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効能・効果/用法・用量 

効能・効果

  • <適応菌種>

    • アモキシシリン、メトロニダゾールに感性のヘリコバクター・ピロリ
  • <適応症>

    • 胃潰瘍・十二指腸潰瘍・胃MALTリンパ腫・特発性血小板減少性紫斑病・早期胃癌に対する内視鏡的治療後胃におけるヘリコバクター・ピロリ感染症、ヘリコバクター・ピロリ感染胃炎

用法・用量

  • プロトンポンプインヒビター、アモキシシリン水和物及びクラリスロマイシンの3剤投与によるヘリコバクター・ピロリの除菌治療が不成功の場合

    • 通常、成人にはラベプラゾールナトリウムとして1回10mg、アモキシシリン水和物として1回750mg(力価)及びメトロニダゾールとして1回250mgの3剤を同時に1日2回、7日間経口投与する。

禁忌 

【禁忌】

次の患者には投与しないこと

  • 2.1 本製品に包装されている各製剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者[8.3、9.1.2、11.1.11、11.1.12参照]
  • 2.2 アタザナビル硫酸塩、リルピビリン塩酸塩を投与中の患者[10.1参照]
  • 2.3 伝染性単核症の患者[アモキシシリン水和物で発疹の発現頻度を高めるおそれがある。]
  • 2.4 高度の腎障害のある患者[9.2.1参照]
  • 2.5 脳、脊髄に器質的疾患のある患者(脳膿瘍の患者を除く)[メトロニダゾールで中枢神経系症状があらわれることがある。][9.1.6、11.1.21参照]
  • 2.6 妊娠3ヵ月以内の女性[9.5.1参照]

注意 

9.特定の背景を有する患者に関する注意

9.1 合併症・既往歴等のある患者
<ラベプラゾールナトリウム>
9.1.1 薬物過敏症の既往歴のある患者
<アモキシシリン水和物>
9.1.2 ペニシリン系又はセフェム系抗生物質に対し過敏症の既往歴のある患者(ただし、アモキシシリン水和物に対し過敏症の既往歴のある患者には投与しないこと)[2.1、8.3、11.1.11、11.1.12参照]
9.1.3 本人又は両親、兄弟に気管支喘息、発疹、蕁麻疹等のアレルギー症状を起こしやすい体質を有する患者
9.1.4 経口摂取の不良な患者又は非経口栄養の患者、全身状態の悪い患者
観察を十分に行うこと。ビタミンK欠乏症状があらわれることがある。
<メトロニダゾール>
9.1.5 血液疾患のある患者
白血球減少、好中球減少があらわれることがある。[8.7、11.1.25参照]
9.1.6 脳膿瘍の患者
中枢神経系症状があらわれることがある。[2.5、11.1.21参照]
9.1.7 コケイン症候群の患者
重度の肝毒性又は急性肝不全が発現し死亡に至ることがある。[8.8、11.1.26参照]
9.2 腎機能障害患者
9.2.1 高度の腎機能障害のある患者
投与しないこと。アモキシシリン水和物の血中濃度が上昇することがあり、本製品では各製剤の投与量を調節できない。[2.4参照]
<メトロニダゾール>
9.2.2 血液透析患者
メトロニダゾールの注射剤において、メトロニダゾール500mgの単回点滴静注直後の血液透析により、投与量の約45%が除去されたとの報告がある。
9.3 肝機能障害患者
ラベプラゾールナトリウムにおいて、肝硬変患者で肝性脳症の報告がある。
メトロニダゾールの血中濃度が上昇し、作用が増強するおそれがある。
9.5 妊婦
9.5.1 妊娠3ヵ月以内の女性
投与しないこと。ただし有益性が危険性を上回ると判断される疾患の場合は除く。[2.6、16.3.1参照]
9.5.2 妊娠3ヵ月を過ぎた女性
治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。[16.3.1参照]
<ラベプラゾールナトリウム>
9.5.3 動物実験(ラット経口400mg/kg、ウサギ静注30mg/kg)で胎児毒性(ラットで化骨遅延、ウサギで体重の低下、化骨遅延)が報告されている。
9.6 授乳婦
授乳しないことが望ましい。
<ラベプラゾールナトリウム>
9.6.1 動物実験(ラット)で乳汁中へ移行することが報告されている。
<アモキシシリン水和物、メトロニダゾール>
9.6.2 母乳中へ移行することが報告されている。[16.3.2参照]
9.7 小児等
小児等を対象とした有効性及び安全性を指標とした臨床試験は実施していない。
9.8 高齢者
<ラベプラゾールナトリウム>
9.8.1 消化器症状等の副作用があらわれた場合は休薬するなど慎重に投与すること。ラベプラゾールナトリウムは主として肝臓で代謝されるが、高齢者では肝機能が低下していることが多く、副作用があらわれることがある。
<アモキシシリン水和物>
9.8.2
(1)生理機能が低下していることが多く、副作用が発現しやすい。
(2)ビタミンK欠乏による出血傾向があらわれることがある。
<メトロニダゾール>
9.8.3 一般に生理機能が低下している。

