製品名 フィジオ70輸液
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- 一般名
- 薬効分類
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電解質・輸液・栄養製剤>輸液
- 価格
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500mL1袋:191円/袋
- 製薬会社
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- 販売提携:大塚製薬株式会社
製造販売元:株式会社大塚製薬工場
- 販売提携:大塚製薬株式会社
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効能・効果
用法・容量 -
効能・効果
- 大量出血を伴わない循環血液量及び組織間液減少時の細胞外液の補給・補正
- 代謝性アシドーシスの補正
- 高張性脱水又はその傾向が認められる場合の細胞外液の補給・補正
用法・用量
- 通常成人、1回500~1000mLを点滴静注する。投与速度は通常成人ブドウ糖として1時間当たり0.25g/kg体重以下とする。
なお、年齢、症状、体重により適宜増減する。
- 禁忌
- 副作用
- 注意
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慎重投与
次の患者には慎重に投与すること
- 腎不全のある患者[水分、電解質の調節機能が低下しているので、慎重に投与すること。]
- 心不全のある患者[循環血液量を増すことから心臓に負担をかけ、症状が悪化するおそれがある。]
- 閉塞性尿路疾患により尿量が減少している患者[水分、電解質の過負荷となり、症状が悪化するおそれがある。]
- 糖尿病の患者[ブドウ糖の組織への移行が抑制されているので、高血糖を生じ症状が悪化するおそれがある。]
重要な基本的注意
- 出血の少ない手術侵襲の小さな患者に用いるよう考慮すること。
適用上の注意
- 調製時
- 本剤はカルシウムを含有するため、クエン酸加血液と混合すると凝血を起こすおそれがあるので注意すること。
- リン酸イオン及び炭酸イオンと沈殿を生じるので、リン酸又は炭酸を含む製剤と配合しないこと。
- pH依存性の配合変化を起こす薬剤(例えばチアミラールナトリウム、カンレノ酸カリウム、含糖酸化鉄)との配合により、澄明でないものは使用しないこと。
- 投与前
- 投与に際しては、感染に対する配慮をすること(患者の皮膚や器具の消毒)。
- 寒冷期には体温程度に温めて使用すること。
- 開封後直ちに使用し、残液は決して使用しないこと。
- 投与速度
- 急速投与した場合、低ナトリウム血症を起こすおそれがあるので、1時間当たり20mL/kg体重以下の速度で投与すること。
高齢者への投与
- 高齢者では心機能、腎機能及び糖代謝等の生理機能が低下しているので、投与速度を緩徐にし、減量するなど注意すること。
小児等への投与
- 低出生体重児、新生児、乳児、幼児又は小児に対する安全性は確立していない(使用経験がない)。