製品名 ニトレンジピン錠5mg「日医工」
ニトレンジピン錠10mg「日医工」

一般名
Nitrendipine
薬効分類
降圧薬
 >Ca拮抗薬(ジヒドロピリジン系)
価格
5mg1錠:9.6円/錠
10mg1錠:9.9円/錠

製薬会社
効能・効果
用法・容量

効能・効果

  • 高血圧症,腎実質性高血圧症
  • 狭心症

用法・用量

  • 高血圧症,腎実質性高血圧症

    • ニトレンジピンとして,通常,成人1回5~10mgを1日1回経口投与する。
      なお,年齢,症状に応じ適宜増減する。
  • 狭心症

    • ニトレンジピンとして,通常,成人1回10mgを1日1回経口投与する。
      なお,年齢,症状に応じ適宜増減する。
禁忌
【禁忌】

次の患者には投与しないこと

  • 妊婦又は妊娠している可能性のある婦人[本剤は動物実験で催奇形作用及び胎児致死作用が報告されている。(「妊婦,産婦,授乳婦等への投与」の項参照)]
副作用
(頻度不明)
過度の血圧低下により意識消失,呼吸減弱,顔面蒼白等のショック様症状があらわれることがあるので,このような場合には投与を中止し,適切な処置を行うこと。
肝機能障害,黄疸
AST(GOT),ALT(GPT),γ-GTPの上昇等を伴う肝機能障害や黄疸があらわれることがあるので,観察を十分に行い,異常が認められた場合には投与を中止し,適切な処置を行うこと。
注意

慎重投与

次の患者には慎重に投与すること

過度に血圧の低い患者
重篤な肝機能障害のある患者[肝硬変患者で血中濃度の増加が報告されている。]
重篤な腎機能障害のある患者[腎機能が悪化することがある。]
高齢者(「高齢者への投与」の項参照)

重要な基本的注意

カルシウム拮抗剤の投与を急に中止したとき,症状が悪化した症例が報告されているので,本剤の休薬を要する場合は徐々に減量し,観察を十分に行うこと。また,患者に医師の指示なしに服薬を中止しないように注意すること。
まれに過度の血圧低下を起こすことがあるので,このような場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
降圧作用に基づくめまい等があらわれることがあるので,高所作業,自動車の運転等危険を伴う作業に注意させること。

適用上の注意

薬剤交付時
PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること。(PTPシートの誤飲により,硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し,更には穿孔を起こして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することが報告されている。)

高齢者への投与

高齢者では低用量から投与を開始するなど患者の状態を観察しながら慎重に投与すること。[一般に過度の降圧は好ましくないとされている(脳梗塞等が起こることがある。)]

妊婦,産婦,授乳婦等への投与

妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には投与しないこと。[本剤は動物実験で催奇形作用及び胎児致死作用が報告されている。]
授乳中の婦人への投与は避けることが望ましいが,やむを得ず投与する場合は,授乳を避けさせること。[動物実験で母乳中へ移行することが報告されている。]

小児等への投与

小児に対する安全性は確立していない。(使用経験がない。)

薬物動態

吸収・血中濃度
健康成人に10mgを経口投与したときの血漿中未変化体濃度は投与後2~3時間で最高濃度に達し,その後の消失は2相性を示し,t1/2βは約10時間であった。
tmax(h)Cmax(ng/mL)t1/2β(h)AUC(ng・h/mL)
2~371037
(健康成人22例,10mg単回投与)
本態性高血圧症患者5例に本剤1日1回10mg投与したとき,降圧効果と血漿中濃度は有意な相関を示し,最小有効血漿中濃度は1.13ng/mLと推定された。
代謝・排泄
健康成人にニトレンジピン10mgを経口投与したとき,主な代謝経路は,ジヒドロピリジン環の酸化,エステル結合の開裂及びメチル基の酸化と,これらに引き続くグルクロン酸抱合であった。これらの代謝物の薬理作用はニトレンジピンに比し極めて弱く,投与後48時間までに投与量の52.4%が尿中に排泄された。
蛋白結合率
約98%(in vitro,5~100ng/mL濃度時)
チトクロームP450の分子種
CYP3A4