8.重要な基本的注意

8.1 本製品に包装されている個々の製剤を単独、もしくは本製品の効能又は効果以外の目的に使用しないこと。また、用法及び用量のとおり、同時に服用すること。
<ラベプラゾールナトリウム>
8.2 ラベプラゾールナトリウムの投与中には、血液像や肝機能に注意し、定期的に血液学的検査・血液生化学的検査を行うことが望ましい。
<アモキシシリン水和物>
8.3 ショック、アナフィラキシー、アレルギー反応に伴う急性冠症候群の発生を確実に予知できる方法はないが、事前に当該事象の既往歴等について、十分な問診を行うこと。なお、抗生物質によるアレルギー歴は必ず確認すること。[2.1、9.1.2、11.1.11、11.1.12参照]
8.4 顆粒球減少、血小板減少があらわれることがあるので、定期的に検査を行うなど観察を十分に行うこと。[11.1.14参照]
8.5 黄疸、AST、ALTの上昇等があらわれることがあるので、定期的に検査を行うなど観察を十分に行うこと。[11.1.15参照]
8.6 急性腎障害等の重篤な腎障害があらわれることがあるので、定期的に検査を行うなど観察を十分に行うこと。[11.1.16参照]
<メトロニダゾール>
8.7 白血球減少、好中球減少があらわれることがあるので、定期的に血液検査を実施するなど、患者の状態を十分に観察すること。[9.1.5、11.1.25参照]
8.8 肝機能障害があらわれることがあるので、定期的に肝機能検査を実施するなど、患者の状態を十分に観察すること。[9.1.7、11.1.26参照]

14.適用上の注意

14.1 薬剤交付時の注意
14.1.1 PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること。PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することがある。
<ラベプラゾールナトリウム>
14.1.2 腸溶錠であり、服用にあたっては、噛んだり、砕いたりせずに、のみくだすよう注意すること。

5.効能又は効果に関連する注意

5.1 ラベプラゾールナトリウムの投与が胃癌による症状を隠蔽することがあるので、悪性でないことを確認のうえ投与すること(胃MALTリンパ腫、早期胃癌に対する内視鏡的治療後胃におけるヘリコバクター・ピロリの除菌の補助を除く)。
5.2 進行期胃MALTリンパ腫に対するヘリコバクター・ピロリ除菌治療の有効性は確立していない。
5.3 特発性血小板減少性紫斑病に対しては、ガイドライン等を参照し、ヘリコバクター・ピロリ除菌治療が適切と判断される症例にのみ除菌治療を行うこと。
5.4 早期胃癌に対する内視鏡的治療後胃以外には、ヘリコバクター・ピロリ除菌治療による胃癌の発症抑制に対する有効性は確立していない。
5.5 ヘリコバクター・ピロリ感染胃炎に用いる際には、ヘリコバクター・ピロリが陽性であること及び内視鏡検査によりヘリコバクター・ピロリ感染胃炎であることを確認すること。

