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スクラルファート顆粒90%「日医工」

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効能・効果/用法・用量 

効能・効果

  • 胃潰瘍,十二指腸潰瘍
  • 下記疾患の胃粘膜病変(びらん,出血,発赤,浮腫)の改善

    • 急性胃炎,慢性胃炎の急性増悪期

用法・用量

  • 通常,成人1回1~1.2gずつ,1日3回経口投与する。
    なお,年令・症状により適宜増減する。

禁忌 

【禁忌】

次の患者には投与しないこと

  • 透析療法を受けている患者[長期投与によりアルミニウム脳症,アルミニウム骨症,貧血等があらわれることがある。]

注意 

慎重投与

次の患者には慎重に投与すること

腎障害のある患者[長期投与によりアルミニウム脳症,アルミニウム骨症,貧血等があらわれるおそれがあるので,定期的に血中アルミニウム,リン,カルシウム,アルカリフォスファターゼ等の測定を行うこと。]
リン酸塩の欠乏している患者[アルミニウムは消化管内でリン酸塩と結合し,その吸収を阻害する。]

高齢者への投与

一般に高齢者では生理機能が低下しているので用量に注意すること。

併用注意 

薬剤名等臨床症状・措置方法機序・危険因子
クエン酸製剤
クエン酸カリウム,
クエン酸ナトリウム水和物等
血中アルミニウム濃度が上昇することがあるので,同時に服用させないなど注意すること。キレートを形成し,アルミニウムの吸収が促進されると考えられる。
血清カリウム抑制イオン交換樹脂
ポリスチレンスルホン酸カルシウム,
ポリスチレンスルホン酸ナトリウム
血清カリウム抑制イオン交換樹脂の効果が減弱するおそれがある。アルミニウムイオンと非選択的に交換すると考えられる。
ニューキノロン系抗菌剤
ノルフロキサシン,
塩酸シプロフロキサシン等
同時に服用することにより,これら併用薬剤の吸収を遅延又は阻害するおそれがある。この相互作用は併用薬を本剤の2時間以上前に服用することにより,弱まるとの報告がある。アルミニウムイオンと併用薬剤が不溶性のキレートを形成し,消化管からの吸収を遅延又は阻害する。
ジギタリス製剤
ジゴキシン等
フェニトイン
テトラサイクリン系抗生物質
スルピリド等
同時に服用することにより,これら併用薬剤の吸収を遅延又は阻害するおそれがある。この作用は薬剤の服用時間をずらすことにより,弱まるとの報告がある。本剤が併用薬剤を吸着し,消化管からの吸収を遅延又は阻害する。
甲状腺ホルモン剤
レボチロキシンナトリウム水和物等
同時に服用することにより,これら併用薬剤の吸収を遅延又は阻害することがある。これらの作用は薬剤の服用時間をずらすことにより,弱まると考えられる。消化管内で本剤と吸着することにより,これらの薬剤の吸収が阻害される。
胆汁酸製剤
ウルソデオキシコール酸,
ケノデオキシコール酸
同時に服用することにより,これら併用薬剤の吸収を遅延又は阻害することがある。これらの作用は薬剤の服用時間をずらすことにより,弱まると考えられる。消化管内で本剤と吸着することにより,これらの薬剤の吸収が阻害される。
テオフィリン徐放性製剤同時に服用することにより,テオフィリン徐放性製剤のAUCが低下するおそれがある。本剤がテオフィリン徐放性製剤の吸収を阻害するとの報告がある。
キニジン等制酸剤(乾燥水酸化アルミニウムゲル等)の投与により,併用薬剤の排泄が遅延することが知られている。制酸剤による尿のpH上昇による。

その他の副作用 

以下のような副作用が認められた場合には,減量・休薬など適切な処置を行うこと。

頻度不明
消化器便秘,口渇,悪心,嘔気等
皮膚発疹,蕁麻疹等
過敏症アナフィラキシー反応
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