクエン酸塩5mg)健康成人男子に絶食単回経口投与して、血漿中モサプリドクエン酸塩濃度を測定し、得られた薬物動態パラメータ(AUCt、Cmax)について統計解析を行った結果、両剤の生物学的同等性が確認された。
AUCt
(ng・hr/mL)Cmax
(ng/mL)Tmax
(hr)t1/2
(hr)モサプリドクエン酸塩錠5mg「KO」 75.5±15.9 31.7±9.4 0.8±0.4 2.2±0.2 標準製剤
(錠剤、5mg)77.3±20.1 30.3±10.6 0.8±0.2 2.2±0.2 (Mean±S.D.,n=16)
- 血漿中濃度並びにAUCt、Cmax等のパラメータは、被験者の選択、体液の採取回数・時間等の試験条件によって異なる可能性がある。
- モサプリドクエン酸塩錠2.5mg「KO」は、「含量が異なる経口固形製剤の生物学的同等性試験ガイドライン(平成18年11月24日付薬食審査発第1124004号)」に基づき、モサプリドクエン酸塩錠5mg「KO」を標準製剤としたとき、溶出挙動が等しく、生物学的に同等とみなされた。
- モサプリドクエン酸塩錠5mg「KO」と標準製剤をクロスオーバー法によりそれぞれ1錠(モサプリドクエン酸塩5mg)健康成人男子に絶食単回経口投与して、血漿中モサプリドクエン酸塩濃度を測定し、得られた薬物動態パラメータ(AUCt、Cmax)について統計解析を行った結果、両剤の生物学的同等性が確認された。
- 溶出挙動
- モサプリドクエン酸塩錠2.5mg「KO」及びモサプリドクエン酸塩錠5mg「KO」は、日本薬局方医薬品各条に定められたモサプリドクエン酸塩錠の溶出規格に適合していることが確認されている。