16.薬物動態

16.3 分布
16.3.1 胎児への移行
<メトロニダゾール>
分娩開始初期からメトロニダゾール内服錠200mg注)を3時間ごとに投与して、母子の血中濃度を測定したとき、胎盤関門を通過して胎児に移行することが認められた(外国人データ)。[9.5.1、9.5.2参照]
16.3.2 乳汁中移行
<アモキシシリン水和物>
授乳婦6名にアモキシシリン水和物として500mg(力価)注)単回経口投与後の乳汁中移行は投与後2~6時間後でtrace~0.6μg/mLであった。[9.6.2参照]
<メトロニダゾール>
平均年齢22.5歳の母親及び生後5日の新生児10例を選び、母親にメトロニダゾール内服錠200mg注)を単回経口投与し、4時間ごとに授乳して母乳中及び新生児の血中への移行を測定した。母乳中の平均濃度は投与後4時間目では3.4μg/mL、8時間目では2.2μg/mL、12時間目では1.3μg/mLで母親の血中と同程度に移行したが、新生児の血中濃度は検出限界以下~0.4μg/mLと極めて微量であった(測定法:polarography)(外国人データ)。[9.6.2参照]
16.6 特定の背景を有する患者
16.6.1 腎機能障害患者
<アモキシシリン水和物>
アモキシシリン水和物250mg(力価)を空腹時単回投与したときの最高血中濃度は腎機能正常例(2例)の3.5μg/mLに対し、慢性腎不全例(5例)では7.7μg/mLとなり、半減期はそれぞれ0.97時間、12.6時間であった。
注)本製品の承認された用法及び用量は、「ラベプラゾールナトリウムとして1回10mg、アモキシシリン水和物として1回750mg(力価)及びメトロニダゾールとして1回250mgの3剤を同時に1日2回、7日間経口投与する。」である。

併用禁忌 

薬剤名等臨床症状・措置方法機序・危険因子
アタザナビル硫酸塩
(レイアタッツ)
[2.2参照]
アタザナビルの作用が減弱するおそれがある。ラベプラゾールナトリウムの胃酸分泌抑制作用により、胃内pHが上昇し、アタザナビルの溶解性が低下し、アタザナビルの血中濃度が低下するおそれがある。
リルピビリン塩酸塩
(エジュラント)
[2.2参照]
リルピビリン塩酸塩の作用を減弱するおそれがある。ラベプラゾールナトリウムの胃酸分泌抑制作用により、胃内pHが上昇し、リルピビリン塩酸塩の吸収が低下し、リルピビリンの血中濃度が低下することがある。

併用注意 

薬剤名等臨床症状・措置方法機序・危険因子
ジゴキシン
メチルジゴキシン
相手薬剤の血中濃度が上昇することがある。ラベプラゾールナトリウムの胃酸分泌抑制作用により、胃内pHが上昇し、相手薬剤の吸収を促進する。
イトラコナゾール
ゲフィチニブ
相手薬剤の血中濃度が低下するおそれがある。ラベプラゾールナトリウムの胃酸分泌抑制作用により、胃内pHが上昇し、相手薬剤の吸収を抑制するおそれがある。
水酸化アルミニウムゲル・水酸化マグネシウム含有の制酸剤ラベプラゾールナトリウム単独投与に比べ制酸剤同時服用、制酸剤投与1時間後服用で平均血漿中濃度曲線下面積がそれぞれ8%、6%低下したとの報告がある。機序は不明である。
メトトレキサートメトトレキサートの血中濃度が上昇することがある。高用量のメトトレキサートを投与する場合は、一時的にラベプラゾールナトリウムの投与を中止することを考慮すること。機序は不明である。
薬剤名等臨床症状・措置方法機序・危険因子
ワルファリンカリウムワルファリンカリウムの作用が増強されるおそれがある。腸内細菌によるビタミンKの産生を抑制することがある。
経口避妊薬経口避妊薬の効果が減弱するおそれがある。腸内細菌叢を変化させ、経口避妊薬の腸肝循環による再吸収を抑制すると考えられている。
プロべネシドアモキシシリン水和物の血中濃度を増加させる。アモキシシリン水和物の尿細管分泌を阻害し、尿中排泄を低下させると考えられている。
薬剤名等臨床症状・措置方法機序・危険因子
アルコール腹部の疝痛、嘔吐、潮紅があらわれることがあるので、投与期間中は飲酒を避けること。メトロニダゾールはアルコールの代謝過程においてアルデヒド脱水素酵素を阻害し、血中アセトアルデヒド濃度を上昇させる。
リトナビル含有製剤(内用液)ジスルフィラム-アルコール反応を起こすおそれがある。リトナビル含有製剤(内用液)はエタノールを含有するのでメトロニダゾールにより血中アセトアルデヒド濃度を上昇させる。
ジスルフィラム精神症状(錯乱等)が出現することがある。機序は不明である。
ワルファリンワルファリンの抗凝血作用を増強し、出血等があらわれることがある。メトロニダゾールはワルファリンの代謝を阻害し、その血中濃度を上昇させる。
リチウムリチウムの血中濃度が上昇し、リチウム中毒があらわれることがある。機序は不明である。
ブスルファンブスルファンの作用が増強されることがある。メトロニダゾールはブスルファンの血中濃度を上昇させることがある。
5-フルオロウラシル5-フルオロウラシルの作用が増強される可能性がある。メトロニダゾールは5-フルオロウラシルの血中濃度を上昇させることがある。
シクロスポリンシクロスポリンの作用が増強される可能性がある。メトロニダゾールはシクロスポリンの血中濃度を上昇させることがある。
フェノバルビタールメトロニダゾールの作用が減弱する可能性がある。フェノバルビタールはメトロニダゾールの代謝酵素を誘導し、その血中濃度を低下させることがある。

重大な副作用 

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
<ラベプラゾールナトリウム>
11.1.1 ショック(頻度不明)、アナフィラキシー(頻度不明)
11.1.2 汎血球減少(頻度不明)、無顆粒球症(頻度不明)、血小板減少(0.1%未満)、溶血性貧血(頻度不明)
11.1.3 劇症肝炎(頻度不明)、肝機能障害(0.1~5%未満)、黄疸(頻度不明)
11.1.4 間質性肺炎(0.1%未満)
発熱、咳嗽、呼吸困難、肺音の異常(捻髪音)等が認められた場合には、速やかに胸部X線等の検査を実施し、投与を中止するとともに、副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行うこと。
11.1.5 皮膚障害(頻度不明)
中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)、多形紅斑等があらわれることがある。
11.1.6 急性腎障害(頻度不明)、間質性腎炎(頻度不明)
腎機能検査(BUN、クレアチニン等)に注意すること。
11.1.7 低ナトリウム血症(頻度不明)
11.1.8 横紋筋融解症(頻度不明)
筋肉痛、脱力感、CK上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇を特徴とする横紋筋融解症があらわれることがある。
11.1.9 視力障害(頻度不明)
11.1.10 錯乱状態(頻度不明)
せん妄、異常行動、失見当識、幻覚、不安、焦燥、攻撃性等があらわれることがある。
<アモキシシリン水和物>
11.1.11 ショック、アナフィラキシー(各0.1%未満)
呼吸困難、全身潮紅、血管浮腫、蕁麻疹等を起こすことがあるので、不快感、口内異常感、喘鳴、眩暈、便意、耳鳴、発汗等があらわれた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。[2.1、8.3、9.1.2参照]
11.1.12 アレルギー反応に伴う急性冠症候群(頻度不明)[2.1、8.3、9.1.2参照]
11.1.13 中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)(各0.1%未満)、多形紅斑、急性汎発性発疹性膿疱症、紅皮症(剥脱性皮膚炎)(いずれも頻度不明)
発熱、頭痛、関節痛、皮膚や粘膜の紅斑・水疱、膿疱、皮膚の緊張感・灼熱感・疼痛等の異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
11.1.14 顆粒球減少(0.1%未満)、血小板減少(頻度不明)[8.4参照]
11.1.15 肝障害(頻度不明)
黄疸(0.1%未満)、AST、ALTの上昇(各0.1%未満)等があらわれることがある。[8.5参照]
11.1.16 腎障害(0.1%未満)
急性腎障害等の重篤な腎障害があらわれることがある。[8.6参照]
11.1.17 大腸炎(0.1%未満)
偽膜性大腸炎、出血性大腸炎等の血便を伴う重篤な大腸炎があらわれることがある。腹痛、頻回の下痢があらわれた場合には直ちに投与を中止し、適切な処置を行うこと。
11.1.18 間質性肺炎、好酸球性肺炎(いずれも頻度不明)
咳嗽、呼吸困難、発熱等が認められた場合には、速やかに胸部X線、胸部CT等の検査を実施すること。間質性肺炎、好酸球性肺炎が疑われた場合には投与を中止し、副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行うこと。
11.1.19 無菌性髄膜炎(頻度不明)
項部硬直、発熱、頭痛、悪心・嘔吐あるいは意識混濁等を伴う無菌性髄膜炎があらわれることがある。
<メトロニダゾール>
11.1.20 末梢神経障害(頻度不明)
四肢のしびれ、異常感等が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
11.1.21 中枢神経障害(頻度不明)
脳症、痙攣、錯乱、幻覚、小脳失調等があらわれることがある。ふらつき、歩行障害、意識障害、構語障害、四肢のしびれ等の初期症状があらわれ、本剤による脳症が疑われた場合には、本剤の投与を中止すること。[2.5、9.1.6参照]
11.1.22 無菌性髄膜炎(頻度不明)
項部硬直、発熱、頭痛、悪心・嘔吐あるいは意識混濁等を伴う無菌性髄膜炎があらわれることがある。
11.1.23 中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)(いずれも頻度不明)
11.1.24 急性膵炎(頻度不明)
腹痛、背部痛、悪心・嘔吐、血清アミラーゼ値の上昇等の異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
11.1.25 白血球減少、好中球減少(いずれも頻度不明)[8.7、9.1.5参照]
11.1.26 肝機能障害(頻度不明)[8.8、9.1.7参照]
11.1.27 出血性大腸炎(頻度不明)
腹痛、血便、頻回の下痢があらわれた場合には直ちに投与を中止し、適切な処置を行うこと。
11.1.28 QT延長、心室頻拍(Torsade de pointesを含む)(いずれも頻度不明)

その他の副作用 

<ラベプラゾールナトリウム>

0.1~5%未満0.1%未満頻度不明
過敏症発疹、そう痒感蕁麻疹
血液白血球減少、白血球増加、好酸球増多、貧血赤血球減少、好中球増多、リンパ球減少
肝臓AST、ALT、Al-P、γ-GTP、LDHの上昇総ビリルビンの上昇
循環器血圧上昇動悸
消化器便秘、下痢、腹部膨満感、嘔気、口内炎腹痛、苦味、カンジダ症、胃もたれ、口渇、食欲不振、鼓腸舌炎、嘔吐、顕微鏡的大腸炎(collagenous colitis、lymphocytic colitis)
精神神経系頭痛めまい、ふらつき、眠気、四肢脱力、知覚鈍麻、握力低下、口のもつれ、失見当識せん妄、昏睡
その他総コレステロール・中性脂肪・BUNの上昇、蛋白尿、血中TSH増加かすみ目、浮腫、倦怠感、発熱、脱毛症、しびれ感、CKの上昇目のちらつき、関節痛、筋肉痛、高アンモニア血症、低マグネシウム血症、女性化乳房

注)発現頻度は製造販売後調査を含む。

<アモキシシリン水和物>

0.1~5%未満0.1%未満頻度不明
過敏症発疹発熱そう痒
血液好酸球増多
消化器下痢、悪心、嘔吐、食欲不振、腹痛黒毛舌
菌交代症口内炎、カンジダ症
ビタミン欠乏症ビタミンK欠乏症状(低プロトロンビン血症、出血傾向等)、ビタミンB群欠乏症状(舌炎、口内炎、食欲不振、神経炎等)
その他梅毒患者において、ヤーリッシュ・ヘルクスハイマー反応(発熱、全身倦怠感、頭痛等の発現、病変部の増悪)が起こることがある。

<メトロニダゾール>
<トリコモナス症(腟トリコモナスによる感染症)、嫌気性菌感染症、感染性腸炎、細菌性腟症、アメーバ赤痢、ランブル鞭毛虫感染症>

頻度不明
過敏症発疹
消化器舌苔、食欲不振、悪心、胃不快感、下痢、腹痛、味覚異常
肝臓AST上昇、ALT上昇、総ビリルビン上昇、Al-P上昇、LDH上昇、γ-GTP上昇
生殖器Candida albicansの出現
その他暗赤色尿、発熱

<メトロニダゾール>
<ヘリコバクター・ピロリ感染症>

頻度不明
過敏症発疹、そう痒感
血液好塩基球増多
消化器下痢、胸やけ、悪心、上腹部痛、味覚異常、口腔アフタ、舌炎、鼓腸、黒色便
精神神経系うつ病、頭痛、浮動性めまい、不安定感
その他眼精疲労、疲労、しびれ感
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